日誌

平成27年度日誌

大変お世話になりました。

 
 

3月29日(火)、離任式を行いました。今年度は、本校校長先生と
事務でお世話になった主査のお二人がご退職、分校長先生が
ご転出されます。
5年生が代表して、お一人お一人に感謝の言葉を述べました。
会津分校は小さな学校ですので、学校生活全体を通して、
離任される皆様にいつも温かく見守っていただきました。
これまで大変お世話になりました。
分校長先生は、4月より郡山の本校校長となられるため、
またお世話になります。
「さようなら。お元気で。」児童達はいつまでも手を振って
お見送りをしていました。

充実した1年間でした。

 
 
校舎の耐震工事が終了し、真新しいプレイルームでの修了式。
全体が明るくなり、広々とした印象です。
分校長先生より、修了証が手渡され、学年が一つ上がること、
4月から後輩ができること、そのために目標をしっかりもつことの
お話がありました。
その後、今年度一番印象に残ったことの発表がありました。
それぞれ、体育でがんばった内容や自力通学に取り組んだこと等を
あげていました。
地域の方々とのふれあいを大事にした行事や居住地校交流、
日々の学習にと、がんばりを見せたあいづっこ達です。

くねくねパズルの完成!

 
「ビー玉を落とさないように転がして」 「おぉ、そこは難しいコースだね。」
 
「穴に落とさないように・・・。」       大満足!!

図工の時間に作った「くねくねパズル」です。
カラフルなボードを、カッターを用いて様々な形に切り取り、
それらを組み合わせて、ビー玉を転がして遊ぶボードを作りました。
それぞれが、コースを工夫し、途中に穴を開けたり、階段を
作ったりして、より面白くなるように工夫していました。
できあがった「くねくねパズル」で遊んだ児童達。
「すごく おもしろい!」「ここは難しいぞ!」と感想を言い合いながら
夢中になっていました。

分校長先生に教わりました!

 
「どうぞ。」 「お先にいただきます。」  静けさの中でいただく。
 
手ほどきを受けながら。   きれいな池を描きました。

3月15日(火)、芳賀分校長先生よりお茶を点てていただき、
進級を祝うお茶会を開きました。
昨年度も、お茶の作法を教えていただき、今回で2回目です。
姿勢を正し、お茶を点てる分校長先生の姿に注目する児童達は、
良い緊張感を味わいながら、お茶をいただきました。
その後、実際にお茶を点てる体験もしました。お抹茶のきれいな
緑色と白い泡が描く「池」を楽しむことも教えていただきました。
「甘く感じます。」・・・・・・自分で点てたお茶を飲んだ児童の感想です。
みんなでお茶をいただき進級を祝う、なんとも清々しい時間を
味わうことができた午後のひとときでした。

1年間の感謝を込めて

 
「会津分校に来るのが楽しみです。」  「ぼくたちも楽しみにしています。」
 
「わぁ、懐かしい写真もある!」    会の後には合同自立活動で感想発表。

読み聞かせボランティア「ピッキオ」による今年最後の読み聞かせが
ありました。読み聞かせ後に終わりの会を開き、ピッキオの皆さんから
一言ずつ感想をお聞きしました。
「読み聞かせに来る日は、いつも楽しみにしています。」
「二人の心の成長が感じられて、うれしいです。」と笑顔で
話して下さいました。児童達からお礼のカードを手渡しました。
毎回20分という限られた時間ではありましたが、物語の世界へ
児童達をいざなってくれる読み聞かせの力は、すばらしいです。
贅沢な時間を提供いただいたことに心より感謝申し上げます。
次年度もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

もうすぐ引っ越しです。

 
教室の物を一度廊下に出して。      いつもはできない所を重点的に。
 
ホコリがいっぱいだ!「いつもはできない所を頑張りました」

第3学期も残すところあとわずかとなりました。
今日は、児童会活動の愛校活動を行いました。
もうすぐ耐震工事が終了となり、校舎内の引っ越しを
控えています。その前に、特によく使った教室や図書室の清掃を
行いました。本棚の中を拭いた雑巾の汚れを見て、
「見てください!こんなに真っ黒。」と驚く児童達。
普段はなかなかできない教室の隅まで、きれいに掃き、磨きました。
そして、活動の最後には、整列して一人ずつ振りをしました。
このような場面における言語活動も、生きた言葉を育むことに
つながっていきます。

なわ跳び検定


  
30秒間での回数で合否を判断。    あぁ、残念。


結果発表。練習の成果は?

