令和2年度日誌
入賞おめでとう
福島県橋友会主催第8回「橋の絵」コンクールにおいて、1年生が銀賞を受賞しました。夏休みに描いたものをもとに、学級でさらにアイディアいっぱいに仕上げた作品です。「にじのはし」というタイトルの作品は、カラフルで大きな橋が描かれ、その下を、大好きな祖母の家の犬と本人が仲良く散歩しています。
修了式に先立ち、分校長先生から大きな賞状と記念品を授与していただきました。おめでとう!!
令和2年度 修了式
3月23日(火)令和2年度の修了式でした。新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休業があったり、「新しい生活様式」を取り入れた学校生活になったりと、いろいろと大変なこともありましたが、運動会やパワー祭りなどの大きな行事もでき、また学習も遅れることなくがんばった一人一人に、分校長先生から修了証書が授与されました。
礼儀正しく修了証書を受け取り、自信に満ちた表情で1年を締めくくることができました。思い出発表では、3学期に達成したことや、進級したらがんばりたいことをしっかり話す姿に、頼もしさを感じた式でした。
卒業証書授与式
3月17日(水)は卒業証書授与式でした。今年度は、幼稚部年長ぞう組の1名が幼稚部を卒業しました。式では元気よく返事をし、校長先生から保育証書を受け取ることができました。
在校生代表の5年児童が「おくることば」で掃除の挨拶係のがんばりをほめてくれたり、パワー祭りの劇の思い出を話してくれたりする間も、頷きながらよく聞いていた卒業生!「おわかれのことば」では一年間の思い出や小学部に行ってがんばりたいことを堂々と自分の言葉で伝えることができました。
幼稚部での成長と、これからの学校生活に期待を感じるよい式となりました。
お忙しい中、ご臨席いただいた皆様、お祝いのことばをお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後とも聴覚支援学校会津校をよろしくお願いいたします。
卒業おめでとう会
3月4日(木)、幼稚部年長児さんの卒業を祝う「卒業おめでとう会」を行いました。児童会行事ということで、5年生を中心に小学部の児童が協力し、話し合いや準備を進めてきました。
会の前半は、卒業生の思い出発表や、小学部児童からのおくる言葉がありました。おくる言葉の後には、プレゼントとしてみんなからのメッセージが書かれた色紙をもらったり、くす玉を割ったりして、お祝いしてもらった卒業生もとても嬉しそうな様子でした。
後半は、卒業生からリクエストのあった「乗り物バスケット」と、小学部のみんなで相談して決めた「ボウリング」を行いました。どちらも大変盛り上がり、みんな夢中になって楽しんでいました。会の最後には、卒業生手作りの「マスクケース」を卒業記念品として一人一人にプレゼントしてもらいました。卒業生も小学部児童も、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
幼稚部ひなまつり会
3月3日はひなまつりでした。女の子のお祭りですが、せっかくなので、ひな人形を作ってお祝いをしました。自分で作ったひな人形を飾り、「うれしいひなまつり」を歌ったり、ひなまつりを題材にした絵本を読んだりしました。 最後に、ひなあられと甘酒で会食をし、華やかなひなまつりの雰囲気を味わいました。「ひなあられは、カリカリするね。」、「甘酒は、甘くておいしいね。あったかいね。」とひなまつりならではの味に大満足でした。
入賞おめでとう!
3月1日(月)の児童集会では、小学部の児童の表彰がありました。一つは「第32回全国聾学校合奏コンクール」です。夏休みから練習してきた「ミッキーマウスマーチ」が見事「努力賞」に入賞しました。もう一つは、「第65回福島県書き初め展」において硬筆の部で2年生が特選、毛筆の部で5年生が金賞に入賞しました。硬筆初挑戦の1年生も銀賞でした。
教頭先生から一人一人賞状を受け取り、みんな誇らしげな表情でした。今後の励みにもなったようです。
今年度最後の「ピッキオさん」読み聞かせ
2月25日(木)、今年度、最後の読み聞かせには、ピッキオさんのお二人が来校してくださいました。新型コロナウイルス感染症の予防に万全を期しながら、6月~2月まで毎月、いろいろな本を読んでいただき、読書に対する興味関心が高まるきっかけとなりました。
今回、子どもたちから「一年間ありがとうございました。」「いつも楽しい本を選んでくれてうれしかったです。」など、感想やお礼の言葉を述べてまとめとしました。1年間本当にありがとうございました。
また、次年度も継続してくださるそうです。どうぞ令和3年度もよろしくお願いします。
子育て座談会を開催しました
2月12日(金)、東北福祉大学 教授 大西孝志先生をお招きして、「子育て座談会」を開催しました。
午前の部は、早期教育相談「みみちゃん教室」利用者の保護者4組が参加し、自己紹介のあと、我が子に身につけてほしいことを出し合って共有したり、普段の子育てで心配なことを質問したりしました。また、午後の部は在校生の保護者3名が参加し、個別に、現在の学校生活についての悩みや進路について相談しました。
大西先生からは、現代社会における多様性や季節の行事を通しての体験について話題提起があり、家庭でのやりとりがいかに子どもたちの思考や価値観につながるかというお話に、保護者はみんな頷きながら聞き入っていました。保護者が望む「我が子に身につけたい力」は「友達と仲良くすること」「助けを求められること」「自分の意見を言えること」など、それぞれ表現は違いますが、やはり「コミュニケーション」に関わることが一番多かったです。言葉を育て、心を育て、やりとりをお互いに楽しめるような関係作りが大切だと改めて感じることができた時間でした。
幼稚部居住地園との交流会③『楽しかった交流活動』
2月9日(火)、会津若松市立河東第三幼稚園と今年度、最後の交流活動を行いました。お友達とかるた取りをしたり、「おにわなげ」で遊んだりしました。かるた取りは、負けてしまって悔しかったけれど、楽しいひとときでした。「おにわなげ」は、「おにはそと」の代わりに「おにわなげ」と言いながら輪を投げました。言葉遊びがおもしろくて、交代しながら何度も遊びました。
