日誌

平成30年度日誌

介護等体験(後期)

11月15日、16日の2日間、介護等体験生が来校しました。

小学部の3年、6年学級に所属しながら幼稚部の活動も参観してもらいました。

  

国語や算数の他に、自立活動の授業参観をしたり、音楽の時間では、ダンスが得意な体験生からヒップホップを

教えてもらったり、合奏コンクール一次審査のDVDを見て評価してもらったりしました。

 

また、休み時間は汗をにじませるほど動いて一緒に楽しく遊びました。

絵が得意な3年生が大好きなキャラクターの絵を体験生に渡したところ、美術が専門であったという体験生から、

とてもすてきなイラストをいただきました。 

ダンスやイラストといった得意なものをもった体験生と、とても楽しく充実した2日間を過ごすことができました。

ぜひまた、会津校に遊びにいらしてくださいね。

3年生:居住地校交流

11月14日(水)、坂下東小学校の3年生との第5回目の交流及び共同学習を実施しました。

前回の9月の交流から約2か月ぶりの交流となりましたが、坂下東小の子どもたちもとても楽しみにしてくれていた

ようで、にこやかに出迎えてくれました。

今回の交流では1校時の時間をいただき、会津校教員が難聴理解授業を行いました。子どもたちと、補聴器を

装用した場合の聞こえ方について学んだり、実際に聞き取りづらい状況で言葉を聞き取る体験をしたりしました。

会津校の3年生も、実際に聞き取りにくさを感じる場面についてみんなの前でしっかりと伝えてくることが

できました。どのようにすると伝わりやすいのか、坂下東小の子どもたちも真剣に考えてくれ、授業直後から

身振りも併せて伝えようとしてくれる子の姿も見られました。

  

それ以外にも、国語、算数、道徳の授業に参加してきました。各教科で、みんなの多様な考え方や意見に

触れることができ、学びをより深めることができました。

また、今回は昼休みの時間まで坂下東小で交流することができたため、業間休みにみんなと体を動かしたり、

給食を一緒に食べたり、昼休みにはドッジボールに誘ってもらって体育館で一緒に遊んだりと、授業以外でも

楽しく交流することができたようでした。

第3回愛校活動

11月13日(火)、第3回愛校活動があり、全員でチューリップの球根とパンジーの苗を植えました。

今年は、大きな花壇を3年生と6年生にお願いし、6年生が中心になって苗をどの位置に植えるか3年生と

相談しながら進めていました。植える位置が決まった後、4歳児がお手伝いに来てくれて、

「掘っていい」「もっと深く掘って」などやりとりをしながら球根を植えていました。

5歳児は「黄色の花に水をあげて」と教員から依頼を受けると、じょうろに水を汲んできて言われた色の花に

水をあげていました。

  

終わりの会の時に、児童の2人から「協力して球根や苗を植えることができた」「春に花が咲くのが楽しみ」と

いった感想がありました。春が待ち遠しい一方で、6年生が卒業してしまうことにも話題に触れながら

第3回愛校活動を閉じ、葉が真っ赤に色づいたカエデの前で写真撮影をしました。

第4回愛校活動は大掃除を行います。みんなで協力して学校を綺麗にしたいと思います。

第2回幼稚部本分校交流会

 11月9日(金)、幼稚部の本分校交流会がありました。幼稚部の本分校交流は年2回の実施で、夏の水遊びに続いて、賑やかに集団遊びを経験してくることができました。

  今回は初めて2名が別々のグループで始まりの会や終わりの会を行い、いつもとは違う友達や先生方の中で、話を聞いたり、やりたいことや楽しかったことを発表したりしました。また、「貨物列車」(つながり遊び)や「風船運びリレー」などにも積極的に参加することができました。

 

 これまでよりも友達への意識が高まり、話しかけられたことに応じて好きなキャラクターを見せ合ったり、自分から遊びの輪の中に入り遊具を共有したりする姿が印象的でした。

 

楽しかったことを、写真や絵日記を通して早速お家の人ともやりとりしたそうです。今月下旬の児童集会でも、この本分校交流について一人一人思い出を発表する予定です。

「只見線」学習列車に乗ろう!

平成23年7月の新潟・福島豪雨で会津川口~只見間が不通となっている只見線の利用促進を図る県の事業を活用し、「社会科」の学習として「只見線学習列車」を利用しました。学校を出発し、会津川口駅までの行く途中の柳津町では、粟饅頭作りや赤べこ絵付け体験をしました。小池屋さんの社長さんに作り方を教えてもらい粟の温かさや作り方のコツに気を付けながら上手に作ることができました。赤べこの絵付けでは、どんな模様にするか悩みながらもそれぞれに工夫してオリジナルの赤べこを作り、足湯に入るなど柳津町を代表する体験を行いました。

 会津川口駅からは只見線に乗りました。金山町役場の職員の方々に見送られ、会津の食材を使った会津短期大学さんでレシピを考えた「会津のおいしさペロリ JR只見線満喫弁当」はとても美味しく食べ、金山町の炭酸水を味わい、金山町の人々に手をふられ、とても楽しい体験活動となりました。小学部の2人も只見線から見た紅葉がきれいだったこと、金山町は良いところだなあ~という感想をもったようです。

 

ハロウィン~へんしんごっこ~

 交流運動会で「ももたろう」にちなんで衣装を着けて踊ったり、パワー祭りで「3匹のこぶた」に

なりきったりした幼稚部の二人は、今でも「へんしんごっこ」で盛り上がっています。

10月31日にはハロウィンにちなんで、今度は自分たちで衣装を作ってみました。

  

4歳児は赤いビニールを切って「口裂けマスク」を手作りし、5歳児はマントに大好きなアンパンマンのマークを

貼っていざ職員室へ!「おかしをちょうだい」と先生方にせがみますが、簡単にはもらえません。

 

