日誌

2019年1月の記事一覧

小学部:スキー教室

天気に恵まれた金曜日、小学部は、アルツ磐梯スキー場でスキー教室を行いました。

3年生は、初めてのスキー場で初めはちょっと緊張した様子でした。午前中は、緩やかな斜面で、ボーゲンや止まる

練習を繰り返し行いました。6年生は、リフトやゴンドラに乗り、2年ぶりのゲレンデを確かめながら楽しく

滑っていました。

   

お昼にハンバーグカレーをお腹一杯食べた後は、みんなでゴンドラに乗り、一番上から滑ってきました。

6年生は、小学部6年間で身に付けた滑り方を3年生にお手本として先頭を滑って見せました。3年生は、6年生の滑りを

見ながら覚えたボーゲンでゆっくりと滑って降りてきました。最後に、上手に滑れたこと、良い思い出になった

ことを感想発表した二人でした。

二人とも1日滑って疲れた様子でしたが、楽しくそして良い思い出になったスキー教室でした。

「健太康太」スクールコンサート♪

1月29日(火)双子デュオ「健太康太」のスクールコンサートが開催されました。幼児児童や保護者、後援会の皆様と一緒にコンサートを楽しみました。このコンサートは東日本大震災直後から被災地の支援活動として取り組まれてきた「健太康太」お二人の思いと弘済会の教育支援をもとに実施されています。幼児児童は、お二人の歌声やトークに釘付け!

  

幼稚部は冒頭からノリノリです。小学部児童も、お二人の呼びかけに応じたり、呼名されたりしながら次第に健太康太ワールドへ引き込まれていきました。歌やトークを通して、目の前にいる私たちに向けてメッセージを伝えようとしてくださっていることが伝わる演奏でした。幼児たちは「歌って楽しい!」児童たちは「夢を叶えることや人との出会い、感謝の気持ちを大切にしていくこと」を感じ取ったようです。アンコールにも応えていただきました!

  

心が通い合う心地よさを満喫したコンサートでした。健太康太のお二人、関係者の皆様、大変お世話になりました。またぜひお会いしたいです。

3年生:居住地校交流

1月28日(月)、坂下東小学校の3年生との第6回交流及び共同学習を実施しました。

1時間目は会津校教員による授業で、「色」に関する手話表現に親しむ活動を行いました。最近学習した国語の単元の中で手話が取り上げられていたこともあり、みんな興味津々で取り組んでいました。授業の後半には覚えた手話表現を使って色鬼を行い、会津校児童も坂下東小の子どもたちも一緒に楽しむことができました。

  

3・4時間目の図工では、「まほうのとびらをあけると」というテーマで、どんな扉があったらいいか、扉の向こう側はどんな世界だったらいいかを想像して制作活動を行いました。扉の形や向こう側の世界など、みんなの色々なアイディアに触れる大変良い機会となりました。

 今回の交流は朝から下校時まで終日交流することができたため、昼休みには鬼ごっこやドッジボールを楽しんだり、縦割り班での清掃活動を経験したりすることもできました。交流の回数を重ねてきたこともあってか、坂下東小の子どもたちから声を掛けてくれるような場面も多くみられました。

  

今年度の交流は今回で最後でしたが、坂下東小の子どもたちからは「4年生になったらまた会えるよね!」と次回の交流を期待する声も聞かれました。1年間の全6回の交流を通して、学習面・生活面ともに大変貴重な経験をすることができました。

最新機器を試聴中!

今年度10月にブルーム郡山店とフォナック・ジャパンの方に来校いただき、幼児児童の補聴器点検や

補聴機関連機器についての研修会を実施しました。その際にご紹介いただいたロジャーワイヤレスマイクロホン

『セレクト』をこの度お借りして校内で活用しています。

とても小さい物ですが(写真の赤丸にご注目!)、このセレクトをテーブル等の中心に置くと、雑音があっても

話し手を自動的に選択して話者の声を聞き手に伝えてくれます。話し手が変わる状況下でも、その切り替えが

スムーズというメリットもあります。

   

会津校では、早速、小学部の合同自立活動での話し合いや給食の場面で使ってみました。直接話しかけられていない

場面であっても、セレクトにより情報が入り、会話がきこえやすいという反応が児童たちから聞かれます。

補聴機器は日進月歩の勢いで、より使いやすく聞こえやすく進化していることを実感しています。

獅子舞を見たよ!

新年の始まりに幼稚部で読んでいた絵本「あけましておめでとう」(中川ひろたか作)の中に小さく

描かれていた獅子舞を見て、5歳児が「じいじ~」と毎回教えてくれます。担任が「へえ、じいじが獅子舞やるの?」

と聞くと「やるの!!」と言うので、半信半疑で保護者に確認したところ、何と獅子舞の名人とのこと!!!

