日誌

平成30年度日誌

離任式

3月28日(木)に離任式があり、今年度で対象される校長先生、異動される分校長先生をはじめとする

4名の先生よりごあいさつをいただきました。

  

先生方は幼児児童たちとの思い出を振り返り、見送る保護者の方や職員の目には涙が・・・。

先日、卒業したばかりの6年生が代表して、感謝のことばを先生方一人ひとりに伝えました。

お別れはさみしいものですが、会津校で出会えた「縁」をこれからも大切にしていきたいと

思います。

  

先生方、どうぞお元気で。運動会や文化祭には、元気なあいづっ子達にぜひ会いにいらして

ください。皆で楽しみにしております。

修了式

3月22日(金)修了式があり、分校長先生から修了証書を手渡されました。先日、卒業証書授与式を終えたばかりも

あり、小学部も幼稚部もきりっとした表情で受け取る姿が印象的でした。

「この1年で自分の目標はどのくらい達成できましたか?」と分校長先生から質問され、小学3年生はこれまでを思い

起こすかのように、しばらく考える様子が見られました。4月から新4年生、新年長児(ぞう組)になった二人に

会えることを分校長先生は楽しみにいていらっしゃいます。

  

その後、一人ひとりが思い出発表をしました。3年生は、卒業を祝う会で印象に残った出来事を覚えた手話表現も

使いながら、幼稚部4歳児は、指文字を覚えたことについて、「め」と「ぬ」のちがいが難しいことを

伝えていました。2名の発表からこの1年間の成長が伺え、先生方からたくさんの拍手をもらっていました。

  

卒業証書授与式

3月20日(水)、幼稚部5歳児と小学部6年生の卒業証書授与式が挙行されました。

ご来賓、保護者の皆様が見守る中、小学部の凜とした雰囲気と、幼稚部らしい愛くるしい表情も見られた式と

なりました。

  

校長先生より卒業証書を手渡される卒業生2名の表情が、とても晴れ晴れしており印象的でした。

在校生代表の3年生より、6年生への感謝の気持ちと、小学部に入学してくる5歳児への「おくる言葉」が気持ちを

込めて語られました。それに応じるかのように、卒業生を代表して6年生が「わかれの言葉」を述べ、会場のご来賓や

保護者の皆様の目には光るものが見られました。

  

卒業生2名の学校生活を振り返るスライドでは、懐かしい写真が映し出され、会場の皆様の感極まる場面も。

小学部卒業生はこの春から郡山にある本校へ、幼稚部卒業生は小学部へと進学します。それぞれの場で、

会津っこらしさ全開で楽しい学校生活を迎えてほしいと願っています。交流先や地域の方々よりたくさんのお祝いの

言葉をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

 

幼稚部「お別れ会」

3月15日(金)、卒業する5歳児の大好きなハンバーガーで「お別れ会」を行いました。前日から、ゆで卵を剥い

たり、デザートのゼリーの準備をしたりして楽しみにしていた二人は、当日も大活躍!!バンズをコロコロ丸めて

溶き卵を塗ったり、ごまをパラパラ振ったりして仕上げた手作りのハンバーガーと、塩こしょう&片栗粉をまぶして

焼いたポテトがこの日のメニューです。

 お父さん方が思い出の写真を飾ってくださった屋台でまずは担任が店員役、子どもたちがお客さん役です。

「いくつ欲しいですか?」と尋ねると、自分の家族を数えて「4人・・・4ください。」と答えたり

「パパとボクとママ」と一緒に来た人を挙げながら財布からコインを出したりしてハンバーガー屋さんでの買い物

ごっこを楽しみました。

 

 お腹いっぱいになったあとは、幼稚部の二人が店員役になって「いらっしゃいませ」「いくつですか?」

「(ゼリーの味は)どっちがいいですか?」等と小学部や先生方にハンバーガーセットを「販売」しました。

 

 ご両親やおばあちゃんにもご協力いただき、にぎやかに、そして楽しく過ごせた「お別れ会」では、指示を聞いて

見通しをもった作業ができるようになった姿、必要な事柄を自分なりにやりとりをして確認しようとする姿も見る

ことができ、幼稚部のまとめにふさわしい一日でした。

ピッキオさん!ありがとう

3月14日 (木)、今年度最後のピッキオの読み聞かせがありました。幼稚部、小学部それぞれの学級で

読み聞かせをしていただき、特に小学部6年学級では、卒業を迎えた6年生を想って絵本を選んでいただきました。

幼稚部の頃から6年生を知っているピッキオさんにとっては、感慨深い最後の読み聞かせとなりました。

その後、感謝を伝えるささやかな会を開きました。

  

絵本を読んでいただく楽しさや面白さ、小学部は読み聞かせ後に行っている合同自立についても感想に含めて

話していました。また、6年生が家庭科で手作りしたハートしおりをみんなでプレゼントしました。

ページをフェルトで挟む作りになっているため、『本から落ちなくていいね!』とピッキオさんからの評判は

上々でした。

  

この1年、大変お世話になりました。また来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

卒業生の来校

3月12日(火)の午前中に、会津校出身で現在本校高等部1年生が来校しました。事前に電話をかけて教頭先生に

来校予定時刻を伝えてくれました。

来校した際には事務室で受付をし、しっかりと用件を伝えている姿に、時の流れと人の成長の速さを感じました。

6年教室に全員で集まり、お互いに自己紹介をし合いました。その後、6年生とこれから進学する本校や寄宿舎の

生活について、楽しくやりとりをしました。

  

 

また、6年生へ手紙を書いてきてくれており、それを手渡してもらいました。これから卒業して本校へ進学する6年

生にとって、楽しく貴重な時間となりました。

本日は学校が休みということで、会津校に足を運んでくれた卒業生。本当にどうもありがとうございました。

6年生も、いろいろな話が聞けて安心したと思います。4月から同じ校舎・寄宿舎でどうぞよろしくお願いします!