チョコレートの包装紙の色やグミの味を聞かれると、一所懸命考えて「赤ちょうだい」「桃、食べたい」と

答えていました。工夫して作ったりやりとりを楽しんだり、ごっこ遊びを楽しんだりと元気いっぱいの幼稚部です。

校内研修・第1回公開学習会

11月1日(木)宮城教育大学教授の藤島省太先生に来校いただき、第2回の校内研修会を実施しました。

午前中に研究授業の参観をはじめ、幼児児童の様子をご覧になって頂きました。6年生の幼稚部時代から

ご存じである藤島先生は、一人一人の成長を伝えて下さり、私たち職員一同、とても嬉しく思いました。

郡山にある本校中学部職員2名の参加もあり、会津校の様子を知って頂く大変良い機会となりました。

  

午後の校内研修では、国語科の授業について参加者間で様々な意見交換をしました。また、藤島先生より

いただいた助言は、すぐに実践で活用できる内容であり、授業者だけでなく参加者全員にとって得るものが

多い研修会となりました。

その後には、校内研修テーマ「幼児児童一人一人の言葉の習得と学びを深めるための指導のあり方について」に

関して、藤島先生よりご講演をいただきました。

 

私たちが普段何気なく使っている「ことば」について、改めてそのはたらきを考える機会が得られたと同時に、

コミュニケーションをする上で大切にしなければならない要素も再確認することができました。

明日からの幼児児童とのやりとりに生かしていきたいと思います。

藤島先生、多くの教えをありがとうございました。

笑顔輝いたパワー祭り!

10月20日(土)、会津支援学校との合同学習発表会がありました。

会津校の幼児児童は、ステージ発表で劇「3びきの こぶた」を披露しました。

小学部6年生がお兄さんぶたでみんなをまとめ、3年生はオオカミ役、

幼稚部は弟、妹ぶたのトン吉、トン子役をいきいきと演じることができました。

  

劇発表後には、ボランティアとして来校してくれた会津短期大学部幼児教育学の学生さん達や後援会の皆様、

旧職員、保護者の方と記念撮影をしました。

そして、サプライズとして、小学部児童がクラブ活動で腕を磨いたマジックショーも開催しました。

2名の児童は緊張しながらも、これまでの練習の成果を発揮して、大喝采を受けていました。

   

イベント広場の「ヨーヨー釣り」は、今年度も大好評!お客さん達とのやりとりを楽しみながら運営することが

できました。

  

後援会の方々をはじめ、地域の方々、卒業生や交流園の先生方など関係する方々にたくさん応援して

いただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

かぶ大豊作!

幼稚部では春に続いて、秋にもかぶの収穫をしました。今回は、これまでになく大豊作!!

おいしそうで真っ白の大きなかぶを引き抜くことができた5歳児は早速「教頭先生~かぶ(を)とったよ。」と

中庭から職員室に声をかけて自慢していました。

 

パパの、ママの、おばあちゃんの・・・と自宅に持ち帰る分を袋に詰めても、まだまだあるので、

会津校の先生方や小学部のお兄さんにもおすそわけすることにしました。4歳児は「かぶ(を)3こ、えらんで。」

と説明し、農家の看板娘のようにてきぱきと袋に詰めました。

もちろん、恒例の試食会「かぶのサラダ」は二人ともおかわりするくらいでした!

 

 

合同文化祭パワー祭り

10月20日(土)開催の合同学習発表会パワー祭りのご案内 

今年度、幼児児童は劇「3匹のこぶた」を発表します。(出番は9:00からとなっております。)

また、イベント広場では「ヨーヨー釣り」を開催します。(こちらは11:10~11:50までです。)

皆様のお越しをお待ちしております。

第2回合同避難訓練

10月11日(木)、会津支援学校との第2回合同避難訓練がありました。

今回は地震発生を想定して実施しました。天候の関係で、体育館への避難となりました。

避難訓練では地震音を放送で流しますが、聞き取りにくい幼児児童たちには、教員が各教室をまわり、

地震発生の状況を手話と共に確実に伝えます。

教室では先生の指示に従い、揺れから身を守るために机の下にもぐって

待機する様子が見られました。余震の恐れがあることから避難の指示がでると、幼児は担任の先生に避難帯で

おんぶされ、小学部児童はタタメットをしっかりかぶって安全に避難することができました。

 

体育館では分校長先生や会津若松市消防署の方からのお話があり、地震が起きたらすぐに頭を守ること、

姿勢を低くすることを確認したり消火器の使い方について教えて頂いたりしました。

補聴援助システムと手話から情報を得た児童達は、教室での事後指導でわかったことを担任の先生に

しっかり伝えることができていました。

 

幼稚部交流運動会

10月6日(土)、秋晴れというよりも、夏のような日差しのもと、子どもの森の運動会「飛んでプレイデー」が

行われ、幼稚部の二人も参加してきました。

この日に向けて、友達と練習をしたり、衣装を着けて踊ってみたりと張り切っていたので、当日はみんなと会えて

とても嬉しそうでした。前へならえのポーズも、この日のために練習し、開会式で準備体操や応援合戦で体や声を

ほぐしたら、いよいよ競技です。大好きなパパとの親子競技や、個人種目に取り組み、最後までがんばりました。

いつもクラスの一員として楽しく交流できるように考えてくださっている子どもの森の先生方や友達との思い出が

また増えました。 ありがとうございました。

 

 

 

