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手話に親しむ全体自立活動

  10月7日(水)に、福島県聴覚障害者協会会津支部とあいづ聴覚障害者協会、全国手話通訳問題研究会福島支部会津班のみなさんのご協力を得て、手話に親しむ全体自立活動を実施しました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、3つのグループに分かれて少人数で行いました。

 それぞれのグループで自己紹介から活動が始まりました。手話の表現を見て、好きな食べ物を想像したり、いろいろな表現の仕方を教えてもらったりして、一気に手話の魅力に引き込まれました。その後、クイズを出していただきました。1年生は秋のものクイズ、幼稚部と2年生のグループは動物クイズ、2年生と5年生のグループはいろいろな雨の表現で、盛り上がりました。それぞれのグループの興味関心や手話の表現力に合わせて、クイズを出していただいたので、みんな一生懸命に考えて、たくさん答えることができました。雨という言葉一つとっても、いろいろな表現の仕方があることが分かり、表現の幅が広がりました。

 また、昔話の絵本を手話で表現していただいて、一緒に演じることにも挑戦しました。教えていただいた手話表現を使ってやり取りし、楽しいひと時になりました。5年生からは、「教えてもらった手話の表現や表情をほめてもらえて嬉しかった。」と感想がありました。手話表現に加えて、表情や身振りの大切さも学び、大変充実した活動になりました。

 ご協力いただいた、聴覚障害者協会の皆さん、手話通訳問題研究会の皆さん、お忙しい中、丁寧に教えていただき、ありがとうございました。