卒業を祝う会

3月7日(木)卒業を祝う会が行われました。幼児・児童が大好きな健太康太のBGMで卒業生が入場し、在校生からおくる言葉とみんなからのメッセージが書かれた色紙のプレゼントがありました。その後、ゲーム(ピンポン玉運びリレーとだるまさんがころんだ)をやり、子ども達も先生方も本気で取り組み、卒業生チームが逆転優勝を果たし、会場は大盛り上がり。

  

たくさん動いてお腹がぺこぺこになり、みんなで昼食作りにとりかかりました。途中でとんだハプニングがありましたが(電力の関係で調理器具が使えない!)・・・幼稚部はフルーツゼリー、小学部は焼きそばを無事作り終え、みんなでおいしくいただきました。3年生から「えっ!?」と驚くような手品の披露もあり、更に会を楽しませてくれました。

  

会の終わりには、卒業生2人から楽しかった思い出の発表や感謝の気持ちが述べられ、最後に6年生から在校生のリーダーとなる3年生に会津校伝統のあいさつバトンが引き継がれました。この日のために企画・運営・準備を進めてきた3年生と4歳児の2人のおかげで、楽しく、心温まる素敵な会となりました。

  

 

幼稚部:ひなまつり会

2月28日(木)、幼稚部でひな祭り会を行いました。自分たちで材料や作り方を工夫して準備したひな人形を

教室に飾って、いよいよ開会です。朝の会や帰りの会で見ていたパネルシアターにいつもと違うものある「間違い

探し」のゲームに挑戦したり扇に桃の花を載せてみんなでリレーをしたり・・・お母さんや教頭先生も交えて

賑やかに楽しみました。

  


特にパネルシアターの間違い探しでは「サンタさん~!!!」と5人囃子の一員として登場したサンタクロースを

指摘したり、三人官女の中に五人囃子がいることを「笛(の人)場所間違い~」と手話で表現したりと集中して

考え、答えを自分なりに表現することができました。

最後はお楽しみの会食。ひなあられをお母さんと仲良く分けて食べました。

 

健太康太がやってきた!

3月4日(月)の昼休み時間に、サプライズがありました。なんと、1月29日(火)に来校して歌を聴かせてくれた

双子デュオ「健太康太」が再び会津校に来てくれたのです。1月のコンサート後、健太康太の歌をCDで聴いて

かけ声をかけたり、廊下の掲示を見るたびに「健太康太に会いたい。」と話していた幼稚部の興奮度はマックスに!

小学部児童もこのサプライズにびっくり!コンサートの様子が盛り込まれたサイン入りの色紙を一人一人に手渡して

いただきました。自分たちの名前や様子が印刷されていて、さらにびっくり!うれしくてみんな、じっと見つめて

いました。

     

せっかくの機会でしたので、健太康太のお二人に自分たちの学校を紹介することにしました。それぞれの学級を巡り

掲示物を興味深そうに見つめるお二人。幼稚部もはりきって説明しようとする姿が印象的でした。

  

子どもたちの気持ちをこんなにも盛り上げて、伝えたい、聞いてほしいと行動を引き出す健太康太お二人の存在感は

大きいなと改めて感じた場面でした。歌「前を向いて歩こう」のプレゼントもあり、全員で聴き入りました。

この絆をこれからも大事にしていきたいと思います。

みみらんど・會津の看板完成!

本校内にある地域支援センターみみらんど・會津の看板が完成しました。

同じ敷地内にある会津支援学校の看板と仲良く掲示されています。

特別支援学校では、地域のセンター的機能を担い、ニーズに応じた相談事業を行っています。

みみらんど・會津では「きこえとことば」の相談を、地域支援センターあいづでは「発達や学び」の相談を

受けています。

  

看板は、聴覚支援学校会津校のスクールカラーであるみしらず柿のオレンジ色で囲まれています。

きこえやことばについて、何かお困りのことや心配なことがありましたら、

お気軽にみみらんど・會津へご相談ください。

幼稚部:総合活動

今年度も残すところあと1ヶ月になりました。幼稚部は5歳児と4歳児の学級なので、このメンバーで遊ぶのもわずかです。
3学期は、屋内外でじっくり遊びましたが、友達や教師とのやりとりが上手になった二人に成長を感じる日々でした。今回はそんな普段の遊びの様子をお伝えします。


【プレールームで遊ぼう】

 パネルやブロックでダイナミックに遊びました。空き容器に紙片を入れてままごと、 テープをグルグル足に巻いたり、松葉杖を使う真似をしたりして病院ごっこ、三輪車を 持ってきたり糸電話を作ったりして宅配ごっこ等々、見立て遊びが上手になった二人は 次々にアイディアを出します。「これは何?」と尋ねる教師に「ラーメン。」「椅子から 落ちた。痛~い。」とちゃんと自分なりにイメージを伝えてくれるので、みんなで楽しく遊べました。

 
【公園に行こう】
雪も溶けたので近くの公園に遊びに行きました。大好きな遊具で思い切り遊んだ後は 初めて「棒倒し」しました。協力して砂山を作り、棒を立てたら勝負です!二人とも順 番を守ってそ~っと砂を取るのが上手で「次は○○さんだよ。」「負け~。残念。」と盛 り上がりました。ルールのある遊びも楽しめるようになってきました。

 

6年生:絵ろうそく体験!

総合的な学習の時間で、会津若松市の伝統と文化について学習してきました。その体験活動第2弾として、会津若松市の伝統工芸品の絵ろうそく作りをしました。パソコン等を活用して調べ学習を行う中で、伝統ある七日町の「ほしばん絵ろうそく店」での体験に決め行ってきました。

  

お店の方の説明を聞いた後、見本を参考に和ろうそくに絵付けをしました。丸いろうそくへの絵付けはなかなか難しいようでしたが、世界にたった一つの絵ろうそくを作りました。完成したろうそくを見て、火をつけるのはもったいないと話していました。

またお店の中を見学し、いろいろな絵柄のろうそくや寿司などの形をしたろうそくを見ることができ、さらに会津の絵ろうそくの歴史について聞くこともできました。

会津の伝統や文化について深めることができた体験活動でした。

最近の会津校のブームは・・・

最近の休み時間は、「UNO」(ウノ)が流行っています。休み時間になると、

小学部の児童たちが職員室にいる先生たちを誘いにやってきます。

今日は、幼稚部も合流してみんなでやりました。

年齢差はありますが、幼稚部は先生とペアになり、「きいろのカード、だしてね」

「同じ色だよ!」などのやりとりをしながら楽しむことができています。

小学部は、ルールを覚えはじめてきているところです。先生たちは、いかに早く

上がれるかと持ち札をフルに使って、勝つためのモデルを見せつつ、本気で

楽しんでいます。

  