秋の交通安全教室

9月20日(木)に秋の交通安全教室を実施しました。

幼稚部4・5歳児は、担任の先生と一緒に交流している白梅幼稚園まで歩道を安全に歩き、信号を見て

横断歩道を渡る学習をしました。

小学部児童は、会津若松警察署交通安全課の大山さんと藤原さんより「福島県自転車安全利用五則」の紹介と説明を

受けながら自転車に乗る際の交通ルールやマナーを学びました。その後、実地練習も行いました。

自分の自転車を使って、乗る前のブレーキ確認や歩道を乗る場合には車道側を走るなど教えていただいたことを

しっかり意識しながら活動することができていました。

  

活動の後半には、パトカー見学もさせていただきました。幼稚部だけでなく、小学部も本物を前に

目を輝かせていました。貴重な体験もさせていただき、ありがとうございました。

自分の命を守るため、しっかり交通ルールとマナーを守っていきます。

理科自由研究の成果発表

第57回会津若松市北会津地区小中学校児童・生徒理科研究物展が

9月8日(土)~10日(月)に河東学園小学校ラーニングセンターで開催されました。

今年度は3年生と6年生がそれぞれ、夏休み中に取り組んだ自由研究を出品しました。

  

3年生の「人の体のしくみを調べよう」は、1学期の国語の調べ学習がきっかけでした。

6年生の「身の回りの植物の葉にでんぷんはあるのか」も、1学期の理科の実験をきっかけに取り組んだ

ものでした。本校では、自分の考えを文章化してまとめ、読む人にわかりやすく伝えようとする力の育成を

重視しています。理科の自由研究の取り組みも、このねらいを達成する大変よい題材の一つになっています。

大きな賞状をいただき、大満足の児童たちでした。

校内研修会・第1回公開学習会

9月18日(火)東北福祉大学教授の大西孝志先生に来校いただき、午前中に校内研修、午後3時より公開学習会

「子ども達の豊かなことばの育成を目指して~切れ目のない支援の在り方について」のテーマでご講演をいただきました。幼稚部4・5歳学級の「水あそび」を中心に授業参観をしていただき、事後検討会でご助言をいただきました。幼児2名の関係性の変化やことばを引き出すための環境設定について多くの示唆を頂きました。

  

午後からの公開学習会には、保健福祉関係、学校教育関係、保育・幼稚園関係者等の参加がありました。新学習指導要領等を踏まえながら、バリエーション豊かな例示でお話をしていただきました。参加者の皆様より「経験を言葉に結びつけることの大切さ」「子どもたちの見方・考え方に寄り添うこと」について学ぶことができという感想が多く寄せられました。また、市町村で行われる新生児聴覚検査を通して早期発見・早期療育につなげたいという保健福祉関係者からの感想もあり、テーマにある「切れ目のない支援」につながるよい学習会となりました。

大西先生、1日を通して大変お世話になりました。   

               

6年生:本分校合同宿泊学習

9月12日、13日に郡山自然の家で合同の宿泊学習を行いました。4校の5,6年生が集まり1泊2日の集団生活を送ってきました。1日目は、インラインスケートや野外炊飯、キャンプファイヤーを行いました。事前学習の時から楽しみにしていたインラインスケートは、初めのうちは恐る恐るでしたが、最後にはすいすいと滑っていました。所員の方にも、とても上手になったと褒められていました。1時間程度の活動時間であっという間に上達しました。

 

終了後、お風呂上りか思うほど髪は汗でびしゃびしゃになり、体はとても疲れた様子でしたが、満足した表情で楽しかったと話していました。野外炊飯では、ごはん係、片付け、その他いろんな仕事を次々と行いました。特にお米とぎや洗いものでは、授業で学んだことや普段のお手伝いでの力を発揮し、てきぱきと行っていました。みんなで力を合わせて作ったカレーライスを美味しそうに食べていました。

 

2日目は、自然の家周辺の山を歩いてスタンプを探すスタンプラリーでした。班でどのスタンプを見つけにいくか相談しながら7個中6個を見つけられました。最後は、班全員で手をつないでゴールしました。山道を下りたり登ったりして約2時間歩き回り、本当に疲れた様子でした。ゴール後は、ほっとした表情を見せていました。

合同宿泊学習を通して、本校や福島校、平校の友だちとたくさん交流できました。その中でたくさんの友だちと活動する楽しさと厳しさを感じたようでした。会津校だけではできない経験をたくさん得ることができた2日間でした。

幼稚部:敬老の日のプレゼント

幼稚部が1学期から継続してきた「水遊び」。ペットボトルやいろいろな大きさの空き容器に水を汲んだり、

絵の具や草花で色をつけたりして思い思いに遊んでいます。水の重さを実感したり、移し替えのコツを工夫したり、

「ジュース」や「ゼリー」に見立ててごっこ遊びをしたりしてきた二人ですが、今週は、マリーゴールドで

タオルを染色をしてみました。

  

咲き終わった花でも、煮出すとしっかり染まり、ジャブジャブ洗濯ごっこをすると薄い黄色になりました。

ミシンでちょっと縫うとティッシュボックスカバーのできあがり!いつもかわいがってくれるおじいちゃん・

おばあちゃんへの敬老の日のプレゼントです。ぜひ使ってください。

 

幼稚部:年中児との交流

2学期最初の子どもの森さんとの交流及び共同学習は、年中のパンダ組さんを会津校にお迎えしました。

初めての「聴覚支援学校」に興味津々のお友達に、4歳児が「お客さん(の)部屋(会議室)」

「本(の)部屋(図書室)」と校内を案内したり、一緒に「お玉リレー」「色おに」などのゲームをしたりしました。

 途中、県下一斉に実施された「シェイクアウトふくしま」もみんなで参加し、担任のかけ声で「静かに」

「頭を守って」「じっとして」身を守ることもできました。

  

 最後はみんなでダンス♪5歳児は、以前、お友達と踊った曲なので、張り切って手足を動かしおしりを振って

楽しんでいました。次週からは、10月6日の運動会に向けての交流活動となります。

 