ぜひ本物を見せたい・・・・ということで早速お願いしたところ、お忙しい中、子供たちのために会津校に

来てくださいました。

  
当日は、おじいちゃんとお父さんのかっこいい獅子舞に子供たちはもちろん、職員一同くぎ付けになりました。

おじいちゃんの手の動きや足さばき、獅子の細かい動かし方など見れば見るほど熟練した技です。また、

おばあちゃんもひょっとこ踊りを披露してくださいました。ひょっとこ踊りは、首の動かし方や傾け方で

滑稽な感じが伝わり、思わず笑顔になりました。会津校にたくさん福がくるような素敵な時間でした。

冬の交通安全教室

雪が降る中、冬の交通安全教室を行いました。今回は、雪道での安全な歩き方について学習しました。

幼稚部の2名は、自分で信号を確認して安全に横断歩道を渡る学習をしましたが、帽子のかぶり方や歩く姿勢によっては周囲の様子が見えにくいことを実感したようです。前をよく見たいけど、しきりに降る雪から補聴器や人工内耳も守りたいと帽子のかぶり方を工夫したり激しくなってきた雪に思わず下を向いて歩いていたら校門前の横断歩道を通り過ぎて慌ててしまったり・・・と冬ならではの学びがたくさんできました。

  

小学部の2名は、雪道での車の止まり方と雪道での安全な歩行について学習しました。アイスバーンなど冬の道路で車の映像を見て、止まるまでの時間や距離が長いことに気づき、道路の状態よって車はすぐに止まらないことが確認できました。その後、道路は濡れた状態でしたが雪が降る中、車の様子を意識しながら横断歩道を渡る練習をしました。その時こちらの様子を見ながらさっと右折した車を見て、車が止まったか確認してから渡ることが大切であることを実感した二人でした。

 

今回の交通安全教室を通して、幼稚部では雪道を歩くときに気をつけることを確認することができ、小学部では雪道での危険なことを気づき、通学等での安全への意識を高めることができました。

食育講座・親子給食会

1月15日(火)に食育講座と親子給食会が行われました。会津大学短期大学部食物栄養学科の鈴木秀子先生を

お迎えし、「朝ご飯を食べよう」をテーマに講話をいただきました。始めに、幼稚部にも分かりやすいように

秀子先生手作りの紙芝居を使って、「いただきます・ごちそうさまでした」の意味について教えていただきました。

   

小学部・保護者向けの講話では、朝ご飯の4つの役割、栄養バランス、家族みんな揃って朝ご飯を食べることの

大切さなどの話があり、朝ご飯の具体例もいくつか提示していただき大変分かりやすく勉強になったとの感想を

いただきました。時々朝ご飯を食べないで登校してくる児童は「朝ご飯を食べることの大切さが分かりました。

頑張って食べようと思います。」と気持ちに変化が見られ、私たち教員も家庭と連携を図りながら子どもたちの

食育に努めていきたいと改めて感じさせられる講座でした。親子給食会では、塩分摂取量が変わったこと、

給食の献立は栄養がバランス良くとれているからこそたくさん食べても胃がもたれないことの話があり、

教員からも「なるほど!」との声が上がり、大変有意義な時間を過ごすことができました。

秀子先生ありがとうございました。

幼稚部:書き初め

現在、幼稚部恒例の「新春書き初め展」開催中です!3年目になる5歳児は、筆や硯を準備しているときから

「アンパンマン(を)書きたい。」「ハンバーガー(を)書きたい。」と張り切って何枚も何枚も書きました。

ひらがなを覚え始めた4歳児は、自分や妹の名前を大きく書きました。力作は廊下に飾りきれないくらいで、

幼稚部の教室にもたくさん掲示してあります。

 


 保護者の方々にも毎年好評の書き初め展・・・「何を書いたの?」「これは誰が書いたの?」と子どもたちと

やりとりをしながら作品を見ていただきました。「私の名前(を書いたよ。)」「ぼく(が)書きました。」と

応える二人は、充実感たっぷりの自信に満ちた表情でした。

 

雪遊び

例年になく雪の少ない冬休みでしたが、始業式の翌日には雪遊びができるほど積もり、子どもたちは大喜び!

昼休みに、職員も中庭に出てみんなで雪合戦をしました。また、幼稚部はそりすべりをしに、校地内の築山に

行きましたが、いろいろな発見もあってたくさんやりとりができました。

 

4歳児はつららを見つけてアイスキャンディーに見立てたり、職員室の先生に見せようと溶けない持ち方を

工夫したり・・・

5歳児は暖かい時期はあったはずのブランコが冬は外されてないことに気づいたり、パワー祭りの劇

「3びきのこぶた」の「とんきち」を雪玉で作ってごっこ遊びをしたり・・・

 

昨年度までとは違う気づきや遊びの広がりを感じた3学期のスタートでした。まだまだ冬の遊びが楽しめる

会津です。寒さに負けず、たくさん体を動かして遊びたいと思います。

校外学習「十日市に行こう!!」

会津若松では、新しい年が明けた1月10日に「十日市」が開かれます。ちょうど小学校3年生の社会科の学習内容では、地域の伝統行事について学習するので、「十日市」をテーマに学習することにしました。「十日市」ってなんだろう?とまだ行ったことがない子どもたちは、まずは行ってみよう!ということで出かけました。

例年は「荒れる十日市」と言われるほど、雪が降り、寒さも厳しい時期ではありますが、とても天気もよく、「どうして十日市っていうのだろうね?」「どんなものが売っているのかな?」「ほかの地域ではやっているのかな?」と話をしながら目的地である神明通りを目指しました。

到着するとたくさんの人たちにびっくり!そしてたくさんの出店に期待は膨らみました。3年生は勇気を出して、お店の人に「どうして十日市って言うんですか?」「起き上がり小坊師って何のために買うのですか?」と質問し、なるほどと勉強になりました。もちろん、せっかくの機会です。それぞれにたくさんの出店の中からお楽しみも味わいました。地元の大切な伝統行事、児童にとっても良い経験、思い出となったようです。