最後に、お別れのお集まりをして、最後のゲームを楽しみ、プレゼントを交換し合って、別れを惜しみました。みんなと遊んで、楽しい思い出がたくさんできました。
河東第三幼稚園のみなさん、ありがとうございました。
東京2020パラリンピック聖火リレートーチ展示
2月10日(水)、オリンピック・パラリンピック教育推進校である聴覚支援学校(郡山市)が、福島県オリンピック・パラリンピック推進室より「東京2020パラリンピック聖火リレートーチ」の貸出を受け、会津校でもトーチの展示を行いました。
貸し出していただいたトーチは、全長:710mm、本体重量:1.2kg、色:桜ピンク、主な材料:アルミニウムの特注品です。はじめて見るトーチに子どもたちは興味津々で、パネルの前でトーチを持つポーズを取ったり、トーチの壮麗さに見入ったりしていました。
ビニール手袋を着用し、取り扱いには十分注意して、実際にトーチに触れる体験も行いました。「きれい。」「桜の模様がある。」「以外と軽い。」などと感想を言いながら、みんな笑顔でトーチに触れていました。
福島県オリンピック・パラリンピック推進室の皆様、このような機会を提供していただきありがとうございました。
高郷小学校との居住地校交流⑤
2月8日(月)に、今年度最後の高郷小学校との交流が行われました。
図工「ストローでこんにちは」では、ストローの動きから、「赤ちゃん、作りたい。」と作りたいことを思い浮かべ、教師と一緒にパワー祭りのステージ発表で演じた桃から生まれた赤ちゃん風に仕上げました。その後も、次から次へとアイディアが浮かび、レモンティーを飲む様子の作品や、猫が手招いている様子の作品を完成させました。
学活「手話に親しもう」では、会津校担任が授業をさせていただきました。補聴器クイズでは、みんなが想像していたよりも補聴器は高価なものであることや水や衝撃に弱いことなどを知り、驚く様子が見られました。また、聴覚支援学校には、光るチャイムがあることや、騒音を減らすために椅子や机にテニスボールをつけていることなど学校の様子について知ってもらいました。ビンゴと歌で使う手話は事前にイラストで確認していたので、当日は自信もって表現していて、みんなでとても楽しく手話に親しむことができました。
音楽では、友達と2人組になり、バンブーダンスを取り入れて「ウンパッパ」のリズムを体を動かしながら感じ取っていました。また、2年生による「聖者の行進」や「さんぽ」の演奏も聴きました。
授業だけでなく昼休みも友達と一緒に積み木とビー玉をエアホッケーに見立てて夢中になって遊び、あっという間に下校の時間になってしまいました。「来年度もよろしくお願いします。」「また会おうね。」と校長先生や学級の友達に挨拶をして帰りました。
校長先生をはじめ、高郷小学校の先生方には大変ご配慮いただき、楽しく充実した交流を行うことができました。本当にありがとうございました。
城西小学校との居住地校交流
2月3日(水)、小学部1年生が会津若松市立城西小学校と第5回目の居住地校交流を実施しました。
教科学習の交流の中で、先生と一緒に自分の考えを友達に伝えたり、友だちの活動している様子を見て自分も挑戦しようとしたり、居住地校交流の良さや面白さを児童が実感できる場面が数多くありました。
業間には、城西小学校の5年生による、豆まき集会に参加し、たくさんの豆をもらうことができ、友だち同士で豆を見せ合う姿がとても印象的でした。
昼休みは、学級の友だちに誘われ、体育館でなわとびをして遊びました。指文字や手話を覚えて話しかけてくれる友だちや、どっちが多く跳べるか対決を挑んでくれる友だちなど、児童同士で笑顔を浮かべながら、やりとりを楽しむ姿が見られました。
今年度、城西小学校の校長先生をはじめ、交流学級の担任の先生や多くの先生方へご配慮いただき、楽しくとても充実した交流を行うことができました。本当にありがとうございました。
豆まき会
2月2日(火)、豆まき会を行いました。今回は児童会活動ということで、5年生が中心となって会の流れを考え、担当の先生と相談しながら準備を進めてきました。
教頭先生からは「どうして年の数だけ豆を食べるのか」について、また5年生からは「なぜ、豆まきをするようになったのか」についての紙芝居の発表があり、子どもたちは真剣に話を聞いていました。
その後、それぞれの「心の中にいる鬼」を発表しました。今年の年男である5年生から福豆をもらい、「心の中にいる鬼」に向かってみんなで元気よく「鬼は外、福は内!」と豆をまくことができました。途中から登場した赤鬼を退治しようとみんなで豆をまき、大盛り上がりの豆まき会となりました。
雪遊び・スキー教室
1月29日(金)、子どもたちが楽しみにしていたアルツ磐梯スキー場での、「雪遊び・スキー教室」を行いました。
会津の冬らしい雪の降る寒い日となりましたが、子どもたちは元気いっぱい、そり滑りやスキーを行うことができました。昨年度とは打って変わり、スキー場のゲレンデには雪がたくさんあり、雪質も最高でした。
準備体操の後、スノーエスカレーターに乗ってゆるやかな斜度の斜面を滑る練習を行いました。そして、リフトに乗り、スキー場のメインゲレンデの広い斜面をみんなで滑りました。斜度が急になりましたが、しっかりとハの字を作り、スピードをコントロールしながら滑ってくることができました。全員、本当に上達しました。また、そり滑りをした児童は、一人で上手にそりを操作し、新雪を舞い上げながら斜面も滑り降りてきました。
寒さを心配しましたが、たくさん動いたため身体が熱くなったほどでした。お腹も空いて食べたお昼のカレーは最高においしかったです。
今回の雪遊び・スキー教室は、アルツ磐梯スキー場様に新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、様々なご配慮をいただき、安心・安全に実施することができました。本当にありがとうございました。
子どもたち全員が、大満足の楽しく充実した雪遊び・スキー教室となりました。
ピッキオさんの読み聞かせ