みみちゃん教室体験週間について

9月3日(月)からの1週間、みみちゃん教室体験週間でした。

週間以外でも随時、教育相談を受け付けていますが、広く会津地域の方々に本校の教育相談機能、

特に0歳児から対象となる早期教育相談を知って頂くために開催しています。

今回は3組の親子が体験週間中に来校してくれました。

みみちゃん教室には様々なおもちゃがあり、お子さんが興味を示したものでやりとりを進めていきます。

大型トランポリンや大型絵本なども人気があります。

   

体験週間最終日には、教育相談について職員間でミニ研修をしました。

ことばを育てる生活の工夫として図「ことばのビル」(中川信子著:健診とことばの相談より)や、

発達年齢ごとによる言葉かけや関わり方の重点について確認をしました。

 

みみちゃん教室、よろしかったら遊びにいらしてくださいね。

東京大学手話サークル「しゅわっち」との交流

9月4日(火)、東京大学手話サークル「しゅわっち」の10名の学生と東京大学先端科学技術研究センター職員で

あり、「マジックトシマ」としても活躍されているろう者の十島典弘さんが来校されました。

幼稚部と小学部の授業の様子を参観したり、昼食を一緒にとったりして交流をしました。

幼稚部は積極的に学生さんに関わっていき、小学部は少し恥ずかしがりながらも、習った英語で質問をしたりなど、

会話を楽しんでいました。

  

教頭より本校紹介をした後には、十島さんによるマジックショーを開催しました。

目の前で繰り広げられるカラフルな紐を使ったマジックに、幼児たちも児童達もくぎ付け!

驚きの表情を見せていました。

  

手話サークルの学生さん達は、これまでも夏休みを利用して様々な聴覚支援学校に見学へ出かけているそうです。

幼児児童達にとって大変良い機会となりました。十島さん、学生のみなさん、

また機会がありましたら、会津校に足を伸ばしてくださいね。

校外学習(社会):3年生

9月3日(月)、3年生は、「店で働く人」社会科の学習の一環で、株式会社ヨークベニマル町北店に行きました。

これまでの学習で、地域や学校の近くにはどんなものがあるのかを勉強してきましたが、今回は、自分たちの生活を

支えているお店について、勉強してきました。店長さんから、大きく7つの販売コーナーに分かれていることや、

会津の野菜など新鮮なものを販売していること、入口にはお買い得なものを並べていること、調理時間を短くできる

ようなものを販売していること、世界中からも品物を取り寄せていること、働いている人が92人もいることなどを

とても丁寧に説明していただきました。

  

また、お店のバックヤードも見せていただき、店舗で加工している様子を、興味津々で見てきました。

店内を見学していると、店員さんから手話で話しかけられることもあり、手話を使ってくれることにびっくりも

しました。ヨークベニマル町北店 店長さんをはじめ店員のみなさま、今日は本当にありがとうございました。

幼稚部 第2学期始業式

8月31日(金) 幼稚部2名も元気に登校して第2学期が始まりました。

始業式では、1学期に幼児たちががんばってできるようになったことを

杉山分校長先生が振り返りながら、「2学期もめあてをもってがんばってくださいね。」とやさしくお話されていま

した。がんばってきた一つに息の練習があったのですが、分校長先生が紙袋から「ふきもどし」を出して息を

吹き込む様子をじっと見入る2名。一つずつ手渡され、嬉しそうでした。2学期もいろいろな活動・体験をしていき

ましょうね。

  

お家の方と一緒にやりとりした夏休みの絵日記から、一番楽しかったことを発表しました。プールにバーベキュー、

スイカ割りを家族で楽しんだこと、お祭り会場で消火活動を体験ことなど、バラエティに富んだ発表でした。

小学部の友達に伝えたい!と一生懸命、体全体を使ってお話していました。

  

今日から4名でのスタートです。たくさん笑ってたくさんお話しましょう。

第2学期始業式(小学部)

今日から小学部の第2学期がスタートです。

幼稚部はまだ夏休み中のため、児童2名ではありましたが、元気いっぱい、

手話表現と共に校歌斉唱をして始業式が始まりました。

 

杉山分校長先生からは、日焼けした児童達への質問があったり、学校前の田んぼで作られた米が

給食に使われている話題から、将来の職業について考えてみようといったお話がありました。

 

夏休みの思い出発表では、春の遠足で行ったコミュタン福島に家族で再度行って勉強になったこと、

夏の朝に見上げた空に虹と雲が合体したような不思議な光景を見たことなど、自分が体験したことを

伝え、充実した夏休みだったことが伺えました。

幼稚部は8月31日が始業式です。ぞう組、きりん組の2名と会えることを楽しみにしています。

     2学期に向けて、みんなでガッツポーズ!

第1回公開学習会

7月31日(火)会津大学の講義室で第1回公開学習会を開催しました。

福島県立会津支援学校教諭の中村孔一先生を講師に、「きこえにくさのあるお子さんに、私たちができること」

~聴覚障がいのある教員の経験から学ぶ~をテーマにお話をいただきました。

会津管内の保健師、保育士、SSW(スクールソーシャルワーカー)、特別支援学校教員、保護者等

39名の皆さんが参加されました。

  

中村先生には、聾学校幼稚部時代から大学、就職とこれまでに至る経緯を、たくさんのエピソードや写真と共に

とてもわかりやすくお話いただきました。また、当時の絵日記や連絡帳等もご持参いただき、参加者の方々が

手にとって熱心にご覧になっていました。

以下は参加者のアンケートからの一部抜粋です。

「支援者としての役割や向き合い方を考える良い機会になりました。」

「きこえに困難があっても自立して生きていける力をつけていけるように育てていこうと改めて思えた学習会

でした。」

「お話を聞いて元気になれる学習会でした。」

「いづれ社会に出ることを考えながら成長段階に応じた支援、自分でできる力を身につけられるような指導が

必要だと感じました。」

中村先生、貴重なお話をありがとうございました。

第1学期終業式

  