今年度最後の体力づくり検定は、なわ跳びです。
各学年とも、自分の目標級を目指して、体育の授業や
休み時間に練習してきました。
開閉脚しながらの二重跳びに挑戦した5年生。
練習では基準をクリアしていたのですが、検定本番では
縄が引っかかってしましました。
3年生は目指した級をクリアし、あや跳びに挑戦。
練習が十分にできなかったこともあり、クリアならず
でしたが、次の自分の目標がはっきりしました。
目標をもって取り組むことで、やる気がアップし、この1年
体力づくりに励むことができました。

一年間がんばりました!

 
剣道の切り返しが上達した3年生。   縄跳びを極めた5年生。

 
恒例のいすとりゲーム。          笑顔いっぱいの1年間でした。        

3月4日(金)進級を祝う会を実施しました。
児童会活動として、児童2名が主体性をもって準備から
進行までを行いました。その姿に、この1年間の心の成長を
感じることができ、大変嬉しく思います。
聾学校では本分校共通して、自己指導能力を高めることを
ねらいにしています。今回の活動は、まさにその力を発揮する
場となっていました。自分が困った時、うまくいかない時、
どうすればよいのか、自分で考えて行動に移していました。
拍手あり、笑いあり、ちょっぴり悔しさありのにぎやかな会と
なりました。

5年生の発表&保健講話

    ←がんばって作りました。        
健康生活チェック表で振り返る一年。   真剣にチェック中・・・・・・・・。

3月7日(月)の児童集会では、5年生が家庭科で制作した
エプロンを披露しました。
難しかった所は「ミシンで曲がらないようにまっすぐ縫うこと」だった
そうです。お気に入りのアニメキャラクターの布地で作ったエプロン。
給食準備の時に早速活用するとのことでした。
養護教諭からは、今年一年の健康生活チェック表が配られ、
自分の一年間を振り返りながらチェックし、自己採点しました。
与えられた文章を読み取り、自分の行動を思い起こして
3段階で評価する。授業以外における、このような場面でも
読み取る力が生かされます。

「わかる授業」を目指して

  
自立活動:文章を読み取ってみよう! 動物の耳のはたらきについて、クイズ!
  
国語:「モチモチの木」第2場面     「いばって さいそく」してみよう

今年度の校内研修では、テーマ『言語活動を充実させるための
授業のあり方』のもと、学期ごとに授業研究を行ってきました。
小規模校のメリットとして、日頃から教員同士が気付きを情報交換し
指導に生かしていくというサイクルが出来ていますが、授業研究を通して
さらに共通理解を深めています。
事後研修では、ねらいの達成度や中心となる授業場面での
言語活動について協議し、参加者全員が次からの授業に生かせる
事項を確認しています。

3年生の総合的な学習

 
5月 大豆の種をまきました。      9月 おっ!枝豆ができている。
 
11月に収穫した大豆を使って・・・・・  すごい。自分で納豆が作れた!

3年生は、年間を通して総合的な学習の時間で『野菜を育てよう』に
取り組んできました。大豆やパプリカ、ミニトマトの栽培を行い、
植物の成長過程を記録にとったり、お世話をしたりしてきました。
今回は、秋に収穫した大豆を使い、藁を用いた本格的「納豆づくり」に
挑戦しました。スペースの都合上、全行程を紹介できないのが残念
ですが、藁をゆでで殺菌→乾燥→大豆をコトコト蒸す→藁に詰める
→発砲スチロールの中で保温(2日半)→出来上がり!
藁を広げて中を見ると、大豆は立派な納豆に変身していました。
粘り気があり、大粒の手作り納豆の出来に、3年生は大満足。
1年を通して、普段はなかなかできないたくさんの体験ができました。
納豆のお味は・・・・・?もちろん美味でした。

絵や写真から感じ取る情景


 
 
今回は読み聞かせボランティア『ピッキオ』から3名
来校してくださいました。
3年生、5年生に分かれて読み聞かせが始まりました。
各学年とも内容は違いますが、絵や写真から感じ取って
想像する時間を楽しむことができました。
カレーライスの種からカレーがたわわに実り、
「あぁ、ぼくもカレーが食べたくなっちゃいました。」と3年生。
アフガニスタンの子ども達が校舎のない炎天下で学習する姿を
写真で見て「頭が熱くないかな・・・・?」と心配する5年生。

目で見て・耳で聞いて・心で感じる。読み聞かせの心地よい時間です。

What do you want?

 
what  is  thisi?       ・・・・・mango?   好みのフルーツパフェを作ろう!
 