1月28日(木)、今日は子どもたちが楽しみにしている読み聞かせボランティア「ピッキオ」さんの絵本の読み聞かせの日でした。
今回も、子どもたちの興味関心を引き出す絵本、季節や行事に関係する絵本、大切なことを教えてくれる(考えさせてくれる)絵本等、子どもたちに合わせた絵本を持参いただきました。
文や絵に合わせて、読み方に強弱やリズム、アクセントなどをつけながら、大きな声ではっきりと読んでいただき、子どもたちは絵本に引き込まれていきました。
今回も絵本の楽しさやおもしろさを十分に味わうとともに、考えたり、想像したり、感動したりすることができました。
ピッキオの皆さん、ありがとうございました。そして、来月もまたよろしくお願いいたします。
書き初め展開催中
現在、会津校の廊下で「書き初め展」を開催しています。初めて筆を持って書いた字、たくさん書いてどれにしようか迷って選んだ作品、書写で学んだことを生かして字形を意識し集中して書いた言葉・・・どれも力作です。
子どもたちも、いろいろな先生に自分の作品のがんばったところを発表したり、友達の作品のいいところを見つけたりと、やりとりをしながら鑑賞しています。
書き初め展は2月12日(金)まで開催予定です。
体育の学習(雪遊び・スキー)
昨年は、暖冬のためほとんど雪が降らず、学校でスキーや雪遊びはできませんでした。しかし、今冬は雪もたくさん降り、学校周辺も一面の銀世界となり、体育では雪遊び・スキーを行うことができており子どもたちは大喜びです。
今日の体育は、学校の築山でスキーを行いました。先週、中庭で学習したことを生かして、築山の斜面を「ハの字(プルークボーゲン)で滑ること」へ取り組みました。
スキー板をハの字にすること、膝と足首を曲げてハの字をつくること、目線を足下ではなく進む方向へ向けること、などを丁寧に確認しながら練習しました。何度か斜面を滑るうちに、プルークボーゲンのコツをつかみ、スピードを上手にコントロールしながら築山の斜面を滑ることができるようになりました。一緒に練習したA先生が一番苦戦していました(笑)
来週に予定されているさ雪遊び・スキー教室を心待ちにしています。
第5学年 坂下東小学校との居住地校交流④
1月18日(月)、坂下東小学校5年生との居住地校交流を行いました。
2時間目の体育では、縄跳びとマット運動に取り組みました。マット運動では、各個人で技を練習する時間があり、会津校の5年生は友達の練習する様子をよく見たり、実際に後転や跳び前転を繰り返し練習したりと、熱心に取り組む姿が見られました。
3時間目の音楽では、冬に関する曲や、器楽「剣の舞」の演奏を鑑賞しました。「剣の舞」では、それぞれの旋律でどの楽器が使われているかよく気を付けて聴いていました。また、言葉を使ったリズム遊びでは、リズムに合わせて手拍子をするのがなかなか難しかったようですが、夢中になって取り組んでいました。
昼休みには友達に誘ってもらい、ウノやトランプをして楽しみました。また、休み時間には友達から好きなアニメの絵をもらったり、自分の描いた絵も見せたりと、好きなアニメの話題でやりとりをする様子も見られました。
次回は2月に交流を実施する予定です。坂下東小学校の皆様、大変お世話になりました。また次回もよろしくお願いいたします。
高郷小学校との居住地校交流④
1月13日(水)に、高郷小学校との交流で、図工の授業やだんごさしの行事に参加してきました。
図工「つないでつるして」は、「友達と協力して作る」というめあてでした。男子グループで、細長く切った画用紙をつないで長くしていきました。反対側からつないでいる友達の姿が見えなくなり、先を追っていくと、教室を飛び出てオープンスペースまで続いていました。あまりにもの長さに思わず会津校児童は「長―い!」と叫んでいました。友達と協力して行ったからこそできた作品であり、一緒に作る面白さを感じることができました。
だんごさしは、1・2年生合同で行いました。今年度は2年生という立場でもあり、率先してだんごをこねたり、片付けをしたりする姿が見られました。作っている途中から何度も「だんご、食べたいね。」と言っていたので、給食でだんごが添えられると、真っ先にだんごを食べていました。
昼休みには、どっさりと積もった雪の上に寝転がったり、雪を丸めたりして雪遊びを楽しむことができました。
高郷小学校のみなさん、今回も大変お世話になりました。
食育講座
1月12日(火)に会津大学短期大学部食物栄養学科の教授である鈴木秀子先生による食育講座が行われました。今年度のテーマは「バランス良く食べよう」です。
前半は保護者向けに幼児期・学童期の食事の大切さについてお話いただきました。家庭での毎日の食育が、子どものからだだけでなくこころの成長にも大切であることが分かりました。みんなで楽しく食べること、朝ご飯はしっかり食べること、感謝して食べることなどを家庭と学校で連携しながら取り組んでいきたいと思います。
保護者向けの講演を待っている間、子どもたちは赤、黄、緑の食べ物がそろうとビンゴになる「食べ物ビンゴ」を行いました。ゲームを通して赤、黄、緑の仲間をそろえて食べると元気に過ごすことができるという話を聞いた後、保護者の皆様と一緒に合流し、食べ物カードを使って栄養バランスのとれた夕ご飯の献立を親子で考えました。鈴木秀子先生のアドバイスを受けて、ピーマンが苦手な児童は、代わりに自分が食べられるほうれん草を使った和え物を選んでいました。
保護者の皆様からは、「自分で食べたいものを決めて作ったり、作り方を見せたりしていきたいです。」と前向きな感想がありました。一緒に作る、一緒に同じものを食べる経験を家庭で取り組んで欲しいと思います。
鈴木秀子先生、本当にありがとうございました。
全体懇談会・PTA奉仕作業
1月12日(火)、第3学期の全体懇談会を開催いたしました。教頭から2学期の学習活動の様子や学校評価の結果について説明をしたあと、保護者の皆様から冬休みの様子をお聞きしました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため制約の多い日々になってしまったものの、お正月の準備を一緒にしたり、晴れ間を見つけて縄跳びで体を動かしたり、いろいろと過ごし方を工夫されたようでした。また、宿題への取り組みで成長を垣間見たというご家庭もあり、3学期への期待の大きさを感じました。