7月20日(木)は第1学期終業式が行われました。

全員で元気よく校歌斉唱をした後に、分校長先生から「1学期の目標は達成できましたか?」とお話を

いただきました。一人一人が頑張ったことの発表を行い、自分の1学期を振り返ることができました。

    

式終了後には、小学部の児童達に表彰がありました。1学期のがんばりが認められ、

堂々とした表情で教頭先生より賞状を受け取っていました。楽しい夏休みを過ごして、

また2学期、元気に会いましょう。

 

運動タイム:1学期表彰

今日が1学期最後の運動タイムでした。

今年度は天気の良い日は中庭を6周、雨天時はプレイルームで縄跳びを実施しています。

また、毎週水曜日には筋力をつくる運動をしています。

マラソンは自分の目標タイムより速く走った時、縄跳びは前回の回数を上回ったとき、

筋トレは目標回数ができた時にごほうびシールをゲットできます。

  

今日は、そのシール合計によってメダルの授与があり、結果は6年生は銅メダル、3年生は銀メダルでした。

メダルを手にした2名は、早速2学期に向けた意気込みを語っていました。

   

 

第1回本分校幼稚部交流会

 

7月13日(金)郡山の本校において、幼稚部の本分校交流会があり、会津校からも「交流~!」「友達~!」「プール!」と楽しみにしてご両親と参加しました。
はじまりの会には昨年度よりも落ち着いて臨んだ二人ですが、「三輪車が好きです」「本が好きです」などの自己紹介に他校のお友達が「私も好き!」「何の本?」と応じてくれた時は、特に大喜びでした。普段は大人を介したやりとりになりがちですが、友達がいろいろ反応してくれるのは嬉しかったようです。
大きなプールでの活動では、ワニのように手をついて水面ギリギリに顔を出し歩いたり、フラフープをくぐったり思う存分遊ぶこともできました。いつもは小さいビニールプールでバシャバシャ水遊びをしているので、大満足です!

 
 お弁当の時間や午後の自由時間も、他校の友達や先生とかかわりながら遊ぶ姿に成長を感じた半日でした。
 保護者の方々も2年目、3年目の交流ということで、いろいろと情報交換ができたそうで、子ども達にとっても、保護者にとっても有意義な時間となりました。2回目の交流は11月に予定されています。

6年生:本分校合同宿泊学習の事前学習

  

7月6日に、4つの学校の5,6年生14名が集まり、本校で本分校合同宿泊学習事前学習を行いました。

団結式では、1人1人が校長先生から呼名され、代表として会津校6年生が「みんなで協力して活動し、自然を

楽しみたい」と決意の言葉を発表しました。その後2班に分かれて、当日に向けて班の話し合いを行いました。

会津校6年生をふくむ2班のメンバーは、初めの自己紹介で緊張した表情でしたが、班長・副班長が決まるとお互いに

意見を出し合って話し合いが進んでいきました。特に、1日目の班別活動と2日目の雨天時の活動は、お互いに

やりたい活動と理由を学校ごとに発表し合って、みんなで話し合って決定していました。

1人で勉強することが多い会津校6年生にとっては、結団式の決意の言葉をみんなの前で述べること、同学年の友達と

意見を交わして話し合う活動、休み時間に楽しく過ごすこと等すべてのことが、とても良い経験となり、

宿泊学習に向け期待が高まったようでした。

流しそうめん体験

7月9日(月)、幼稚部主催の「七夕・流しそうめん」を実施しました。

当日は、幼稚部の保護者やPTA副会長さんのお手伝いもいただき、準備も片付けもスムーズに進みました。

また、偶然通りかかった後援会の役員さんも「おいしそうだなあ」と寄ってくださり、

にぎやかに過ごすことができました。

 

メニューは流しそうめん(細切りのにんじんやきゅうりも流れてきます)、幼稚部が育てたカブのサラダ、

3年生が作ったカレー!!みんな満腹になった頃、幼稚部のミニミニコンサートで「アメリカンパトロール」の合奏、

「たなばたさま」の合唱を披露しました。七夕飾りの下、楽しい思い出がまた一つ増えました。

 

PTA体験活動:バームクーヘンづくりに挑戦!

 

7月7日七夕の日に、平成30年度PTA体験活動を会津自然の家で行いました。雨が降る時もありましたが、

幼児・児童・保護者・先生が参加し、13名でバームクーヘンつくりに挑戦しました。

会津自然の家の野外炊飯場で、生地づくりからスタートし、卵を黄身と白身に分けて小麦粉と混ぜて練って

生地を作ったり、うちわを使い一生けんめいに扇いで火をおこしたりして下準備をがんばりました。

 

そして焼き上げでは、竹にぬって焼くまたぬって焼く活動を繰り返し、

約90分後、ついに写真のバームクーヘンが完成しました。

友達同士、親子、みんなで協力して作り、おいしいバームクーヘンをおなかいっぱい食べることができました。

 

笹飾りを作ったよ

七夕が近づいてきました。幼稚部では6月に色水遊びで染めた和紙や折り紙を使って笹飾りを作りました。

この日は、登校後に保護者の方々も、昔を懐かしんでいろいろな飾り作りをしてくださったので、

みんなで賑やかに飾り付けをすることができました。

学級で歌っていた「たなばたさま」を口ずさむ5歳児、高いところに飾りたくて「だっこして~」とせがんでみる

4歳児。最後はみんなで記念撮影です。

これから、小学部のお兄さんたちや先生方にも願いごとを短冊に書いてもらいたいなあと思っています。

みんなの願いが叶いますように・・・。

 

 