出来上がり! Let's  eat!       活発に意見が出た事後研究会         

校内研修テーマ「児童の考える力を育てる学習」
~言語活動の取り組み~のもと、授業研究を実施しました。
今回は、夏の校内研修に引き続き、養護教育センターより
柳沼主任指導主事を招き、助言をいただきました。
小規模校であるため、外部より講師を招いて行う研修の大切さを
職員一同実感しています。
授業提供者のみならず、研修参加者全員にとって、
「わかる授業」に必要な要素を整理できる貴重な機会となりました。
『子どもの思考を共有することにより、記憶に残る場面となる。』
『子どもの前傾の姿勢は、授業への関心の表れである。』 
たくさんの示唆をいただき、ありがとうございました。

書き初め・合奏・陸上の表彰

 
 
今週の児童集会では、たくさんの表彰がありました。
書き初め展や全国聾学校合奏コンクールでの入賞、
東北地区聾学校小学校通信陸上の記録証が届きました。
これまでの様々な取り組みが評価され、教頭先生から交互に
手渡されると、嬉しそうにしていました。
その後、今回は5年生の発表がありました。
国語の学習で作った俳句を披露しました。
   『青空の  空気をすえば  春香る』
会津分校の中庭は、いつもの冬と違い、人工芝の緑が
きれいに見えています。そんな会津の今を感じて読んだ俳句です。

第27回全国聾学校合奏コンクール

 
 
今年度で2回目の参加となった全国聾学校合奏コンクール。
たった2名ですが、木琴や鉄琴、オルガンにリコーダー、ドラム、
ツリーチャイムの6つの楽器で『ドレミのうた』の合奏に取り組みました。
1次審査を通過し、2次審査の結果は・・・・・!
今年度は『審査員奨励賞』をいただきました。
「リズム感のあるきれいな演奏」「音楽を楽しんでいる様子が伺えた」
という講評をいただき、音楽に親しんでいる日頃の様子を評価してもらえた
ことを嬉しく思います。児童達は「来年もがんばりたい!」と意欲満々。
さて、どんな曲に挑戦するのかな?

会津分校の教育とは

 
2月23日(火)新入生保護者説明会を開催しました。
来年度、幼稚部・小学部に入学予定の保護者の方を対象に、
会津分校の教育についてや諸手続についてお伝えしました。
分校長のあいさつ後、教頭より大型テレビで児童の学校生活を
紹介しながら、教育目標や力を入れている交流及び共同学習等に
ついて説明しました。
新入生が4月から安心して学校生活をスタートできるよう
準備を整えて、在校生と職員一同、心よりお待ちしています。

除染って、どんなこと?

 
吹き出し付きで わかりやすい紙芝居 北先生のお話に笑い声がたくさん!
 
「放射線があるから針が動く!」     またぜひ会津分校へ来て下さい。

2月18日(木)鳥取大学生命機能研究支援センターの
北実(きた まこと)先生と、福島市の除染情報プラザより佐藤さん、
渡部さん、山口さんに来校いただき、放射線出前授業を開催しました。
事前打ち合わせから、綿密な情報収集をしていただき、児童が
よりわかりやすく学べるようにと、紙芝居とパワーポイントによる
丁寧で楽しい説明をしていただきました。
北先生が、細長い風船の表面に集めた空気中の放射線を
測定器で測るとメーターの針が振れ、児童達も「おおっ!」と驚く声。
児童への投げかけを随所に入れながら、大切なキーワードを
吹き出しにして繰り返し見せて頂いたことで、放射線や除染のことに
ついて学ぶことができました。北先生、除染情報プラザの皆様、
大変お世話になりました。

楽しかったスキー教室

 
 
2月4日(木)、居住地校の喜多方市松山小学校のスキー教室に
参加しました。喜多方市三ノ倉スキー場までバスで移動し、
グループに分かれて活動しました。
天気がとても良く、青空と白い雪がきれいなスキー日和でした。
プルークボーゲンで、グループの友達と同じペースで滑ったり、
リフトに乗るとき、友達に「ぼくと乗ろう!」と声をかけてもらったりと
楽しい時間を過ごしました。と同時に、松山小学校の3年生が
テキパキと移動したり活動したりする中で、自分の行動ペースを
早めるなど良い経験をすることができました。ありがとうございました。
「スピードが出て滑るところが楽しかった。」と3年生。
松山小学校の皆さん、また一緒に活動しましょう。

冬道の歩き方について

 
 
 キーワードは声に出して確認!  場面① 前が見えにくい時 どうする?
 