小規模校ならではのみんなで楽しくやりとりをしながら活動することを

会津校では大切にしています。

児童集会:3年生の発表

2月25日(月)の児童集会で、3年生による学習発表がありました。

内容は、総合的な学習で1年間を通して学んだ「カレーライスのひみつ」についてです。

  

1学期は体験を中心に、カレーに使う野菜の種まきから挑戦!2学期には国語で学習したローマ字の文字入力で

キーワードを検索しながら、インターネットを使って自分で調べるという活動に取り組みました。

そして3学期。これまでの学習を模造紙3枚にまとめました。カレーに使われている香辛料のことやカレーパウダーを

開発した会社のことなど、いろいろな情報が盛り込まれていました。

写真や図が使われてわかりやすくまとめられていたため、幼稚部の友達や6年生、先生方も興味津々でした。

みんな、カレーが大好きなんですね。

 

 

校長先生にお茶の作法を教えていただきました!

2月20日(水)、この3月に卒業する幼稚部5歳児と小学部6年生のお祝いのお茶会があり、芳賀校長先生がお茶を

点てて下さいました。

小学2年生からこのお茶会に参加してきた6年生は、これまでの体験が自信となっていることがうかがえました。

お茶が苦手な3年生も、6年生を参考にしながら、ていねいな所作を意識していただくことができました。

  

幼稚部4歳児と5歳児も、保護者の方と並んで座り、校長先生の言葉かけを聞きながらいただき、「うまい!」と

いう感想も聞かれました。

  

和やかな雰囲気の中、皆でお茶をいただくことができ、特に6年生にとっては思い出に残る場面になったのでは

ないでしょうか。

会の最後に校長先生から「時々で良いので、姿勢を正してみましょう。気持ちが整理されてすっきりしますよ。」と

お話をいただきました。

この春でご退職される校長先生から、初春のすてきな時間をプレゼントしていただきました。

校長先生、ありがとうございました。

道しるべ展

2月10日(日)、交流でお世話になっている子どもの森で「道しるべ展(作品展)」が行われました。

幼稚部2名も作品を展示していただき、親子で観に行きました。先に来ていた4歳児に、自分の作品がどこに

あるのか教えてとたずねると、「こっち!おいで!」と案内し、「あったー。」「(これは)はな」「りんご(と)

さかな(を)つくった」など教えてくれました。

  

また、鮮やかなランプが照らされた暗い部屋がお気に入りで、何度も出入りしていました。5歳児は、美術館の

ように変身した部屋や森の広場を興味津々にのぞき、自分の作品を見つけては「ぼく(の)あった。」と

幼稚園の先生と話をしたり、お友達が作った作品に見入ったりして楽しく過ごしました。

  

おひなさまを かざったよ!

今年も、桃の節句が近づいてきました。待ちに待っていた5歳児はお内裏様やお雛様、そして雪洞(ぼんぼり)と

大喜びの再会です。4歳児は、烏帽子や扇など細々した持ち物があることをよく覚えていて、かざりつけを手伝って

くれました。また、「お雛様」の手話を覚えたり、衣装を作ってなりきってみたりと、季節の行事を通した

やりとりも楽しんでいます。

  
 こんなに喜んでくれるなら・・・と今年度は、いろいろなお道具も並べてみることにしました。登校後、

「お雛様のお道具を出したいので手伝ってください。」と頼むと、荷物の整理をいつもの倍以上の早さで済ませ、

張り切ってプレイルームに集合!!お母さんとやりとりをしながら、たくさんある箱を一つ一つ開けては、そ~っと

出して飾りました。昨年度よりも賑やかな雛飾りに、一足早く春の訪れを感じます。

児童会:豆まき会

「鬼は~外」「福は~内」とみんなで声を掛け合いながら、一人ずつ自分の鬼を退治しました。幼児児童4名それぞれがたおしたい「ちらかし鬼」「おこりんぼう鬼」「ゲームをやり過ぎちゃう鬼」「だっこ鬼」の絵に向かって、力を込めて豆をまいて倒していました。一発で倒せた鬼もいれば、なかなか倒せない鬼もいました。

最後には、「鬼退治のももたろう(杉山分校長先生・・?!」も登場して、みんなですべての鬼を倒すことができました。その後は、恒例の豆の試食となり、自分の年の数より多く豆を食べていました。

  

今回の豆まき会は、小学部の2名が中心となりみんなで協力して行いました。幼稚部の2人は、手話を使ってはじめと終わりの言葉のあいさつをしました。小学部の2人は、何度も練習してきた節分の紙芝居を協力して読み聞かせしました。また、6年生は、「恵方巻き」について調べたことを発表し、3年生は、初の進行係としてがんばって会を進めることができました。

   

 みんなで協力して会を盛り上げながら、自分のこころの鬼を退治することができた楽しい豆まき会となりました。

小学部:スキー教室

天気に恵まれた金曜日、小学部は、アルツ磐梯スキー場でスキー教室を行いました。

3年生は、初めてのスキー場で初めはちょっと緊張した様子でした。午前中は、緩やかな斜面で、ボーゲンや止まる

練習を繰り返し行いました。6年生は、リフトやゴンドラに乗り、2年ぶりのゲレンデを確かめながら楽しく

滑っていました。

   

お昼にハンバーグカレーをお腹一杯食べた後は、みんなでゴンドラに乗り、一番上から滑ってきました。

6年生は、小学部6年間で身に付けた滑り方を3年生にお手本として先頭を滑って見せました。3年生は、6年生の滑りを

見ながら覚えたボーゲンでゆっくりと滑って降りてきました。最後に、上手に滑れたこと、良い思い出になった

ことを感想発表した二人でした。

二人とも1日滑って疲れた様子でしたが、楽しくそして良い思い出になったスキー教室でした。

「健太康太」スクールコンサート♪

1月29日(火)双子デュオ「健太康太」のスクールコンサートが開催されました。幼児児童や保護者、後援会の皆様と一緒にコンサートを楽しみました。このコンサートは東日本大震災直後から被災地の支援活動として取り組まれてきた「健太康太」お二人の思いと弘済会の教育支援をもとに実施されています。幼児児童は、お二人の歌声やトークに釘付け!