會津っこギャラリーNo.2

幼稚部、小学部ともに、1学期にいろいろな作品を作りました。

今回は、福島県立聴覚支援学校が創立110周年を迎えるにあたり、

記念誌に掲載する作品をご紹介します。

幼稚部きりん組(年中)「かえる」     

                           幼稚部ぞう組 (年長)「ボールプールであそんだよ」

   小学部6年 「どうくつのうら側」

小学部3年「かいじゅうグドンとヒーローエッグマンのたたかい」            

會津っこギャラリー1

幼稚部年中 幼稚部年長

小学部3年 小学部6年

今年、福島県立聴覚支援学校が創立110周年を迎えます。

それを記念して11月に記念式典が本校で開催され、分校は作品等で110周年を一緒にお祝いします。

記念式典当日に展示される「未来の学校」の絵を、幼児児童が「こんな学校があるといいな!」と

願いを込めて描きました。

一人一人、個性的な色鮮やかな作品が出来上がりましたので、どうぞご覧ください。

幼稚部5歳児:居住地こども園交流体験

6月29日(金)5歳児は、初めて居住地のこども園で体験活動を行いました。年中さん・年長さんと一緒に

体操やゲームをしたり、昼食を食べたりして楽しく過ごしました。特に、同級生はトイレの使い方を教えて

くれたり、整列するときに手をつないでくれたりと親切にしてくれてとても嬉しかったようです。

みんながお昼寝の準備をし始めると「一緒(に)寝る」「帰らない~」とお迎えに来たママに泣きついたほど・・・

幼稚部入学前に、通っていたこともあって懐かしい先生方もいらっしゃって、たくさん声をかけていただきました。

体験活動にご協力いただきました喜多方市立高郷こども園のみなさま、本当にありがとうございました。

  

ピッキオによる読み聞かせ

6月28日(木)毎月楽しみにしている月一回の読み聞かせボランティアの「ピッキオさん」来校日。

今回も、幼稚部では「何が好きかな?」「一緒に体操をしよう」などとやりとりをしながら4冊の絵本を

読んでいただきました。

 

終了後、いつものように「これで読み聞かせを終わります」「ありがとうございました」と挨拶した二人ですが、

急に自分たちでも本を選び始め、「ぼく(も)読む」と「わたし(も)やりたい」と読み手に立候補!!

帰り支度をしていたピッキオさんでしたが、びっくりしながらも喜んで聞いてくれました。

 


「年少さんからの読み聞かせで、こんなに絵本が大好きになったんだね」「集中して読んでくれて嬉しいなあ」

というピッキオさんのお言葉に、絵本と読み聞かせの素晴らしい力を感じたひとときでした。

第一学期末全体懇談会・PTA奉仕作業

6月16日(火)午前中に授業参観、学期末全体懇談会、PTA奉仕活動、

親子歯みがき教室を開催しました。

1校時の授業参観で、理科を学習した6年生は参観されたお父さんの実験予想を聞く機会も設け、

普段とは違う雰囲気を味わうことができました。

全体懇談では、教頭先生が郡山本校の紹介ビデオを用いて幼稚部から高等部、寄宿舎の生活について説明を行い、

6年生保護者をはじめ、これから先の進路も見据えた情報提供ができました。保護者の皆様も大変関心をもって

説明を聞いていました。

  

その後、奉仕活動があり、暑い中でしたが中庭の草むしり、運動会に使ったはちまきのアイロンかけを

二手に分かれて取り組みました。お陰様で花壇や畑がきれいになり、はちまきも来年度に向けて整えることが

できました。ご協力いただきありがとうございました。

懇談会での意見交換や奉仕活動を通して、保護者の皆様の団結力のよさを見せていただいた一日となりました。

親子歯みがき教室

 

 

6月26日(火)歯科衛生士の武藤利子先生にお越しいただき、親子歯磨き教室を開催しました。

カラーテスターによる染め出しを行った後、ブラッシング指導を受けました。参加した幼児・児童3名とも

きれいに磨けているとのことでした。小学部には、磨き残しが見られやすい歯と歯の間は、歯ブラシを縦にして

磨くと良いことや、週に2、3回は保護者に仕上げ磨きをしてもらうと良いなどの話がありました。

幼稚部には、「食べたら磨く、寝る前に磨く」といった歯磨き習慣をつけることや、第1大臼歯が生えてくる

大事な時期なので頬から歯ブラシを入れて磨くことなどの話がありました。乳歯の下にはもう永久歯が生えて

待っていることが分かる歯の模型を見せていただいた時は、とても驚きでした。

保護者の方だけでなく、教員も大変勉強になりました。当日参加できなかった児童にも今日教えていただいたことを

伝えたいと思います。武藤先生、ありがとうございました。

幼稚部:かぶのサラダを作ったよ!

昨年度、劇で「大きなかぶ」をやってからずっと育てて食べたいと思っていたかぶがついに収穫できました。
「かぶを抜いてサラダを作るよ」と話すと二人とも立ち上がって「うんとこしょ、どっこいしょ」と

張り切っていましたが、今回はプランターで育てたカブなので指で摘まんで抜けるくらいのサイズです・・・・

でも、土の中から写真や絵で見ていた「かぶ」が出てくると嬉しそう!

 

早速、洗って、葉をちぎって、茹でて、ツナと和えてかぶのサラダを作りました。

交換しながら10回ずつ数えて和えたり、担任が忘れたふりをしたマヨネーズを「そうだ!私が、持ってくる!」と

やりとりして味を仕上げたり、みんなで楽しく調理ができました。

もちろん、味は最高!!奉仕作業で来校していた保護者や先生方にもごちそうして大満足でした。

 

第1回竹田校との交流(ミニ運動会)

6月20日(水)、小学部児童が会津支援学校竹田校の児童たちと交流を行いました。

年に2回の実施ですが、平成26年度より始まり5年目となります。一人一人の成長が感じられ、

児童同士の関わりにも深まりが見られるなど体験の積み重ねの大切さを感じます。

はじまりの会では、自己紹介で好きなテレビ番組を話題にしたところ、児童も先生も一緒になって

盛り上がりました。

  

児童4名が紅白わけをして行ったミニ運動会では、各組が勝利を目指し、思い切り体を動かしていました。

その後、給食のラーメンをみんなで食べたり、移動図書館の様子を見学したりし、残りの時間は「色おに」で

またまた大盛り上がり!