場面② 通りたい時、どうする?  場面③ 滑りやすい状態の時、どうする?

2月5日(金)、冬の交通安全教室を行いました。今回は冬道の安全な
歩き方を学習しました。スライドを見ながら、身支度を整える必要性や
積雪のため歩道が狭くなった時の対応について、キーワードに注目
しながら考えることができました。
後半には、「こんなとき、どうする?」という場面設定で、自分の行動を
考え、実際に動作化してみました。
場面① 傘をさして歩く時【吹雪いて前が見えにくい状態の時】
場面② 歩道が狭いのに、前に人がいて通れない時
場面③ 凍結していて、前方で人が転んだのを目撃した時
先生方の名演技(?!)も、とるべき行動を考える良い材料と
なりました。
実際の場面で、今日の学習が生かされることを期待します。

心の鬼を追い払おう!

 
 
2月3日(水)児童会活動で豆まき会を行いました。
5年児童が体調不良で欠席だったため、3年生が、
紙芝居の読み聞かせや心の鬼の発表、分校長室や事務室、
聾学校の各教室の豆まきなど、一人で何役も務めました。
3年生は、「ゲームをやりすぎない鬼」や「宿題なまけ鬼」を
追い出したい!と発表していました。
また、総合的な時間の学習で収穫した青大豆の豆がらを
用いて鰯の頭を刺し、ひいらぎの葉を戸口に飾り、
節分の由来についても話し合いをしました。

こんなとき どうする?

 
サッカーで遊んでいる時     けが人が・・。周りに人はいない。どうする?

今回の全体自立活動では、様々な場面での自分の行動を考える
学習をしました。児童達は、聞こえにくさがあることから、
場の状況を読みにくいことが課題の一つとしてあげられます。
そこで、場面を意図的に設定して役割演技し、自分のかかわり方を
振り返ったり、教師の動きを参考にしたりして、望ましい行動について
学びました。動作化の中で固まってしまう場面もありました。
児童が「どうすればよいか、考える所が難しかった。」と振り返って
意見を出していたように、判断に困る場面に遭遇した時の対応を
考えることは、とても大切です。
動作化したことをしっかり言葉でおさえることで、状況の理解につながり、
それが行動する力につながります。

アルツ磐梯スキー場にて

 
 
1月27日(水)、アルツ磐梯スキー場でスキー教室を実施しました。
今年度は分校長先生が指導者として主に5年生を担当し、
午前中は、3年生、5年生の実態に応じた練習を行いました。
1年ぶりのスキーでしたが、2名とも大変積極的なすべりを見せて
いました。時折、晴れ間もさし、景色がきれいに見え、児童達は
「わぁ、きれい!」とつぶやいていました。
5年生は、分校長先生と一緒に、幅の狭いコースをボーゲンで
リズミカルにすべるところが面白かったそうです。
3年生は、コースの最後、直滑降ですべるスピード感が
楽しかったそうです。
昼食後は、ゴンドラで上まで行き、また練習を再開しました。
2月には、3年生は居住地校交流先の松山小学校のスキー教室にも
参加します。今回のスキー教室の成果を発揮してほしいと思います。

演目「白ねずみ」

  
「ねずみは大きいか?」   「いいえ」     「お後がよろしいようで」

小学部3年生が国語科「わらい話を楽しもう」で落語を学習しました。
家庭でも音読をがんばり、イメージを膨らませるために、学校では
落語のDVDを鑑賞しました。
話し手によって顔の向きを変えて演じる工夫をし、
縁起のよいねずみの大きさを尋ねる主人役、奉公人役、
ねずみとりの中のねずみ役を演じ分けていました。
休み時間に教室で発表したのですが、
想像以上の完成度の高さに、友達や先生方から
大喝采を受けていました。

岐阜県立岐阜聾学校


 
1月14日(木)に開催された第53回東海地区聾学校研究会に
教員1名が参加してきました。
「一人一人のニーズに応じた指導と支援の在り方を考える」
~言語活動の充実を図る指導の工夫~という大会主題のもと、
授業研究会、小学部の分科会に参加し情報交換してきました。
小学部3年の国語の授業で、「ありが散り散りになる」等の表現を
児童が理解できるために、ありや石の絵カードを用いてボードに
貼り付けながら説明するといった分かりやすい工夫を随所に
見ることができました。分科会が終了すると、参加教員は地元の
新聞記者に取材されたそうです。
後日、研究会の様子が新聞掲載され、岐阜聾学校の先生より
参加教員の発言も載っていたとFAXをいただきました。
ご連絡をありがとうございました。また機会があれば伺いたいです。