  

幼稚部は冒頭からノリノリです。小学部児童も、お二人の呼びかけに応じたり、呼名されたりしながら次第に健太康太ワールドへ引き込まれていきました。歌やトークを通して、目の前にいる私たちに向けてメッセージを伝えようとしてくださっていることが伝わる演奏でした。幼児たちは「歌って楽しい!」児童たちは「夢を叶えることや人との出会い、感謝の気持ちを大切にしていくこと」を感じ取ったようです。アンコールにも応えていただきました!

  

心が通い合う心地よさを満喫したコンサートでした。健太康太のお二人、関係者の皆様、大変お世話になりました。またぜひお会いしたいです。

3年生:居住地校交流

1月28日(月)、坂下東小学校の3年生との第6回交流及び共同学習を実施しました。

1時間目は会津校教員による授業で、「色」に関する手話表現に親しむ活動を行いました。最近学習した国語の単元の中で手話が取り上げられていたこともあり、みんな興味津々で取り組んでいました。授業の後半には覚えた手話表現を使って色鬼を行い、会津校児童も坂下東小の子どもたちも一緒に楽しむことができました。

  

3・4時間目の図工では、「まほうのとびらをあけると」というテーマで、どんな扉があったらいいか、扉の向こう側はどんな世界だったらいいかを想像して制作活動を行いました。扉の形や向こう側の世界など、みんなの色々なアイディアに触れる大変良い機会となりました。

 今回の交流は朝から下校時まで終日交流することができたため、昼休みには鬼ごっこやドッジボールを楽しんだり、縦割り班での清掃活動を経験したりすることもできました。交流の回数を重ねてきたこともあってか、坂下東小の子どもたちから声を掛けてくれるような場面も多くみられました。

  

今年度の交流は今回で最後でしたが、坂下東小の子どもたちからは「4年生になったらまた会えるよね!」と次回の交流を期待する声も聞かれました。1年間の全6回の交流を通して、学習面・生活面ともに大変貴重な経験をすることができました。

最新機器を試聴中!

今年度10月にブルーム郡山店とフォナック・ジャパンの方に来校いただき、幼児児童の補聴器点検や

補聴機関連機器についての研修会を実施しました。その際にご紹介いただいたロジャーワイヤレスマイクロホン

『セレクト』をこの度お借りして校内で活用しています。

とても小さい物ですが(写真の赤丸にご注目!)、このセレクトをテーブル等の中心に置くと、雑音があっても

話し手を自動的に選択して話者の声を聞き手に伝えてくれます。話し手が変わる状況下でも、その切り替えが

スムーズというメリットもあります。

   

会津校では、早速、小学部の合同自立活動での話し合いや給食の場面で使ってみました。直接話しかけられていない

場面であっても、セレクトにより情報が入り、会話がきこえやすいという反応が児童たちから聞かれます。

補聴機器は日進月歩の勢いで、より使いやすく聞こえやすく進化していることを実感しています。

獅子舞を見たよ!

新年の始まりに幼稚部で読んでいた絵本「あけましておめでとう」(中川ひろたか作)の中に小さく

描かれていた獅子舞を見て、5歳児が「じいじ~」と毎回教えてくれます。担任が「へえ、じいじが獅子舞やるの?」

と聞くと「やるの!!」と言うので、半信半疑で保護者に確認したところ、何と獅子舞の名人とのこと!!!

ぜひ本物を見せたい・・・・ということで早速お願いしたところ、お忙しい中、子供たちのために会津校に

来てくださいました。

  
当日は、おじいちゃんとお父さんのかっこいい獅子舞に子供たちはもちろん、職員一同くぎ付けになりました。

おじいちゃんの手の動きや足さばき、獅子の細かい動かし方など見れば見るほど熟練した技です。また、

おばあちゃんもひょっとこ踊りを披露してくださいました。ひょっとこ踊りは、首の動かし方や傾け方で

滑稽な感じが伝わり、思わず笑顔になりました。会津校にたくさん福がくるような素敵な時間でした。

冬の交通安全教室

雪が降る中、冬の交通安全教室を行いました。今回は、雪道での安全な歩き方について学習しました。

幼稚部の2名は、自分で信号を確認して安全に横断歩道を渡る学習をしましたが、帽子のかぶり方や歩く姿勢によっては周囲の様子が見えにくいことを実感したようです。前をよく見たいけど、しきりに降る雪から補聴器や人工内耳も守りたいと帽子のかぶり方を工夫したり激しくなってきた雪に思わず下を向いて歩いていたら校門前の横断歩道を通り過ぎて慌ててしまったり・・・と冬ならではの学びがたくさんできました。

  

小学部の2名は、雪道での車の止まり方と雪道での安全な歩行について学習しました。アイスバーンなど冬の道路で車の映像を見て、止まるまでの時間や距離が長いことに気づき、道路の状態よって車はすぐに止まらないことが確認できました。その後、道路は濡れた状態でしたが雪が降る中、車の様子を意識しながら横断歩道を渡る練習をしました。その時こちらの様子を見ながらさっと右折した車を見て、車が止まったか確認してから渡ることが大切であることを実感した二人でした。

 

今回の交通安全教室を通して、幼稚部では雪道を歩くときに気をつけることを確認することができ、小学部では雪道での危険なことを気づき、通学等での安全への意識を高めることができました。

食育講座・親子給食会

1月15日(火)に食育講座と親子給食会が行われました。会津大学短期大学部食物栄養学科の鈴木秀子先生を

お迎えし、「朝ご飯を食べよう」をテーマに講話をいただきました。始めに、幼稚部にも分かりやすいように

秀子先生手作りの紙芝居を使って、「いただきます・ごちそうさまでした」の意味について教えていただきました。

   