あっという間に終わりの時間となり、握手をしながら「また会う日まで!」と互いに声をかけ合っていました。

第2回は11月20日です。その日を楽しみにしています。

校外学習(6年)

6月19日(火)、6年生は、「地域について調べよう」(総合的な学習の時間)の学習の一環で、

会津若松市東山町にある会津慶山焼に行きました。

これまで会津の焼き物や漆器、絵ろうそくについて調べ学習を行いました。今回は、見て聞いて体験して

確かめ調べたことを深められるように、焼き物の手びねり体験をしました。

 

体験する工房では、担当の方にインスパイロ(情報保障システム)を付けていただいて説明を聞きながら、

六つの工程を行いました。

6年生にとって、担当の方の説明がとても分かりやすく次々と作業を進めることができました。

形を作っていく中で、周りの粘土が薄くなるように指の腹をつかって伸ばしていく作業が一番難しかったようです。

力加減や手・指の使い方に苦労していました。

また、担当の方と話をしながら湯飲みを作ったり、湯飲みを作るときに難しいことは何かを聞いたりしていました。

最後に、お店にある様々な形・色のコップや茶碗等を見て驚くと共に、品物の素晴らしさに感心していました。

本焼きをして完成するのは、2ヶ月後となります。どのような湯飲みができるかとても楽しみです。

 

本分校交流会(3年生)

6月15日(金)は、聴覚支援学校本校にて3・4年本分校交流会を行いました。

今回の交流会では、各校でそれぞれに決めてきた活動「フルーツバスケット」「おにごっこ」「色おに」

「サッカー」で遊び、交流を深めました。友達と会うのは1年ぶりということで始めは緊張した表情でしたが、

遊びの時間になるとみんな夢中になり自然と笑顔も見られました。

会津校の3年生は「色おに」の担当ということで、みんなの前でルール説明を行いました。

前もって練習していた手話を思い出しながら落ち着いて臨むことができました。おわりの会でも友達と

一緒に司会をするなど、自分の係の仕事にも真剣に取り組んでいました。

同年代の友達と大人数で遊んだり、役割分担をして会を進行したりと、会津校だけではできない経験をする

良い機会となりました。

父の日のプレゼントづくり

6月17日(日)は父の日ということで、幼稚部では、大好きなパパにコースターを作ってプレゼントしました。

色水遊びで染めた和紙をちぎって、牛乳パックに貼ったコースターは、コップを置くのにピッタリ!

パパの好きな飲み物で、「かんぱ~い!!」して欲しいです。

上手にできたので、自分たちも完成を祝ってジュースで「かんぱ~い!!」パパも喜んでくれたかな?

 

 

                  

芸術鑑賞教室

6月13日(水)に小学生芸術鑑賞教室に参加し、劇団前進座による演劇公演「龍の子太郎」を鑑賞してきました。

会場の風雅堂には市内の小学生が大勢集まり、人の多さに戸惑いつつも、会場に入るとこれから始まる劇に

期待いっぱいの2名でした。

 

児童達の聞こえに配慮し、最前列に席を設けていただきました。ステージが目の前であるため、演者の声が

聞こえやすく、かつ表情や動きがよく見えてあらすじをつかみやすかったようです。

幕間に物語の内容についてやりとりすると、特に高学年は細かい部分も聞き取っていたことがわかりました。

帰校後の話し合いを通して、龍になってしまった母親と子どもが再会を果たす場面や、母親が元の姿に戻って

子どもと抱き合う場面が強く印象に残り感動したと感想を聞くことができました。上質な舞台芸術の鑑賞を通して、

児童たちは様々な思いをもったことが、後日の感想文からも伺えました。

鑑賞にあたり、配慮をしていただいた主催者の皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

幼稚部交流:会津校へようこそ!

 

 

毎週楽しみにしている幼稚部の週1回の交流活動ですが、

今回は子どもの森の年長組のお友達が会津校に来てくれました!!

校門でみんなを出迎え、「どうぞ~」と校内に案内しました。「先生(のお部屋)=職員室」

「お客さん(のお部屋)=会議室」などと校内の案内も上手で、子どもの森のお友達は興味津々で見て回りました。

お友達からは「どうして椅子にテニスボールついているの?」(防音対策)、「なんか光ってる!!」

(チャイムと同時に緑のランプが光り、視覚的に知らせる)など、聴覚支援学校ならではの、設備などに関しても

質問が出て、5歳児も「し~」(静かになんだよ)、「ピカピカ」(光るんだよ)と張り切って教えていました。

 賑やかに遊んだり、図書室で一緒に読書をしたりと、楽しいひとときを過ごしました。

第2回全体自立活動:手話による読み聞かせ

6月5日(火)5校時に第2回全体自立活動がありました。今回は手話による読み聞かせを通して、

手話表現で大切なことを学ぶことがねらいです。

手話通訳問題研究会の方や聾者が来校し、「十二支のはじまり」「ももたろう」を演じてくださいました。

当日は6年生が体調不良のため欠席でしたので、児童は3年生一人でしたが、目の前で繰り広げられる物語の世界を

じっくり楽しんでいました。

  

その後、参加者全員で感想を話す時間を設けました。

様々な動物が登場する「十二支のはじまり」では動物によって表情が異なっていたことや、体全体を使って表現する

こと、牛の表現では重量感が感じられたことなど気づきが発表されました。

「ももたろう」は手話のみで表現されましたが、空間を広く使って情景がわかりやすく、動きに気持ちを込めて

おり、聾者の表現力がとても魅力的でした。話し合いの場ではやや緊張気味の3年生でしたが、表情が大切だと、

自分の気づきを皆さんに伝えることができました。児童だけでなく参加した大人も手話表現の面白さやすばらしさに

触れることができました。

全校生4名の運動会!

