日誌

2019年2月の記事一覧

みみらんど・會津の看板完成!

本校内にある地域支援センターみみらんど・會津の看板が完成しました。

同じ敷地内にある会津支援学校の看板と仲良く掲示されています。

特別支援学校では、地域のセンター的機能を担い、ニーズに応じた相談事業を行っています。

みみらんど・會津では「きこえとことば」の相談を、地域支援センターあいづでは「発達や学び」の相談を

受けています。

  

看板は、聴覚支援学校会津校のスクールカラーであるみしらず柿のオレンジ色で囲まれています。

きこえやことばについて、何かお困りのことや心配なことがありましたら、

お気軽にみみらんど・會津へご相談ください。

幼稚部:総合活動

今年度も残すところあと1ヶ月になりました。幼稚部は5歳児と4歳児の学級なので、このメンバーで遊ぶのもわずかです。
3学期は、屋内外でじっくり遊びましたが、友達や教師とのやりとりが上手になった二人に成長を感じる日々でした。今回はそんな普段の遊びの様子をお伝えします。


【プレールームで遊ぼう】

 パネルやブロックでダイナミックに遊びました。空き容器に紙片を入れてままごと、 テープをグルグル足に巻いたり、松葉杖を使う真似をしたりして病院ごっこ、三輪車を 持ってきたり糸電話を作ったりして宅配ごっこ等々、見立て遊びが上手になった二人は 次々にアイディアを出します。「これは何?」と尋ねる教師に「ラーメン。」「椅子から 落ちた。痛~い。」とちゃんと自分なりにイメージを伝えてくれるので、みんなで楽しく遊べました。

 
【公園に行こう】
雪も溶けたので近くの公園に遊びに行きました。大好きな遊具で思い切り遊んだ後は 初めて「棒倒し」しました。協力して砂山を作り、棒を立てたら勝負です!二人とも順 番を守ってそ~っと砂を取るのが上手で「次は○○さんだよ。」「負け~。残念。」と盛 り上がりました。ルールのある遊びも楽しめるようになってきました。

 

6年生:絵ろうそく体験!

総合的な学習の時間で、会津若松市の伝統と文化について学習してきました。その体験活動第2弾として、会津若松市の伝統工芸品の絵ろうそく作りをしました。パソコン等を活用して調べ学習を行う中で、伝統ある七日町の「ほしばん絵ろうそく店」での体験に決め行ってきました。

  

お店の方の説明を聞いた後、見本を参考に和ろうそくに絵付けをしました。丸いろうそくへの絵付けはなかなか難しいようでしたが、世界にたった一つの絵ろうそくを作りました。完成したろうそくを見て、火をつけるのはもったいないと話していました。

またお店の中を見学し、いろいろな絵柄のろうそくや寿司などの形をしたろうそくを見ることができ、さらに会津の絵ろうそくの歴史について聞くこともできました。

会津の伝統や文化について深めることができた体験活動でした。

最近の会津校のブームは・・・

最近の休み時間は、「UNO」(ウノ)が流行っています。休み時間になると、

小学部の児童たちが職員室にいる先生たちを誘いにやってきます。

今日は、幼稚部も合流してみんなでやりました。

年齢差はありますが、幼稚部は先生とペアになり、「きいろのカード、だしてね」

「同じ色だよ!」などのやりとりをしながら楽しむことができています。

小学部は、ルールを覚えはじめてきているところです。先生たちは、いかに早く

上がれるかと持ち札をフルに使って、勝つためのモデルを見せつつ、本気で

楽しんでいます。

  

小規模校ならではのみんなで楽しくやりとりをしながら活動することを

会津校では大切にしています。

児童集会:3年生の発表

2月25日(月)の児童集会で、3年生による学習発表がありました。

内容は、総合的な学習で1年間を通して学んだ「カレーライスのひみつ」についてです。

  

1学期は体験を中心に、カレーに使う野菜の種まきから挑戦!2学期には国語で学習したローマ字の文字入力で

キーワードを検索しながら、インターネットを使って自分で調べるという活動に取り組みました。

そして3学期。これまでの学習を模造紙3枚にまとめました。カレーに使われている香辛料のことやカレーパウダーを

開発した会社のことなど、いろいろな情報が盛り込まれていました。

写真や図が使われてわかりやすくまとめられていたため、幼稚部の友達や6年生、先生方も興味津々でした。

みんな、カレーが大好きなんですね。

 

 

校長先生にお茶の作法を教えていただきました!