小学部・保護者向けの講話では、朝ご飯の4つの役割、栄養バランス、家族みんな揃って朝ご飯を食べることの

大切さなどの話があり、朝ご飯の具体例もいくつか提示していただき大変分かりやすく勉強になったとの感想を

いただきました。時々朝ご飯を食べないで登校してくる児童は「朝ご飯を食べることの大切さが分かりました。

頑張って食べようと思います。」と気持ちに変化が見られ、私たち教員も家庭と連携を図りながら子どもたちの

食育に努めていきたいと改めて感じさせられる講座でした。親子給食会では、塩分摂取量が変わったこと、

給食の献立は栄養がバランス良くとれているからこそたくさん食べても胃がもたれないことの話があり、

教員からも「なるほど!」との声が上がり、大変有意義な時間を過ごすことができました。

秀子先生ありがとうございました。

幼稚部:書き初め

現在、幼稚部恒例の「新春書き初め展」開催中です!3年目になる5歳児は、筆や硯を準備しているときから

「アンパンマン(を)書きたい。」「ハンバーガー(を)書きたい。」と張り切って何枚も何枚も書きました。

ひらがなを覚え始めた4歳児は、自分や妹の名前を大きく書きました。力作は廊下に飾りきれないくらいで、

幼稚部の教室にもたくさん掲示してあります。

 


 保護者の方々にも毎年好評の書き初め展・・・「何を書いたの?」「これは誰が書いたの?」と子どもたちと

やりとりをしながら作品を見ていただきました。「私の名前(を書いたよ。)」「ぼく(が)書きました。」と

応える二人は、充実感たっぷりの自信に満ちた表情でした。

 

雪遊び

例年になく雪の少ない冬休みでしたが、始業式の翌日には雪遊びができるほど積もり、子どもたちは大喜び!

昼休みに、職員も中庭に出てみんなで雪合戦をしました。また、幼稚部はそりすべりをしに、校地内の築山に

行きましたが、いろいろな発見もあってたくさんやりとりができました。

 

4歳児はつららを見つけてアイスキャンディーに見立てたり、職員室の先生に見せようと溶けない持ち方を

工夫したり・・・

5歳児は暖かい時期はあったはずのブランコが冬は外されてないことに気づいたり、パワー祭りの劇

「3びきのこぶた」の「とんきち」を雪玉で作ってごっこ遊びをしたり・・・

 

昨年度までとは違う気づきや遊びの広がりを感じた3学期のスタートでした。まだまだ冬の遊びが楽しめる

会津です。寒さに負けず、たくさん体を動かして遊びたいと思います。

校外学習「十日市に行こう!!」

会津若松では、新しい年が明けた1月10日に「十日市」が開かれます。ちょうど小学校3年生の社会科の学習内容では、地域の伝統行事について学習するので、「十日市」をテーマに学習することにしました。「十日市」ってなんだろう?とまだ行ったことがない子どもたちは、まずは行ってみよう!ということで出かけました。

例年は「荒れる十日市」と言われるほど、雪が降り、寒さも厳しい時期ではありますが、とても天気もよく、「どうして十日市っていうのだろうね?」「どんなものが売っているのかな?」「ほかの地域ではやっているのかな?」と話をしながら目的地である神明通りを目指しました。

到着するとたくさんの人たちにびっくり!そしてたくさんの出店に期待は膨らみました。3年生は勇気を出して、お店の人に「どうして十日市って言うんですか?」「起き上がり小坊師って何のために買うのですか?」と質問し、なるほどと勉強になりました。もちろん、せっかくの機会です。それぞれにたくさんの出店の中からお楽しみも味わいました。地元の大切な伝統行事、児童にとっても良い経験、思い出となったようです。

  

第3学期始業式

平成31年を迎え、本日から第3学期が始まりました。

幼児児童は皆元気に登校してきました。

「あけまして おめでとう ございます。」「ことしも よろしく おねがいします。」と

幼稚部2名は一緒に登校してきた両親と元気にあいさつしていました。

始業式では、分校長先生より5月に元号が変わることや3学期の目標を立ててそれに向かって頑張ってほしいという

お話をいただきました。

  

冬休みの思い出発表では、楽しかったことや家での手伝いのこと、出かけたこと等を一人一人が伝えました。

  

短い3学期ですが、元気に楽しく、充実したものにしていきたいと思います。幼児児童のガッツポーズから気合いを

感じた始まりの日でした。

 

第2学期終業式

本日で2学期が終わりとなります。

終業式では、分校長先生より「がんばり賞」をいただき、周りの人たちへの感謝の気持ち「ありがとう」を

忘れないでほしいというお話がありました。

   

校内の学習をはじめ、毎週実施している幼稚部の交流保育、

小学部が取り組む居住地校交流、隣の会津支援学校や年2回の交流を実施している会津支援学校竹田校など、

様々な方たちとのふれあいがありました。

また、体験学習を重視している会津校では、講師としてお越しいただいたり、校外学習でお世話になったりなど、

多くの方々にお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

  

幼児児童の2学期思い出発表では、それぞれが印象的だったことを作文や短いお話にまとめて伝えていました。

合同文化祭や校外学習、交流運動会、いろいろな物を作ったことなどが取り上げられていました。

17日間の冬休みを、家族と一緒に楽しく過ごしてほしいと思います。

また、年末年始ならではの表現に触れる良い機会でもあります。

3学期の始業式で、ぜひ冬休みの思い出を聞かせてくださいね。

第4回愛好活動

12月20日(木)に幼児・児童・教職員で学校の大掃除をしました。小学部は3年生のみの参加でしたが、

食堂を担当し、教員と協力しながら床の頑固な黒ずみを落としてくれました。幼稚部は7月の愛校活動と同じく

幼児用トイレを担当し、「べんき」「ぶらし」「おとこ(おんな)のこのといれ」など言葉を覚えながら、

便器や手洗い場を綺麗にし、その後、教室の自分の棚も拭いたり、白梅フェスティバルの発表の練習で使用した

和太鼓を片付けたりと大忙しでした。

  

最後に係の教員から、「家でも自分の部屋の掃除やおもちゃの片付けをしっかり

して良い年を迎えてください。」との話があり、第4回愛校活動を閉じました。

大掃除をしてくれた子どもたちのおかげで学校が綺麗になり、会津校も良い新年が迎えられそうです。

小学部クラブ活動:たこ焼き作り

 12月19日(水)のクラブ活動では、たこ焼き作りをしました。たこ焼きを食べた経験はあるけど、自分で作って

食べるのは初めての3年生と6年生。たこの他に何を入れたいか給食の時間に話題にしながらこの日を楽しみにして

いました。幼稚部5歳児が居住地交流のため、4歳児のみの活動だったこともあり、小学部に混ざり一緒に

活動しました。

  