6月2日(土)、聴覚支援学校会津校の体育館で運動会がありました。

今年度も会津大学短期大学部の学生ボランティア15名の協力をいただきながら、

地域の方々にも大勢おいでいただきました。

午前9:00。6年生、3年生、幼稚部5歳児、4歳児が、保護者や

ボランティアの皆さんと堂々の入場をしました。

  

毎年恒例の紅白玉入れや大玉転がしをはじめ、今年度は長縄跳びの回数を競う

競技も登場しました。また、幼稚部、小学部それぞれのダンスの発表もあり、

会場の皆さんからたくさんの拍手を頂きました。

幼児児童一人一人が、いきいきとこれまでの練習の成果を発揮しており、

お客様からたくさんのお褒めの言葉を頂きました。

 

最後の運動会となった6年生の最後まで力の限り体を動かして活躍していた姿が印象的でした。

その姿を一番近くで見てきた3年生も「今年は白組負けたけど、来年は勝ちたいです。」と

意気込みを話していました。

最後は全員での会津磐梯山踊りを楽しみ、地域の方々と共に一人一人に笑顔が見られた大成功の運動会でした。

保護者の皆様、地域の皆様、たくさんのご協力と声援をありがとうございました。心より感謝申し上げます。

第1回愛校活動

5月24日(木)、第1回愛校活動(花壇の手入れ)を行いました。当日は、

幼稚部、小学部それぞれ1名が欠席だったため、いつもより人数が少ない中での

活動でしたが、同日から始まった介護等体験の大学生も交えて皆で協力して実施しました。

春先に咲いたチューリップの球根を掘り起こし、腐葉土を入れてからマリーゴールド、ベゴニアの苗を植えました。

チューリップが終わってさみしかった花壇に彩りが加わり、活動後に6年生が、

「きれいに咲いてくれることが楽しみです。」と話していました。

 

 

幼稚部4歳児も球根を取ったり、腐葉土の袋を運んだり、水やりをしたりと積極的に活動に参加していました。

活動途中に小さなかたつむりを見つけて、学級で飼っている大きなかたつむりのかごに入れることにしました。

手に取ることをこわがっていたのですが、「どうしよう・・・・・」「そうだ!」と先生とやりとりをしながら、

棒きれを使って無事に入れることができていました。

これから色鮮やかになる会津校の中庭が楽しみです。

3年生 居住地校交流運動会

20日(日)は坂下東小での運動会に参加してきました。3年生ということで今年度からは午後までの参加となり、

『100m走』『フルーツショップ坂下(チャンス走)』『バブリーダンス』

『トンネルをぬけるとそこは・・(全校種目)』『ダンシングヒーロー』等、たくさんの種目に参加してきました。

  

練習回数こそ少なかったですが、練習の内容を思い出したり、友達に教えてもらったりしながら、

1つ1つの種目に一生懸命取り組んでいました。また、待ち時間には児童席で6年生先導のもと応援が行われて

おり、赤組の一員として友達と一緒に声を出して応援する姿もみられました。運動会のことを振り返った日記には

「みんなが頑張っていたのでぼくも一生懸命頑張りました。」「4年生になったら絶対に入賞を目指して頑張りたい

です。」と書かれていました。集団の一員としてみんなと力を合わせて頑張るという、とても良い経験を

することができたように思います。

6年生 居住地校交流運動会

5月20日(日)に居住地校交流を行っている松山小学校のみんなと一緒に運動会をしました。

雨のため順延となりましたが、当日は素晴らしい天気のもと、松山小学校の6年生と150m走や

さがしものは何ですか?(借りもの競走)で競い合ったり、力を合わせて騎馬を作り松山原の戦い

(騎馬戦)を行ったりしました。

  

また、係の仕事も一緒に行いました。準備係として、

休む暇もないくらい準備と片付けに走りまわり、一所懸命を自分の仕事に取り組んでいました。

松山小学校6年生の「最後の運動会」という強い気持ちを感じ取り、応援合戦や最後の紅白リレーでは、

声がかれるくらい大きな声をだして運動会の歌を歌ったり応援したりしていました。

また、4~6年生による鼓笛パレードでは、全員の息の合った行進や演奏を見て聞いて感動していました。

これまで一緒に運動会を行ってきて、いろいろな経験を積むことができました。

今回は最後の運動会となり、今までの学習と経験のまとめとして、素晴らしい姿や成長を感じる場面を

たくさん見ることができたと思います。

幼稚部:交流開始!

幼稚部もいよいよ今年度の交流及び共同学習が始まりました。

引き続き、近隣の子どもの森さんのご厚意で週1回程度一緒に遊んだり、運動会や発表会の行事に参加

させていただいたりする予定です。

 

第1回目の5月16日(水)は、年中組は広い園庭で裸足になってのびのびと遊び、年長組は畑での活動でした。

4歳児が自己紹介をすると、お友達も「おはようございます」「よろしくお願いします」と手話で応じてくれて

とても嬉しそうでした。久しぶりとは思えないほどみんなと馴染んで遊んできました。

 

5歳児には、3年目の友達が慣れた感じで声をかけてくれたり、初めての友達が「やっと同じ組だね」と

喜んでくれたりと、嬉しい再会となりました。

これからの活動がとても楽しみです。