ご協力に感謝します。

 
 
1月19日(火)は、授業参観、PTA奉仕活動、全体懇談会が
ありました。ご多忙の中、3年生、5年生の保護者が参加され、
校内の窓ガラス磨きをしていただきました。作業をしながら、耐震工事後の
きれいになった校舎に驚かれていた保護者のお二人でした。
第3学期全体懇談会では、今年度の学校ビジョンに対する
アンケート集約について教頭より説明がありました。日頃の取り組みを
パワーポイントで視覚的にお伝えし、充実した学校生活を送っていることに
安心されていました。読書活動や学力向上に引き続き力を入れ、
交流及び共同学習もさらに充実させていくことを、学校と家庭相互に
確認することができました。

「食べること」は大切です!

 
 
全体懇談会と象実には食育教室、親子給食会も開催しました。
会津大学短期大学部食物栄養学科の鈴木秀子先生をお迎えし、
親子で「食べること」の大切さをについて学びました。
紙芝居や食べ物の働きを示す円グラフを用いて、視覚的に大変
分かりやすく、食事をする環境やバランス良く食べること、
食べものは4つのエネルギーになること等を説明して下さいました。
秀子先生が優しく投げかける質問に、児童は考えながら答え、
保護者からも家庭で出すおやつの内容について質問が出ていました。
先生にはFM補聴システムのマイクと音声認識システム「こえみる」の
マイク両方を装用していただきました。声をより確実に耳へ伝える支援と、
音声を可視化する支援をしながら、情報がより伝わりやすい環境づくりに
配慮して食育教室を進めました。
保護者の事後アンケートには、「家庭ではうまく説明できない内容を
子どもに分かりやすく説明してもらい、とても勉強になりました。」と
回答がありました。
秀子先生、大変お世話になりました。

僕たちが考えたリクエスト献立です!

 
食育教室の後には親子給食会がありました。
講師の鈴木秀子先生、保護者と一緒に、自分たちが考えた
リクエスト献立の給食をいただきました。
メニューは、【ご飯・卵スープ・鶏の唐揚げ・白菜のクリームシチュー煮・
みかん・牛乳】でした。
バランスのよい献立になっているか、前時の食育教室で
秀子先生に見ていただくと、赤・緑・黄色の食品群にバランスよく
食材が入っており、合格をいただきました!!
食事中は、「意識してよく噛むと、食材の味がわかりますよ。」と
アドバイスを頂きました。また、保護者には、「味噌汁の具など
あえて大きく切ることで、よく噛むことを促せます。」とすぐに
実践できる声かけもして下さっていました。
お母さんと一緒で、笑顔いっぱいの美味しい親子給食会となりました。

年賀はがきで ごあいさつ!


   
2学期の終わりに、総合的な学習の時間で、居住地校交流先の
松山小学校3年生あてに年賀状を書き、投函しました。
すると、本日、松山小学校3年生の皆さんから、たくさんの年賀状が
届きました。
年賀状には、いろいろなキャラクターが描かれていたり、前回の交流で
行った豆腐づくりや一緒に遊んだ『王様ジャンケン』が楽しかったこと等が
書かれたりしていました。3年生は、1枚1枚うれしそうに読んでいました。
松山小学校3年生のみなさん、楽しい年賀状をありがとうございました。
次の交流も楽しみにしています。

有意義な3学期に!

 

2名の児童が元気に登校し、新年のあいさつを先生方と
交わして3学期をスタートしました。
第3学期始業式では、芳賀分校長先生より
「あっという間に過ぎてしまう3学期ですが、目標を
もって取り組んでいきましょう。」とお話をいただきました。
「冬休みの思い出」発表では、映画館で映画を見たことや
クリスマスの出来事について、楽しさを思い出し笑顔で
発表していました。
始業式の後には、分校長先生からも発表がありました。
その内容とは・・・。(次をご覧下さい)

象に乗ってみたいな!

 
 
分校長先生は、この冬休みに『スリランカ』に行かれました。
会津養護学校の先生が現在、青年海外協力隊員として
活動しているためです。
パワーポイントで、日本からの行き方やスリランカの様子、
障がい児支援センターのこと等について、写真をたくさん
見せていただきました。
象の背中に乗ることができる、と知ると、児童は「どうやって
象の背中に乗ったのですか?」と質問していました。
スリランカの紙幣や硬貨を見せてもらい、20ルピー札を手に
すると、じっくり観察していました。また、スリランカのあいさつ
『アーユボーワン』を教わり、皆であいさつし合ったりしました。
年始めに、異国の文化に触れる貴重な体験となりました。

すみずみまで きれいに!


