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第2回校内研修会

 11月17日(火)、講師に公益財団法人 聴覚障害者教育福祉協会 事務局長の松本末男先生をお迎えし、第2回校内研修会を実施しました。
 午前中は、幼稚部と小学部の授業参観、午後は授業についての指導助言、講演会を実施しました。
 午前中の授業参観では、幼児児童の学習の様子をご参観いただくとともに、時折、松本先生自らが授業を行い、模範を示してくださいました。松本先生の模範授業から、子どもたち自らに思考させ、表現させることの大切さ、言葉の定着を図るための指導のあり方、言葉で表現させることの重要性などを学ぶことができました。
 午後の授業についての指導助言では、幼児児童の実態を的確に捉え、授業内容や指導のあり方、配慮しなければならない点などについて、非常に的確で分かりやすいご指導ご助言をいただきました。明日からの指導に生かすことのできるご指導ご助言、励ましをいただき、授業者にとって、とても貴重な時間となりました。
 まとめとなる講演会では「授業をすすめるのに大切ないくつかのこと」の演題でご講演をいただきました。「先生の願いを明確にもつ」「授業をもっと楽しいものにすること」「子どもが、分かりたい、分かろうとしていることが大事」「最後まで頑張らせる」など、聴覚障がい教育における授業で、大切にしなければならないことを具体的な事例を交えて、お話いただきました。松本先生からご教授いただいたことを大切にしながら、日々の教育活動を教職員が一丸となりチームとして行っていくことで、本校の目標である「学力・言語力、そして生きる力を育む」を達成することができると、強く実感できました。
 松本末男先生、私たちの心に響く、熱い貴重なご指導ご助言をいただき本当にありがとうございました。