当日は、PTA奉仕作業もあり、封筒作りをしていただきました。校名変更に伴う事務作業でしたが、短時間で丁寧に仕上げていただき、本当に助かりました。
お忙しい中、ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
第三学期スタート
1月8日(金)会津の冬らしく雪が降り積もり、一面雪景色の新学期スタートとなりました。始業式では本校の校長先生に代わり、分校長先生から新しい年に希望をもって歩んでいくアドバイスとして、「失敗は成功のもと」というお話がありました。「できない」と諦める前に、「できそうなこと」「できそうな方法」を見つけてチャレンジすることこそが大切だということです。3学期は学習のまとめの時期でもあるので、一人一人がきっと「できること」「やってみたいこと」をどんどん増やしてくれることと期待しています。
思い出発表では、クリスマスのこと、雪遊びやスキーのこと、お正月のことなど、冬休みならではの内容を、楽しかったこと、がんばったこと、悔しかったことなどを感情を込めて発表することができました。
会津校お楽しみコンサート
12月24日(木)、これまでの音楽活動の集大成として、「会津校お楽しみコンサート」を開催しました。
幼稚部は担任の伴奏に合わせてリズムよくキーボードを弾いたり太鼓を叩いたりすることができました。小学部の低学年は鍵盤ハーモニカで、階名や弾き方など学習したことを意識して発表し、高学年はきれいなハーモニーでリコーダーの二重奏を披露しました。もちろん、最後は全国聾学校合奏コンクールで取り組んだ「ミッキーマウスマーチ」で締めくくりました。
当日は、お迎えに来た保護者の皆様や先生方にも発表を聴いていただき、緊張の中にも充実感いっぱいのコンサートとなりました。
第2学期終業式
12月24日(木)、子どもたち全員が元気に出席して第2学期始業式が行われました。
分校長先生から、2学期の学習活動を振り返り、「毎日の学習の積み重ねがあり、心も体も大きく成長した2学期だったこと」「冬休み中も新型コロナウイルス感染症の拡大が続いているため、マスクの着用や手洗いやうがいなど、健康には注意をして過ごすこと」「3学期の始業式1月8日(金)に、また元気な皆さんと会えることを楽しみにしていること」などのお話しを聞きました。
そして、恒例となっている2学期の思い出発表を行いました。パワー祭り(学習発表会)のステージ発表や制作活動、只見線学習列車、体育の学習など2学期に頑張ったことや楽しかったことなどを一人一人が発表しました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、学習内容が制限されることも多かったですが保護者の皆様のご理解ご協力と感染症対策に万全を期すことで、ほぼ予定していた学習活動を行うことができました。
子どもたち一人一人の心も体も大きく成長した2学期でした。
愛校活動
12月22日(火)の愛校活動で、子どもたちと教職員全員で校舎内の清掃活動を行いました。
各教室のごみ集め、トイレ、音楽室・図工室、プレイルームの掃除など、各々の担当場所の清掃を行いました。
子どもたちは、床の掃き掃除、モップ掛け、ぞうきん掛け、じゅうたんの掃除機掛け、便器磨き、ごみの運搬などを一生懸命に行い、校舎内はとてもきれいになりました。清掃活動を通して、学校を大切に使う気持ちや感謝の気持ち(愛校心)を育むことができました。
楽しいね!雪遊び
強い寒気が流れ込み、ここ会津も今週はずっと雪の天気となり、一面の銀世界が広がっています。
学校の中庭にも雪が積もり、雪合戦、そり滑り、雪だるま作りなど、子どもたちは笑顔いっぱい楽しく雪遊びができました。
大人はこの大雪に四苦八苦していますが、子どもたちは大喜びです。
2学期も残すところわずかとなりました。体調には十分に気をつけて、来週の2学期終業式を迎えたいと思います。
坂下東小学校との居住地校交流3
12月9日(水)、5年生が坂下東小学校5年生との居住地校交流を行いました。
1時間目の国語では、漢字を使ったクイズを作ったり、友だちとクイズを出し合ったりしました。クイズを作るのが難しく悩むこともありましたが、友だちにアドバイスをもらいながら取り組むことができました。また、友だちの作ったクイズはなかなか難しかったようでしたが、答えを真剣に考える様子が見られました。
4時間目の体育ではサッカーをしました。グループ対抗でのドリブルリレーでは、友だちの声援を受けながら早くパスをつなごうと一生懸命に取り組んでいました。3回のリレーのうち、3回とも会津校5年生のいるグループが1位になることができ、とても嬉しそうな様子でした。
昼休みは鼓笛の練習があり、友だちの練習する様子を見学しました。クラスの子たちが鍵盤ハーモニカを熱心に練習し、一人ずつ先生の前で演奏をチェックしてもらう姿に驚いたようでした。演奏も、「みんな上手でびっくりしました。」と話していました。
今学期の交流は今回で最後となり、次回は3学期にまた交流させていただく予定です。坂下東小学校の皆様、今回も大変お世話になりました。
居住地園との交流会『発表会』
12月5日(土)に、交流している会津若松市立河東第三幼稚園の発表会がありました。11月下旬から、交流活動で、一緒に合奏や手話ソング、劇を練習してきました。当日は、みんなとおそろいの衣装を着て、張り切ってステージに立ちました。「さんぽ」の合奏では、カスタネットを担当し、太鼓のリズムを良く聴いて合わせることができました。みんなに手話を教えてあげた手話ソング「小さな世界」は、息もぴったり合って、楽しく歌うことができました。
元気いっぱい、笑顔いっぱいの発表会になりました。河東第三幼稚園のみなさん、ありがとうございました。
町探検「コパン」
11月26日(木)に、2年生が生活科「町探検」の学習で、学校の近隣にあるベーカリー&カフェ「コパン」へ行ってきました。