 
 
2学期のしめくくりとして、児童会活動の愛校活動を行いました。
ただいま耐震工事の最中のため、校舎の半分は使えない状況です。
図書室は、会議室や食堂、集会を行う場を兼ねています。
いつもの清掃ではなかなか手が行き届かない場所まで、
自分たちで考えながら磨いていました。
いよいよ、明日で2学期も終わります。
みみちゃんらんどの壁面も、すっかり冬バージョンになりました。

調理実習&理科の学習

 
 
 ぐつぐつと 中の様子がよくわかる!  「先生、生ゴミはどこに捨てますか?」
 
 「キーワードをしっかり覚えようっと」     「何?もう1回 教えて」

12月17日(木)、坂下町立坂下東小学校へ出かけました。
朝の活動、家庭科、理科、学級活動、給食、昼休みと、盛りだくさんの
内容で、大変充実した交流及び共同学習となりました。
調理実習では、中身が見える鍋でご飯を炊き、理科では、パソコン室で
単元「人のたんじょう」の調べ学習を行いました。活動を通して、
周囲の様子に気付かせ、何をすればよいのか自ら考えて行動することが
できるよう、交流の場だからこそできる指導として、状況に応じた見守りや
言葉かけを重視しています。その成果の表れとして、聞き取りにくい時に
自分から先生や友達に声をかけて確認する姿が見られ、いつもとちがう
集団の場であっても、自発的な行動がとれるようになってきたことを引率
した先生も評価していました。
坂下東小学校の先生方、児童の皆さん、3学期もよろしくお願いいます。

豆腐づくり&ドッチビー!

 
 
12月15日(火)、喜多方市立松山小学校との交流に出かけて
きました。今回は一日を通した交流でした。
松山小学校は、総合的な学習の時間において、伝統的に毎年
3年生が豆からの豆腐づくりに取り組んでいます。今回は、会津分校で
3年児童が育てた大豆も混ぜてもらい、豆腐づくりを体験してきました。
活動の中で松山小児童が積極的に呼びかけてくれ、3年生も徐々に
自分から取り組む様子が増えていきました。協力してほんの甘い
豆腐の完成です。昼休みには、『王様ジャンケン』で大盛り上がり。
5校時は体育館でドッチビーを行い、これまでになく機敏な動きに
引率教員も驚いていました。とても充実した交流及び共同学習でした。
3学期もどうぞよろしくお願いします。

第2回ぶら下がり検定

   
 
 
 
 
 まずは5年生       次は3年生        先生も挑戦     
 

 けっこうツライ・・・・

ぶら下がり検定の2回目を業間時に行いました。
「目をつぶってぶら下がると集中できるよ。」と先生から
アドバイスをもらった児童達は、精神を集中して取り組みました。
結果は・・・・。
5年生は前回よりタイムが縮んで58秒、3年生は4秒伸ばして
14秒でした。児童達の様子を見ていた先生達も触発されて
記録に挑戦!見た目以上に、記録を伸ばすことの大変さを
痛感しつつ、1分を超える記録を出しました。
会津分校にいらした時には、ぜひ体験してみてください。

ロッカーのビフォー・アフター

 
 
      ビフォー                       アフター
5年生が、家庭科の『物を生かして住みやすくしよう』の学習で
身の回りの整理整頓の方法を学習しました。
授業後に、自分のロッカーの変わりばえを紹介してくれました。
段ボールやかごを利用して、引き出して使うよさと、美しく見えるよさを
実感していました。
5年生のロッカーの変わりぶりを見て、3年生も影響を受け、担任の
先生に協力してもらいながら、教室にある物で仕切りを作りました。
年末に向けて、教室の整理整頓がはかどっています。

冬の季節にちなんで


 
 
今回のピッキオによる読み聞かせでは、冬にちなんだ絵本が
取り上げられていました。
読み聞かせが始まる前に、学年の実態や季節感、児童達が
楽しめるか等、様々な視点から絵本を選択して下さっています。
今回も、児童の気持ちをぐっと引き寄せていただいたステキな
読み聞かせとなりました。その理由は、この後に行っている
合同自立活動での児童達の感想に表れ、読み聞かせが気持ちを
育むものであることを実感できました。

感極まり 涙・涙の5年生

 
 