2月20日(水)、この3月に卒業する幼稚部5歳児と小学部6年生のお祝いのお茶会があり、芳賀校長先生がお茶を

点てて下さいました。

小学2年生からこのお茶会に参加してきた6年生は、これまでの体験が自信となっていることがうかがえました。

お茶が苦手な3年生も、6年生を参考にしながら、ていねいな所作を意識していただくことができました。

  

幼稚部4歳児と5歳児も、保護者の方と並んで座り、校長先生の言葉かけを聞きながらいただき、「うまい!」と

いう感想も聞かれました。

  

和やかな雰囲気の中、皆でお茶をいただくことができ、特に6年生にとっては思い出に残る場面になったのでは

ないでしょうか。

会の最後に校長先生から「時々で良いので、姿勢を正してみましょう。気持ちが整理されてすっきりしますよ。」と

お話をいただきました。

この春でご退職される校長先生から、初春のすてきな時間をプレゼントしていただきました。

校長先生、ありがとうございました。

道しるべ展

2月10日(日)、交流でお世話になっている子どもの森で「道しるべ展(作品展)」が行われました。

幼稚部2名も作品を展示していただき、親子で観に行きました。先に来ていた4歳児に、自分の作品がどこに

あるのか教えてとたずねると、「こっち!おいで!」と案内し、「あったー。」「(これは)はな」「りんご(と)

さかな(を)つくった」など教えてくれました。

  

また、鮮やかなランプが照らされた暗い部屋がお気に入りで、何度も出入りしていました。5歳児は、美術館の

ように変身した部屋や森の広場を興味津々にのぞき、自分の作品を見つけては「ぼく(の)あった。」と

幼稚園の先生と話をしたり、お友達が作った作品に見入ったりして楽しく過ごしました。

  

おひなさまを かざったよ!

今年も、桃の節句が近づいてきました。待ちに待っていた5歳児はお内裏様やお雛様、そして雪洞(ぼんぼり)と

大喜びの再会です。4歳児は、烏帽子や扇など細々した持ち物があることをよく覚えていて、かざりつけを手伝って

くれました。また、「お雛様」の手話を覚えたり、衣装を作ってなりきってみたりと、季節の行事を通した

やりとりも楽しんでいます。

  
 こんなに喜んでくれるなら・・・と今年度は、いろいろなお道具も並べてみることにしました。登校後、

「お雛様のお道具を出したいので手伝ってください。」と頼むと、荷物の整理をいつもの倍以上の早さで済ませ、

張り切ってプレイルームに集合!!お母さんとやりとりをしながら、たくさんある箱を一つ一つ開けては、そ~っと

出して飾りました。昨年度よりも賑やかな雛飾りに、一足早く春の訪れを感じます。

児童会:豆まき会

「鬼は~外」「福は~内」とみんなで声を掛け合いながら、一人ずつ自分の鬼を退治しました。幼児児童4名それぞれがたおしたい「ちらかし鬼」「おこりんぼう鬼」「ゲームをやり過ぎちゃう鬼」「だっこ鬼」の絵に向かって、力を込めて豆をまいて倒していました。一発で倒せた鬼もいれば、なかなか倒せない鬼もいました。

最後には、「鬼退治のももたろう(杉山分校長先生・・?!」も登場して、みんなですべての鬼を倒すことができました。その後は、恒例の豆の試食となり、自分の年の数より多く豆を食べていました。

  

今回の豆まき会は、小学部の2名が中心となりみんなで協力して行いました。幼稚部の2人は、手話を使ってはじめと終わりの言葉のあいさつをしました。小学部の2人は、何度も練習してきた節分の紙芝居を協力して読み聞かせしました。また、6年生は、「恵方巻き」について調べたことを発表し、3年生は、初の進行係としてがんばって会を進めることができました。

   

 みんなで協力して会を盛り上げながら、自分のこころの鬼を退治することができた楽しい豆まき会となりました。