これまでに何回か「コパン」の前を通ると、焼きたてのパンのにおいがして「どんなお店かな?」「入ってみたいな。」と気になっていた2年生。ドキドキしながらお店のドアを開けて、美味しそうなパンが並んでいるのを見て大興奮でした。
お店の人に質問をする時は、緊張している様子が見られましたが、パンの種類や働いている人数などをとても丁寧に教えていただき、気になっていたことが解決して満足したようでした。
買い物では、自分の好きなパンを選び、トングでつまんでおぼんにのせる経験もとても貴重でした。学校に帰ると、「アンパンマンのチョコパンとピザを買ったよ。」「メロンパンといちごのボールを買いました。」と、目を輝かせて報告していました。
総合的な学習に時間「会津の歴史ついてに調べよう!」
11月26日(木)、5年生は飯盛山周辺の見学に行ってきました。今まで、総合的な学習の時間を使って白虎隊について調べてきましたが、自刃の地や、白虎隊士が飯盛山に来る際に通ったとされる洞穴など、白虎隊士ゆかりの地を巡ることで、調べた内容についてより実感をもつことができました。また、白虎隊記念館では白虎隊士の肖像画や、自刃の際に用いられた刀など、様々な展示品を真剣な表情で見ていました。インターネットや本だけでは分からなかったことを知る良い機会となりました。
給食感謝の会
11月25日(水)の業間時に、栄養技師の平野さんを招いて、給食感謝の会を開きました。
子どもたちからは、「おいしい給食をありがとうございます。」「みそ汁がおいしいです。」など、感謝の気持ちや日頃の給食の感想が込めた手紙を1人1人渡しました。
学校での勤務が初めてという平野さんは、子どもたちからの手紙にとても感激されていました。
その後は、幼児児童が積極的に質問をし、給食を毎日約260食作っていることや、みんなの大好きなからあげは約620個作っている事を知り、子どもたちだけでなく教員も驚きでした。
今日からまた、給食を作っていただいている平野さんや調理員さんのことを思いながら、みんなでおいしく給食をいただきたいと思います。
楽しかったね!幼稚部本分校交流会
11月13日(金)、郡山の本校に県内3つの分校の幼児が集まり、交流会を行いました。日頃、少人数での活動なので、同じ年ごろのたくさんのお友達と遊ぶことが、とても楽しみでした。お集まりでは、緊張しながら自己紹介をしました。運動遊びでは、体育館でリボン体操をしました。たくさんのリボンが虹のようになびいて、とてもきれいで、いつもよりも張り切って取り組みました。風船運びリレーでは、お友達とペアになって、慎重に風船を運びました。ペースを合わせて運ぶ緊張感や運ぶことができたときの達成感は、お友達とペアを組んだからこそ味わえる、貴重な感覚でした。
楽しくて、一日があっという間に過ぎました。宝拾いの宝も嬉しかったのですが、それ以上に、みんなと過ごした時間が宝物になりました。
交流会が終わった翌週には、本校のお友達からお手紙が届きました。楽しかった交流会を思い出し、笑顔が弾けました。これから、お返事を送ろうと思います。
第2回竹田校との交流
11月18日(水)会津支援学校竹田校の5年生とオンラインで今年度2回目の交流を行いました。今回は、竹田校の児童が計画し進行係を務めてくれる中、シルエットクイズ・わたしはだれでしょうクイズ(スリーヒントクイズ)・ものまねクイズを楽しみました。 画面を通してのやりとりは、なかなか難しいものですが、幼稚部と5年生がタッグを組んで電車と駅員さんのものまねをしたり、なかなか答えが出ないのを見かねて全員でペンギンのものまねをしたり・・・何とかして伝えようとする姿がとても微笑ましかったです。
最後にはフリーのお話タイムもあり、好きな食べ物を聞き合いみんなハンバーガーやお寿司が好きだと盛り上がったり、段ボールで自作した刀を自慢して羨ましがられたりという場面もあり、予定の時間をオーバーするくらいの楽しい交流となりました。
第2回校内研修会
11月17日(火)、講師に公益財団法人 聴覚障害者教育福祉協会 事務局長の松本末男先生をお迎えし、第2回校内研修会を実施しました。
午前中は、幼稚部と小学部の授業参観、午後は授業についての指導助言、講演会を実施しました。
午前中の授業参観では、幼児児童の学習の様子をご参観いただくとともに、時折、松本先生自らが授業を行い、模範を示してくださいました。松本先生の模範授業から、子どもたち自らに思考させ、表現させることの大切さ、言葉の定着を図るための指導のあり方、言葉で表現させることの重要性などを学ぶことができました。
午後の授業についての指導助言では、幼児児童の実態を的確に捉え、授業内容や指導のあり方、配慮しなければならない点などについて、非常に的確で分かりやすいご指導ご助言をいただきました。明日からの指導に生かすことのできるご指導ご助言、励ましをいただき、授業者にとって、とても貴重な時間となりました。
まとめとなる講演会では「授業をすすめるのに大切ないくつかのこと」の演題でご講演をいただきました。「先生の願いを明確にもつ」「授業をもっと楽しいものにすること」「子どもが、分かりたい、分かろうとしていることが大事」「最後まで頑張らせる」など、聴覚障がい教育における授業で、大切にしなければならないことを具体的な事例を交えて、お話いただきました。松本先生からご教授いただいたことを大切にしながら、日々の教育活動を教職員が一丸となりチームとして行っていくことで、本校の目標である「学力・言語力、そして生きる力を育む」を達成することができると、強く実感できました。
松本末男先生、私たちの心に響く、熱い貴重なご指導ご助言をいただき本当にありがとうございました。
第3回愛校活動
11月16日(月)に第3回愛校活動を実施しました。今回はパンジーの苗とチューリップの球根を植えました。高学年と教員は土作り、低学年は球根と苗の数を数えて自分の担当花壇へ持っていくなど、役割分担をして行いました。高学年は低学年にやさしく教えたり、花の色のバランスを考えたり工夫する場面も見られ、頼もしく感じられました。低学年は先生と一緒にやりとりをしながら植えました。春にはパンジーとチューリップの花が咲いて、会津校を明るくしてくれることでしょう。
大きく、おいしく育ったよ!