全員が図書室に集合して行う合同自立活動。
今回も、児童それぞれが、一番印象に残った絵本について紹介を
しました。絵本を見ていない児童にも、情報をより伝わりやすく
するため、児童の発言は随時、ホワイトボードに表記しています。
まずは5年生の感想発表。あらすじを話し進めるうちに、目がうるんできました。
白鳥の親子の物語で、病気の子を残して北国へ戻る場面を説明すると、
大粒の涙がぽろり、ぽろり。一緒に物語を聞いた先生もつられてぽろり。
その様子を見ていた3年生や先生方も涙目に。。。
3年生は、シルエットからへびが何をのみこんだかを当てる絵本を
取り上げました。はじめは、説明に戸惑っていましたが、思い出して
イメージが浮かぶと、一番面白かった場面が太陽を飲み込んだ場面
だったことを、絵本に出てきたキーワードを使って笑顔で伝えていました。
ことばでの表現と物語が引きだしてくれる心の成長が感じられました。

今回は3年生の発表


 
 
児童集会では、学習の成果を発表する機会を設けています。
今回は小学部3年生の国語科でした。
情景を思い浮かべ、それをことばで表現するために
登場人物になりきって考える活動を授業で丁寧に行ってきました。
完成した物語を実物投影機を利用して紹介しました。
5年生も画面に注目しながら、じっくり耳を傾けて聞いていました。
登場人物のやりとりから、3年生のやさしさが感じられるステキな
絵本の発表でした。

ALTとの初めての外国語活動

 
 
小学部5年生は、4月から外国語活動を学習しています。
きこえにくさをカバーするため、毎回、FM補聴システムを活用し、
ことばだけではなく、表情やジェスチャーを工夫して
コミュニケーションする大切さや楽しさを学んでいます。
オクラホマ州出身のローリー先生との初めての学習では、
あみだくじの歌を歌って自己紹介の順番を決めたり、
先生から出題された選択問題に取り組んだりと、大変積極的に
活動する姿が印象的でした。
人数や色が話題となると、学習して覚えた表現を使おうとする意欲も
見られました。
授業が終わると、「緊張した~」と話していましたが、とてもよい経験を
することができました。ありがとうございました。

聞きたい本はどれ?

 
 
今月も読み聞かせボランティア「ピッキオ」に来校いただきました。
3年生と5年生に分かれて、読み聞かせしてもらいました。
3年生は、絵本を選択させてもらうという初の試みがありました。
「そばがれじさまと まめじさま」を読んでもらった5年生は、
物語の途中で「あれ?この話、花さかじいさんに似ている!」と
共通点に気付く場面がありました。
この後の合同自立活動では、聞いた物語についての感想や
質疑応答を通して、考えを伝え合う活動を展開しました。

外国語活動・劇の発表・合奏♪


 
  
11月27日(金)、路線バスを利用して会津養護学校竹田分校へ出かけました。
自力通学を始めた2名の公道を歩く足取りがとても頼もしく、日々の積み重ねの
大切さを実感することができました。
竹田分校では、小学部児童と外国語で自己紹介をし合った後に、
英語で歌遊びをしたり、お互いに劇の発表や合奏を行ったりと、活動を
十分に楽しみました。そして、分校のある竹田病院8階からの眺望に驚く児童達!
「○○が見えるね」「えっ、どこ?」などのやりとりを交わして、
あっという間に時間が過ぎていきました。
普段の学習内容を取り上げての交流は、それぞれの様子を知ることができ、
大変充実したものとなりました。

先生 ありがとう。

 
 
教育実習生と過ごした2週間。児童達はとても楽しかったようです。
教育実習生は、授業参観や授業実践、緊張しながらも児童にわかりやすく
伝えようと工夫して臨んだ研究授業など、盛りだくさんの実習内容でした。
休み時間には体を思う存分動かしてかかわってくれる実習生に、児童達は
くっついて離れませんでした。
最終日、児童達が企画した「おわかれ会」で、2週間を振り返り、
児童達は感謝の気持ちを伝えていました。実習記録には、教員や
児童達から学んだたくさんの事柄が、紙面いっぱいに記されていました。
今後に生かしてもらえることを願っています。

今回は「ぶら下がり検定」です。

  

運動する楽しさを味わい、体力づくりを目的とした年5回設定している検定。
日常では意識して使うことが少ない握力や腕力を、
ぶら下がりのタイムを計ることで、意欲的に鍛えることをねらっています。
記録簿、棒をしっかりと握った両手は真っ赤っか。
自分の両手を見てがんばりを実感していました。
審判の教頭先生からは、第2回に向けてさらに記録を伸ばすようにと
激励されていました。