たこ焼き作りで一番大事なのは「素早く」やることだと伝えると、20穴の器に生地を入れる→具材を入れる

→生地を返すという一連の流れを休む手間なく行いました。串で生地を返す作業もコツを覚えると次から

次へと「くるっ」と素早く返すことができるようになり、児童2名も自信がついた表情をしていました。

4歳児も小学部の姿を見て「私もやりたい!」と積極的に手伝ってくれました。

できあがった後は、先生方を呼んできて、タコ、ソーセージ、ネギ、チョコレートの4種類の味を食べ比べしながら

みんなでおいしくいただきました。

運動タイム:2学期の表彰

今日は2学期最後の運動タイムで、がんばってきた結果発表をしました。2学期も、1学期同様に取り組みました。

金・銀・銅メダルが獲得できるご褒美シールの枚数を自分で決めて、毎週火、水、金に取り組みました。マラソン、

縄跳び、筋トレそれぞれで自分の目標が達成できればご褒美シールを貼ってきました。

その結果が今日の運動タイムで発表され、6年生は金メダル、3年生は銅メダルでした。6年生は初の金メダルで

ニコニコでした。3年生は銅メダルで、くやしい表情をしていました。3学期は必ず金メダルを取りたいと今から

闘志を燃やしているように見えました。

3学期も体力向上と共に金メダル獲得に向けてがんばってほしいですね。

 

 

年長児:居住地のこども園での体験活動

12月19日(水)5歳児は、2回目の居住地におけるこども園で体験活動を行いました。こども園の生活発表会で

やったというダンス等を一緒に踊ったり、雪道を散歩したりして交流したあと、昼食も一緒に食べました。

  

特に、友達のダンスは「ぼく(も)発表(した)」「やりたい」と先日の「白梅フェスティバル」に参加したことと

結びつけていろいろと話をしたり、同じような振り付けがあると張り切って体を動かしたりしました。また、友達に

「顔の傷どうしたの?」と聞かれると「転んじゃった」、「サンタさんに何お願いしたの?」と聞かれると

「サンタさん(に)車お願い(したよ)」と自分なりに答え、やりとりを楽しんでいました。

 学期末のお忙しい中、体験活動にご協力いただきました喜多方市立高郷こども園のみなさま、

本当にありがとうございました。

 

幼稚部交流:もちつき

 12月18日(火)2学期最後の交流はもちつきでした。今では、家庭でも地域でもなかなか見られない

臼と杵でのもちつきということで、二人も張り切ってねじりはちまきや三角巾をして園庭へ!

少し風が冷たかったのですが、寒さにも負けず「ぺったん、ぺったん」と歌を歌ったり、杵を手にしてもちをついて

みたりしました。初めはポロポロした蒸かした餅米だったのに、みんなでがんばってついたら少しずつまとまって

よく伸びる餅になるところも見ることができました。

 鏡餅の由来などについても説明がありました。冬休みに、ぜひご家庭でも話題にしてほしいなあという体験活動に

なりました。

    

第5回全体自立活動

12月19日(水)小学部の第5回全体自立活動がありました。

「自分の聞こえについて知ろう」をめあてに、オージオグラムの読み方、使われている単位、自身の聞こえの状態に

ついて学習しました。

 

6年生はこれまでの学習の積み上げがあるため、質問に対して自信をもって答える様子が印象的でした。

3年生は初めて知る内容も多かったのですが、わかる、わからない意思表示をはっきり出してやりとりできました。

  

自分の聞こえの特性をオージオグラムや音の大きさを示す視覚教材を活用して確認した児童たち。

騒音計を用いて、身の回りの音の大きさも測定してみました。「ピアノの音が80dBって本当かな?」   

「児童集会の時の自分の声の大きさは?」「出入り口の戸の開け閉めはどのくらいかな?」

関心をもって音量を測定していました。

自分の聞こえについて学習する自立活動はとても大切な時間です。

ALTのアリサ先生とLet's study!

12月18日(火)の4校時、ALTのアリサ先生が来校して外国語活動を実施しました。

初対面となる3年生、6年生でしたが、みんなで自己紹介をしあって和やかな雰囲気で授業が進みました。

  

アリサ先生には、たくさんの写真とともに出身地であるアメリカのケンタッキー州を紹介していただきました。

「ケンタッキーフライドチキン♪」を思い出した6年生。数々のきれいな風景に見入った3年生。ケンタッキー州は

競馬やバーボンの工場が多いことを知りました。

 

アリサ先生が飼っている猫の名前を尋ねたり、「Who am I?」とジェスチャーゲームを楽しんだりとあっという間の

45分間でした。

最後には「Merry Christmas and Happy new year!」と挨拶を交わして記念撮影をしました。

6年生:最後の居住地校交流

12月12日、喜多方市立松山小学校の6年生と最後の居住地校交流がありました。

今回は1日交流で、国語・算数・外国語・理科・社会を学習したり、朝の運動や給食などを一緒に

行ったりしました。

 

授業の中でたくさんの友だちと勉強していろいろな意見を聞くことができたことや、昼休みに広い体育館で

たくさんの友だちと遊びとても楽しかったことが実感できた交流でした。

また、自分の席がわからないときに、友だちがすぐに来て教えてくれて、友だちの優しさにふれたうれしい出来事が

ありました。

帰りの会が終わった後に、今までお世話になった担任先生と握手をして、みんなが作ったアーチの中を通って、

あいさつをして別れました。

会津校だけでは得られないたくさんのことを経験し学ぶことができた居住地校交流でした。

サックスのミニコンサート♪

2学期最後の音楽の時間は、会津校教諭によるサックスのミニコンサートを行いました。音楽の時間に様々な曲を

鑑賞してきている小学部の児童たちは、以前から楽しみにしていました。初めて目の前で見るサックスと

その音色に、釘付け!