10月の下旬、天気の良い日に、小学部の1・2年生と幼稚部のぞう組が、一緒に育てたさつまいもを収穫しました。
「おおきく育ったかなぁ?」と期待に胸を膨らませて、さつまいものつるを引っ張りました。大きなさつまいもが出てくると、みんな大喜び!土の中を掘り進めると、大小様々なさつまいもが次々と出てきました。大豊作で、他の学級の友だちにも、お裾分けしました。それぞれの学級で、調理して食べるのが楽しみです。
高郷小学校との交流③
11月6日(金)の高郷小学校での交流では、図工や音楽に参加し、説明を聞き集中して作品作りに取り組んだり、みんなと一緒に振り付けをして「こぎつね」を歌ったりしました。また、この日は、収穫感謝祭ということで、前回掘り起こしたさつまいもを切ったり蒸かしたりしていただきました。農業科支援員の方をお招きした会食は、高学年が作ってくれた白米、豚汁、味噌田楽もあって、実りの秋を満喫しました。
帰りに1日を振り返って感想を発表しましたが、一番楽しかったのは、お友達の手作りおもちゃで遊んだ「生活」だったそうです。今度は、お気に入りのおもちゃを自分で作ってみよう!と意気込んでいます。
坂下東小学校との居住地校交流
11月4日(水)、坂下東小学校5年生との交流を行いました。
3・4時間目の図工では、版画に取り組みました。版画を刷る作業の時には、クラスの友だちに「ここを使っていいよ。」「こういう風にやるんだよ。」等と声を掛けてもらい、友だちの話しを聞きながら真剣に取り組んでいました。
6時間目には、学級でのハロウィンパーティーがありました。事前にクラスの子どもたちで話し合って、今回の交流の日程に合わせてくれたそうです。ハロウィンパーティーでは仮装コンテストをしたり、ゲームをしたりと大盛り上がりでした。会津校の5年生も楽しい雰囲気を味わうことができたようでした。
今回もクラスの子どもたちがたくさん声を掛けてくれ、楽しく交流してくることができました。坂下東小学校の皆様、ありがとうございました。
只見線学習列車
10月30日(金)、子どもたちが楽しみにしていた「只見線学習列車」利用の校外学習が実施されました。少し肌寒い天候でしたが、子どもたちは元気いっぱいに迎えのバスに乗り込み、会津坂下町の会津中央乳業へ向かいました。工場を見学させていただき、担当の方より牛乳ができるまでの工程や乳牛の体の特徴などについてわかりやくお話しをいただきました。また会津中央乳業さんの給食でいつも飲んでいる牛乳と他の牛乳との飲み比べをさせていただきました。どの牛乳もとてもおいしく、子どもたちは大満足でした。その中でも特におすすめは特別な製法で作っている「会津のべこの特濃 もうひとしぼり」です!。
次に会津柳津町の岩井屋さんへ向かい、あわまんじゅう作り体験を行いました。お店の方に作り方を教えていただき、半球の器に生地とあんこを詰めて、あわまんじゅうを作りました。大きさや形は一人一人違いましたが、ふっくらと蒸し上がった熱々のあわまんじゅうは最高でした。
続いてバスに乗って会津川口駅へ向かい、停車していた只見線の列車に乗り込みました。発車の時刻になると金山町の関係者の皆さんがお見送りに来てくださり、子どもたちも、引率の教員もとても感激しました。
列車が出発すると、みんなが楽しみにしていた「JR只見線満喫弁当」をいただきました。会津のおいしいものや特産品がたくさん詰まったお弁当は色彩も鮮やかで、味も最高でした。いつもの給食よりたくさん食べることができた子どもたちも多かったです。また車窓からは、色鮮やかに紅葉した奥会津の山々や只見線の絶景ポイントなどを眺めることができました。終点の会津若松駅に到着し、バスで学校へ帰校して校外学習が無事終了しました。とても充実した活動内容で、子どもたちも引率した教員も大満足の「只見線学習列車」となりました。
今回の「只見線学習列車」の行程企画、添乗していただいた「奥会津観光」様をはじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
体育専門アドバイザー来校
10月23日(金)、昨年度に引き続き、会津教育事務所の「小学校体育専門アドバイザー 武藏 信介(むさし しんすけ)先生」に来校いただき、小学部体育科の授業へご指導ご助言をいただきました。子どもたちは昨年度、武藏先生と学習したことをよく覚えており、打ち解けた楽しい雰囲気で学習を行うことができました。
毎時間行っている「※身体つくりの運動」では、各運動のポイントや動きのバリエーション、身体のどの部位を意識するとよいか、などについてご指導いただきました。「スキップ」では、足をZ型にするとよいこと、「カニ走り」では、手を上で叩いたり、火山が噴火するように大きく動いたりする楽しい動きを取り入れるとよいこと、「ウサギ走り」では、おしりを高く上げ、両手をしっかりと床につくとよいこと、などを模範の動きを示しながら分かりやすく教えていただきました。また苦手な子どもも多い「カエルの足打ち(両手を床について、腰を上げて両足裏を打つ動き)」では、紙で作った人形で身体のどの部位をどのように動かすとよいかを丁寧に教えていただきました。
主となる活動のマット運動では、導入の動きである「ゆりかご」を上手に行うコツを教えていただき、その通りに行うと上手にできるようになり、子どもたちは大喜びでした。また2人組になって行う「ゆりかご」も教えていただき、楽しく運動することができました。