言語活動を充実させるためには


 
 
11月12日(木)、宮城教育大学の藤島省太先生をお迎えし、
第2回公開学習会を行いました。それに先立ち、午前中には校内研修会として
授業研究も実施し、児童の成長ぶりを通して、自立活動や算数科について、
次の授業から早速活用出来る助言を頂きました。
午後からは、「言語活動を充実させるための指導のあり方」をテーマに
講演いただき、地域の小・中学校の先生方や、特別支援学校の
先生方25名が参加し、パワーポイントによるわかりやすい資料で
「ことば」の本質を考える機会を与えて下さいました。
「お話を伺って、子どもの表情をこまかく見ていきたいと思った」
「子どもの信号を見逃さずに受け止め、実践していきたい」等の感想が
参加者より聞かれました。藤島先生、大変お世話になりました。

一緒に運動や勉強をしよう!


 
 
11月9日(月)から2週間、教育実習が始まりました。
来校者とお話しすることが大好きな児童たちは、実習生に早速
たくさんの質問をしていました。
児童集会の時間に、教頭先生から紹介されたときは、まだ
緊張気味のようでしたが、休み時間には、児童たちが
タオルドッジボールに誘って、盛り上がっていました。
2週間という短い期間ですが、児童たちにとって思い出に残る
かかわりを期待しています。

教科指導につながる言語指導とは

 
 
11月10日(火)、東北福祉大学教育学部の大西孝志先生が
来校されました。受け入れている教育実習生の視察と同時に、
校内研修でも大変お世話になりました。
研修では授業参観後に助言をいただき、その後の懇談会では、
「言語は意図的に教えていくもの」「実態に合わせて多様な情報補償が
必要であること」「経験を通してことばを育てること」が、教科学習にも
つながる言語指導であることを、具体的でわかりやすい事例を交えながら
説明いただきました。明日からの授業に活かせる、貴重な研修の場を
ありがとうございました。

栄養技師さんとの会食

 
 
11月5日(木)は、会津養護学校の栄養技師、野内容子さんを招待し、
給食感謝の会を実施しました。
調理室では毎日240食分を作っていることや、調理器具の大きさに
ついて等、児童が質問しながら野内さんとの会食を楽しみました。
食後には、野内さんと8名の調理員の方々へ、感謝の気持ちをこめた
お手紙を渡しました。
配膳の様子も見て下さった野内さんから、思いやりの心ももって
配膳しているとほめていただきました。
これからも、おいしい給食を楽しみしてます。

みなさん、楽しんでいただけましたか。

 
 
10月31日(土)会津養護学校との合同文化祭「パワー祭り」が
開催されました。
ステージ発表の劇「ありときりぎりす」では、学習したことわざを盛り込み、
登場人物の気持ちを考えながらの表現に、来場された皆様にたくさんの
拍手をいただきました。イベント広場では、ボランティアの会津大学短期
大学部学生の協力を得ながら、約100名のお客様に水ヨーヨー釣りを
楽しんでいただきました。児童2名が多くの方々とコミュニケーションを
楽しむことができた文化祭でした。
来校された皆様、ありがとうございました。

記録を更新!

   
  
 
 
 
   最後まであきらめないぞ!           30秒で12回、目指す!
    

年間を通して、体力づくりに励む会津分校。
今日は腹筋検定の第2回記録会でした。連日、学習発表会に向けての
様々な準備などで、腹筋をする機会自体がなかなかとれない中での
記録会でした。結果は・・・・・・・・!!
児童2名とも記録更新です。3年生は1つ級を上げて6級、
5年生は級を2つあげて、最上級の1級でした。
「練習不足で記録更新は難しいかな?」と思っていた先生方も大絶賛。
自力通学を開始し、歩く距離が増えたことによる体力増進も大きな
要因になっていると思います。あいづっ子、頑張っています。

読み聞かせ後の合同自立活動

 
 
読み聞かせ後は、合同自立活動で読んで頂いた絵本を
話題に、話し合う活動をしています。
今回、児童達が選んだ絵本は、関西弁が語り口調の
「どこいったん?」でした。くまが帽子をなくし、あちこち動物に聞き回り、
ごまかすうさぎとごまかされるくま、そして最後にうさぎは・・・。
結末は読者にゆだねられている構成になっています。
5年生は“関西弁」に関心をもち、3年生はごまかすうさぎの様子が
印象に残ったようです。感じたことを自分の言葉でみんなに
伝えたい!と笑顔で発表していました。主語と述語を意識して
話すと話が伝わりやすいことも、体感しています。