「ジングルベル」「ロンドン デリー」「名探偵コナンのテーマ」の3曲を披露してもらいました。

幼稚部も合流して、曲を楽しみ、サックスに触れて振動を感じる体験もしました。途中、トランペットも登場し

曲名を当てる活動も盛り上がりました。

  

後半は小学部のみでしたが、マウスピースのくわえ方を体験させてもらいました。

2名ともなかなかこつがつかめず、初めは戸惑う表情が見られましたが、口角に力の入れてふくことを意識するよう

指導されると、「ブォーーー」と音が出るように!

  

「リコーダーと同じ指使いだよ。」と教えてもらい、楽器をつけて音階にも挑戦!

「リコーダーとはちがって、音が出すのが大変だった。でも、もっと吹いてみたい。」

「名探偵コナンの曲がかっこよかった。」など、児童たちから感想が聞かれました。

2学期は、合奏コンクールへの参加、プロの演奏家との合奏、そしてミニコンサートと演奏や鑑賞を十分に体験し

楽しめた児童たちでした。

幼稚部交流:白梅フェスティバル

12月14日(金)子どもの森の発表会「白梅フェスティバル」が開催され、幼稚部の二人も参加して楽しい交流をすることができました。

 

4歳児は合奏と創作劇、5歳児は和太鼓とオペレッタに向けて、会津校でも楽器遊びや劇遊びを重ね、友達と舞台に立ちました。毎日、みんなと一緒に練習できるわけではないのですが、園内発表会やリハーサルでは「こうやるんだよ」「次はこれだよ」などと教えてくれて二人も一生懸命それを聞いて合わせようとしていました。

 

 当日は、会津若松市の文化センターが立ち見も出るくらいの満席!たくさんのお客さんの前で、友達と発表したことはとてもよい経験になりました。
 今学期最後の交流は、18日(火)のもちつきです。

全体自立活動:手話表現に触れよう

12月5日(水)、手話通訳問題研究会の方や聾者が来校し、5校時は幼稚部、6校時は小学部が手話表現に触れる

交流を行いました。来校された皆さんが、幼児児童たちと楽しくやりとりができるために、様々な工夫を

してくださいました。

動きをよく見て、何を表現しているか当てる幼稚部のクイズでは、幼児たちは表現する人によく注目して

考えてました。動物やサンタさんを当てて大喜び!

 

その後は、大きなかぶの物語をみんなで登場人物になりきって楽しみました。

小学部は、好きな色を選んだ後に小グループを作り、色を表す物の表現に挑戦!

大勢の前で表現することに恥ずかしさを感じながらも、考えた自分なりの表現をしていました。

 

聾者の方々の表現力の豊かさに、児童たちだけでなく私たち教員も感動しました。「伝えたい」と思う気持ちや

「わかってうれしい」という体験を通して、幼児児童の表現力を伸ばすと同時に、地域の方々とのこのような

つながりを今後も大事にしていきたいと思います。来校された皆様、大変お世話になりました。

第30回全国聾学校合奏コンクールに参加して

今の6年生が2年生の時から、全国聾学校合奏コンクールに参加をしてきました。毎年、一次審査に合格して

2次審査に進み、審査員奨励賞、努力賞、銅賞を2回いただいてきました。今回は、3年生が音楽で学習し始めた

リコーダーでの2重奏に挑戦!二人が奏でる「つばさをください」は、気持ちの合った演奏でした。

一次審査の講評では

・リコーダーをよくこなしていました。・音をお互いに聴きあっているよい演奏です。

・透明感のある音色が魅力的です。・より困難な演奏に挑戦してくれました。

等のコメントをいただき、二人とも講評をじっくりと読んでいました。

  

今回は残念ながら2次審査には進めませんでした。でも、これまでの二人の取り組みは本当にすばらしかったです。

二人の頑張りを称して、言葉を添えながらお互いに金メダルをかけあいました。

3年生から「いろいろ今までありがとう。」6年生から「よくがんばっていたね。」二人の笑顔が印象的でした。

カップケーキづくり(幼稚部)

11月は中庭で収穫したさつまいも使って「カップケーキ」を作りました。ホットケーキの粉と牛乳、さつまいもを

入れて混ぜるという簡単な手順なので、それぞれ自分で作りました。スプーンが見当たらない時、

「前、あそこに置いてあったなぁ」と思い出して探したり、「貸して」「○○ください」と教師や友達に言ったり

しながら生地を作る2人。あっという間に生地が完成し、電子レンジへ。できあがるのが待ち遠しく、

電子レンジの前から離れないで待っていました。2分加熱してできあがったカップケーキを目の前にして

「これは誰が食べるの?」と聞くと「ぼく」「わたし」と答え、「じゃあ、こっちは誰が食べるの?」と聞くと

「ママ」「パパ」「○○先生」と身近な人を思い浮かべて答えていました。

   

カップケーキはふわふわして甘く、おかわりするくらい大好評でした。最後の活動日には、4歳児は「ツナ」

5歳児は「バナナ」担任は「りんご」を入れて作り、お店の人になりきって小学部や先生方に

「どれが欲しいですか」と言い、お客さんの答えをよく聞いてカップケーキを渡していました。

幼稚部の発表~児童集会~

11月26日(月)の児童集会で幼稚部が本分校交流の思い出を発表しました。5歳児は、お気に入りの写真や

担任の手の動きを手がかりにしながら「ぼくは、本校に行きました。交流会をやりました。友達と遊びました。

楽しかったです。」と身振りも交えて大きな声で発表しました。4歳児は、ひらがなや手話のイラストを手がかりに

しながら「11月9日金曜日、本分校交流に行きました。私は卓球をやりました。また、やりたいです。」と

指文字や手話で発表しました。

 
 二人とも、毎日のように絵日記の発表でその日の振り返りをしているものの、幼稚部以外の先生方や上級生の前で

思い出をこのように詳しく発表するのは初めてでした。姿勢に気をつけたり、手の動かし方や声の出し方を練習

したりして本番に臨みました。

 今日は校内のみの発表でしたが、今度は大好きなお家の方の前でも発表してほしいなあと思います。

第2回竹田校との交流会

今回は、会津支援竹田校で竹田校の友達とボッチャやフライングディスクを行い、一緒に食事をしながら

交流しました。ボッチャでは、会津校と竹田校の友達でペアを作り、ゲームをしました。

的玉に近づけようとよく狙って、持ち玉を転がしていましたが、各ペアとも力が入りすぎて持ち玉が的玉を

通り過ぎていったり、逆に転がしが弱かったりして苦戦していました。しかし、絶妙な力加減で的玉に近づいた

ときは、歓声が上がりました。持ち玉が近づく様子を見て、みんなで一喜一憂したボッチャ大会でした。ゲームを

2回行い、すべて6年生と3年生ペアが優勝しました。

 