「前転(前転がり)」「後転(後ろ転がり)」では、あごを引く、お腹を見る、など体の動かし方のポイントと一緒に、「ダンゴムシのように体を丸めるとよい」と、子どもたちが動きをイメージしやすいように説明してくださいました。動きのポイントを確認しながら、数回練習を行うと、ぎこちなかった前転(前転がり)や後転(後ろ転がり)が、スムーズに行えるようになってきました。また教師が児童の動きを補助するポイントやコツについてもご指導いただき、大変参考になりました。学習の最後には、2人で手をつないでの丸太転がりや丸太転がりで転がってきた人をジャンプや前転で飛び越えるなど、遊びの要素を取り入れたマット運動についても教えていただきました。
武藏先生の子どもたちへの指導やかかわりから、子どもたちの意欲を引き出して楽しく身体を動かすことや様々な動き(運動)を経験させることなどの大切さについて再認識できました。
武藏先生、体育の授業を行う上で大切なことを数多く教えていただき、本当にありがとうございました。
※ 福島県教育委員会が作成した「運動身体づくりプログラム」をもとに、本校の児童に合わせた運動内容で構成した運動。
パワー祭り
10月17日(土)、聴覚支援学校・会津支援学校合同文化祭「パワー祭り」が開催されました。今年は、新型コロナウイルス感染症対策として、一般公開は行わずご家族の皆様のみの参観となりました。
毎年恒例のステージ発表は「ももたろう ~白虎の刃伝説~」を幼稚部、小学部全員で発表しました。一人一役ではなく、一人で二役を演じたり、役の他にナレーションを行ったりと一人一人に活躍の場面がたくさんありました。台詞や舞台上での動きをしっかりと覚え、これまでの学習の成果を十分に発揮した素晴らしい発表が行えました。参観いただいたご家族の皆様からも、大きな拍手と温かな声援をもらい、子どもたちは皆、大喜びでした。
ステージ発表後のイベント広場では、幼稚部と小学部1年生が「水ヨーヨー」、小学部2年生が「わなげ」「的当て」、小学部5年生が「スライムつくり」のイベントを運営し、お客さんにルールや作り方を説明したり、お客さんとのやりとりを楽しんだりしました。
例年のようにたくさんの皆様に参観はいただけませんでしたが、日頃の学習の成果に、ご家族の皆様からお褒めの言葉をたくさんもらうことができ、子どもたちは大きな達成感、充実感を得ることができました。
<ステージ発表>
<イベント広場>
手話に親しむ全体自立活動
10月7日(水)に、福島県聴覚障害者協会会津支部とあいづ聴覚障害者協会、全国手話通訳問題研究会福島支部会津班のみなさんのご協力を得て、手話に親しむ全体自立活動を実施しました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、3つのグループに分かれて少人数で行いました。
それぞれのグループで自己紹介から活動が始まりました。手話の表現を見て、好きな食べ物を想像したり、いろいろな表現の仕方を教えてもらったりして、一気に手話の魅力に引き込まれました。その後、クイズを出していただきました。1年生は秋のものクイズ、幼稚部と2年生のグループは動物クイズ、2年生と5年生のグループはいろいろな雨の表現で、盛り上がりました。それぞれのグループの興味関心や手話の表現力に合わせて、クイズを出していただいたので、みんな一生懸命に考えて、たくさん答えることができました。雨という言葉一つとっても、いろいろな表現の仕方があることが分かり、表現の幅が広がりました。
また、昔話の絵本を手話で表現していただいて、一緒に演じることにも挑戦しました。教えていただいた手話表現を使ってやり取りし、楽しいひと時になりました。5年生からは、「教えてもらった手話の表現や表情をほめてもらえて嬉しかった。」と感想がありました。手話表現に加えて、表情や身振りの大切さも学び、大変充実した活動になりました。
ご協力いただいた、聴覚障害者協会の皆さん、手話通訳問題研究会の皆さん、お忙しい中、丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
ALTとの授業
10月6日(火)、ALTのアリッサ先生と一緒に外国語の授業を行いました。
今回は、動作に関する英単語を使ったビンゴゲームや、「家族の紹介」をテーマにしたやりとりを行いました。
家族を紹介するやりとりでは、今までに学習してきた“Who is this?”“This is~.”“He can ~.”等の表現を振り返りながらやりとりをしました。5年生は自分の家族について英語で説明し、アリッサ先生にも正しく伝えることができました。また、兄と弟、姉と妹はどのように表現するのか教えていただき、教わった単語を使って話してみようとする姿も見られました。
今回の授業は、5年生にとって「英語でやりとりができた!」という実感をもつことのできる良い機会となったようでした。
第1回坂下東小学校との交流
9月28日(月)、5年生が今年度1回目の交流を実施しました。昨年度とはクラスのメンバーが変わりましたが、昨年度も同じクラスだった子が声を掛けてくれたおかげで、緊張がほぐれたようでした。
国語では、枕草子の秋の部分の暗唱に挑戦しました。会津校児童はみんなの前で発表し、間違えずに暗唱することができ、周りの児童からも「すごい!」と声を掛けてもらいました。
音楽の時間には、リコーダーで「星笛」という曲を演奏しました。1番パートと2番パートに分かれて演奏し、音の重なりを感じることができました。
久しぶりの交流でしたが、同級生との学習を楽しんでくることができたのと同時に、とても良い経験となりました。坂下東小学校の皆様、ありがとうございました。
お月見をしよう
十五夜に合わせて、学校の近くですすきをとってきて、お月見の準備をしました。粘土遊びで丸めることが上手になったので、お月見団子も作りました。
白玉粉とお豆腐を混ぜて、「ころころぽん!くるくるぽん!」と丸め、お鍋でゆでて作りました。とってきたすすきと一緒にお団子をお供えしました。梨や柿など秋の果物と大西先生からいただいたじゃがいもを合わせてお供えして、夜のお月見を楽しみに待ちました。お団子は、とろ~りみたらしあんをかけて、一足先にお味見しました。
夜には、大きくてまんまるのお月様が見えました。
「おだんご、おいしかったね。」「またつくろうね!」と振り返り、お月見は楽しくて、おいしい経験になりました。
高郷小学校との居住地校交流②
10月6日(火)に、高郷小学校との交流で、さつまいも掘りに参加してきました。昨年度に続き今年度もとても大きなさつまいもが土の中からたくさん出てきました。色々な形のさつまいもを見ながら「でんわみたい。」「ながーいね。」とやりとりを楽しむことができました。
芋掘りが終わった後は、1・2年生のみんなで蒸かしたさつまいもをいただきました。あまりのおいしさに「先生!もっと食べたいです。」とおかわりをしたくらいです。
その後は、図工でさつまいもの絵を描きました。見本用に大きくて長いさつまいもを選び、実物同様に画用紙いっぱいに描いていました。
次回は11月の収穫感謝祭に参加します。昨年度の収穫感謝祭の写真を見てやりとりをしながら楽しみに待ちたいと思います。
補聴器点検&補聴器関連機器研修会
10月6日(火)、補聴器点検&補聴器関連機器研修会を実施しました。
補聴器点検では、ブルーム郡山(認定補聴器専門店)のお二人に来校いただき、子どもたち一人一人の補聴器点検を行ってもらいました。保護者の皆様にも同席いただき、補聴器の清掃やイヤーモールドの確認、チューブの調整なども行っていただきました。
教職員を対象に実施した補聴器関連機器研修会には、(株)ソノヴァ・ジャパンから来校いただいた鈴木様より、最新の補聴援助システムや幼児児童が使用している補聴器の特性、今後、追加される新しい機能などについて、とても分かりやすくご教授いただきました。
お忙しい中、子どもたちのために来校いただき本当にありがとうございました。今回の研修をとおして学んだことを、子どもたちへの日々の支援、指導に活かしていきたいと思います。
高郷小学校との居住地校交流①
9月28日(月)に、小学部2年生が喜多方市立高郷小学校との居住地校交流を実施しました。昨年度の1月以来で、久しぶりの再会でしたが、みんな温かく会津校の児童を迎えてくれました。
今回は生活と図画工作と音楽の授業に参加してきました。どの授業も担任の先生の話をよく聞いて、友達とやりとりをしながら楽しく活動に取り組んでいました。下校時に何の勉強が楽しかったか聞いてみたところ、「音楽が楽しかった。」と言っていました。
業間時のマラソンは、友達に刺激をもらって会津校よりも広い校庭を2周止まらずに走ることができました。昼休みは同級生だけでなく、上学年のお兄さんお姉さんにブランコを後ろから押してもらったり、ゆらゆら揺れる吊り橋を渡ったり、アクティブな様子が見られました。
来週の交流では、芋掘りに参加します。
高郷小学校の校長先生をはじめ、関係者の皆さん、どうぞこれからよろしくお願いします。
秋の交通安全教室
9月25日(金)、会津若松警察署のお二人を講師にお招きして、秋の交通安全教室を行いました。
生憎の雨模様となり、校内での実施となりましたが、幼稚部と小学部低学年の「歩行グループ」と小学部高学年の「自転車グループ」に分かれ、子どもたち一人一人の実態に応じて実施しました。
「歩行グループ」は、校舎内に設置した横断歩道を実際に歩行しながら、横断歩道の安全な渡り方、横断する時に気をつけることなどを丁寧に繰り返し教えていただきました。
「自転車グループ」は、自転車の交通ルールや安全確認の仕方、自転車点検のポイントなどについてお話を聞いて、自転車シミュレーターを活用し、走行時に注意する点について確認しました。
お二人の丁寧で分かりやすいお話やご指導で、子どもたちは安全な横断歩道の渡り方や信号が青でも車が右左折してくることがあるので十分に注意すること、自転車に安全に乗るためのポイント、自転車点検の大切さなどについてよく理解することができました。
講評では、みんながとても真剣に一生懸命に学習へ取り組んでいたことを褒めていただきました。そして、トロンボーンで「勇気100%」の演奏プレゼントがあり、子どもたちは大喜びでした。
今回、学んだことを忘れずに交通ルールやマナーをしっかりと守り、絶対に交通事故に遭わないようにしていきます。
城西小学校との居住地校交流
9月11日(金)と18日(金)に、小学部1年生が会津若松市立城西小学校との居住地校交流を実施しました。
11日(金)は、初めての交流日で少し緊張している様子でしたが、いろいろなことを積極的に教えてくれる友だちや、指文字を覚えて話かけてくる友だちと交流をしているうちに、学級にうちとけて、笑顔で活動できるようになりました。
18日(金)は、遠足で鶴ヶ城に行きました。集団で列を作っての移動となりましたが、列を崩さずに交通ルールを守りながらしっかりと集団の一員として行動することができました。鶴ヶ城では天守閣まで上り、眼下に広がる会津若松市の城下町を見下ろすことができました。昼食はグループでお弁当を食べたり、おやつを見せ合ったりしながら、友だちとのやりとりを楽しむことができました。
両日とも、校長先生をはじめ、交流学級の担任の先生や多くの先生方へご配慮いただき、楽しくとても充実した交流を行うことができました。本当にありがとうございました。