フライングディスクは同じペアで行いました。会津校の二人はあまり経験のないスポーツでしたが、相手に上手に

投げたり、ディスクを取ったりしていました。特に、3年生と5年生のペアが10回続けられ、とても上手に

できみんなから大きな拍手が送られました。

また、給食時はアニメの話題とで盛り上がり、昼休みは腕相撲をして遊んでいました。

短い時間でしたが、久しぶりの再会を楽しんでいた二人でした。

富国生命ふれあいコンサート

11月20日(火)、午後1時半より、富国生命による訪問コンサート(ふれあい特別授業)が、竹田看護専門学校

講堂にて開催されました。午前中より、会津校の児童と会津支援学校竹田校の児童たちは交流をしており、

それに続いてのコンサート鑑賞でした。幼稚部や読み聞かせでお世話になっているピッキオさんも合流して一緒に

鑑賞しました。今回は、ピアニストの竹村浄子さん、ヴァイオリン奏者の大森潤子さん、チェロ奏者の長谷部一郎

さんの3名による演奏会でした。

  

会津校の児童は、音楽の時間に鑑賞した「ユモレスク」が聴けること、ヴァイオリン体験をできることを楽しみに

していました。音楽室のCDで聴いた「ユモレスク」よりもとても迫力を感じたようです。また、リコーダー2重奏に

よる「つばさをください」をプロの奏者と一緒に演奏する機会もありました。当日はかなり緊張したようですが、

後日、映像で鑑賞したところ、

「二人だけよりもいろいろな音色が聴けて楽しいです!」と感想が聞かれました。

すてきな時間をありがとうございました。

 

「社会科見学」醤油ができるまで

11月20日(火)には、3年生の「社会科」の学習として「工場見学」に行きました。3年生の工場見学では、

私たちの暮らしが地域の産業によって支えられていることや地域の特色を学びます。学校の給食で、

林合名会社さんの醤油を使っているということを栄養士さんに教えてもらったので、それでは、醤油はどうやって

作っているのだろう?工場では何人くらい働いているのかな? 醤油ができるまでにどれくらいかかるの?という

疑問から、実際に作っているところが見たい!と見学に行くことになりました。

  

バスから降りると、すぐに醤油のとても良い匂いが漂い、みんなしょうゆのお餅が食べたい・・・と心の中で

思い浮かべていました。

また、林合名会社さんの歴史を感じさせる建物にも興味津々でした。一緒に参加した6年生も目を輝かせて醤油が

入っているタンクや容器に詰められている様子を顔を近づけて見たり、親切な工場長さんの話を熱心に

聞いていました。醤油の種類やできるまでの工程などの説明を受け、疑問に思っていたことを聞いたり、

醤油の味見させてもらったりして「へえ~そうなんだ!!」とびっくりすることばかりの社会科見学でした。

 

 

給食感謝の会

11月16日(金)給食感謝の会が行われました。栄養技師の穴澤さんを招待し、一緒に給食を食べました。

小学部の児童から「給食の材料はどこで買っているのか」「いつから給食を考える人になったのか」など質問があり、

分かりやすく丁寧に教えていただきました。炭酸飲料の話から塩分の話へと会話が次々と弾み充実した会食の時間

でした。

  

ごちそうさまの後は、感謝の気持ちが書かれた手紙を幼児・児童一人一人が渡しました。

最後に穴澤さんから、「給食の味が薄いのは、みんなが将来健康で生活していくために大切なことだから、

小さいときから薄い味に慣れてほしい」というお話があり、改めて給食のありがたさを感じる有意義な会と

なりました。

 

ピッキオによる読み聞かせ

11月15日ピッキオさんによる読み聞かせがありました。各学級ごとに季節に合った

すてきな絵本を読んでいただきました。

 

今回は6年学級での取り組みをご紹介します。

6年生は、以前から約束していた俳句の鑑賞を行いました。まず6年生から、秋をテーマに考えた句を

披露しました。

「かれ葉落ち 新たにできた 色の道」

「秋になり 食欲増えて 重くなる」

「温泉に 紅葉つかりて 赤くなり」

ピッキオの佐藤さんは、考えた過程や言葉の使い方について6年生に質問し、3つの俳句の良さを

味わうようにやりとりしてくださいました。。そして、佐藤さんに素晴らしい作品だと何度もほめられ、

うれしくほほえむ6年生でした。

 

また、佐藤さんに1番のお気に入りを聞いてみると、3つとも甲乙つけがたいとお話がありました。

その後、佐藤さんの句が披露されその場面の説明もあり、なるほどとうなずきながら聞いていました。

「俳句を作って、また鑑賞しましょう。」と約束をした今回の読み聞かせでした。

小学部クラブ活動:パフェ作り

これまでクラブ活動では、児童と話し合いをして運動遊びや手品遊びなどを行ってきましたが、

11月14日(水)のクラブ活動では、「パフェ作り」を行いました。児童2名とも自分でパフェを作るのは

初めてで何週間も前からこの日を楽しみに、絵に描いてイメージを膨らませていました。電動泡立て器で

生クリームをホイップにする作業では、思った以上に時間がかかりましたが、お互いに交代しあい、やっとの思いで

完成したホイップクリームを味見してみると「ん!?甘い!」と二人からほほ笑みがこぼれました。ゼリーや

フルーツ缶詰、ポッキーなど事前に考えていた材料をトッピングして美味しそうなパフェが完成しました。

  

先生方にも事前にトッピングしたい材料を聞いて、みんなで作りました。先生方にも「生クリームが甘い!」と

大好評でした。3年生からは「泡立て器を長く持っていたので肩が痛くなりました。でも先生方がおいしいと

言ってくれて嬉しかったです。」6年生からは「どんな物を入れようか考えながら作るのが楽しかったです。

自分で作ったのでおいしかったです。」との感想がありました。次回は「たこ焼き」を作ります。