日誌

平成27年度日誌

大変お世話になりました。

 
 

3月29日(火)、離任式を行いました。今年度は、本校校長先生と
事務でお世話になった主査のお二人がご退職、分校長先生が
ご転出されます。
5年生が代表して、お一人お一人に感謝の言葉を述べました。
会津分校は小さな学校ですので、学校生活全体を通して、
離任される皆様にいつも温かく見守っていただきました。
これまで大変お世話になりました。
分校長先生は、4月より郡山の本校校長となられるため、
またお世話になります。
「さようなら。お元気で。」児童達はいつまでも手を振って
お見送りをしていました。

充実した1年間でした。

 
 
校舎の耐震工事が終了し、真新しいプレイルームでの修了式。
全体が明るくなり、広々とした印象です。
分校長先生より、修了証が手渡され、学年が一つ上がること、
4月から後輩ができること、そのために目標をしっかりもつことの
お話がありました。
その後、今年度一番印象に残ったことの発表がありました。
それぞれ、体育でがんばった内容や自力通学に取り組んだこと等を
あげていました。
地域の方々とのふれあいを大事にした行事や居住地校交流、
日々の学習にと、がんばりを見せたあいづっこ達です。

くねくねパズルの完成!

 
「ビー玉を落とさないように転がして」 「おぉ、そこは難しいコースだね。」
 
「穴に落とさないように・・・。」       大満足!!

図工の時間に作った「くねくねパズル」です。
カラフルなボードを、カッターを用いて様々な形に切り取り、
それらを組み合わせて、ビー玉を転がして遊ぶボードを作りました。
それぞれが、コースを工夫し、途中に穴を開けたり、階段を
作ったりして、より面白くなるように工夫していました。
できあがった「くねくねパズル」で遊んだ児童達。
「すごく おもしろい!」「ここは難しいぞ!」と感想を言い合いながら
夢中になっていました。

分校長先生に教わりました!

 
「どうぞ。」 「お先にいただきます。」  静けさの中でいただく。
 
手ほどきを受けながら。   きれいな池を描きました。

3月15日(火)、芳賀分校長先生よりお茶を点てていただき、
進級を祝うお茶会を開きました。
昨年度も、お茶の作法を教えていただき、今回で2回目です。
姿勢を正し、お茶を点てる分校長先生の姿に注目する児童達は、
良い緊張感を味わいながら、お茶をいただきました。
その後、実際にお茶を点てる体験もしました。お抹茶のきれいな
緑色と白い泡が描く「池」を楽しむことも教えていただきました。
「甘く感じます。」・・・・・・自分で点てたお茶を飲んだ児童の感想です。
みんなでお茶をいただき進級を祝う、なんとも清々しい時間を
味わうことができた午後のひとときでした。

1年間の感謝を込めて

 
「会津分校に来るのが楽しみです。」  「ぼくたちも楽しみにしています。」
 
「わぁ、懐かしい写真もある!」    会の後には合同自立活動で感想発表。

読み聞かせボランティア「ピッキオ」による今年最後の読み聞かせが
ありました。読み聞かせ後に終わりの会を開き、ピッキオの皆さんから
一言ずつ感想をお聞きしました。
「読み聞かせに来る日は、いつも楽しみにしています。」
「二人の心の成長が感じられて、うれしいです。」と笑顔で
話して下さいました。児童達からお礼のカードを手渡しました。
毎回20分という限られた時間ではありましたが、物語の世界へ
児童達をいざなってくれる読み聞かせの力は、すばらしいです。
贅沢な時間を提供いただいたことに心より感謝申し上げます。
次年度もまた、どうぞよろしくお願いいたします。

もうすぐ引っ越しです。

 
教室の物を一度廊下に出して。      いつもはできない所を重点的に。
 
ホコリがいっぱいだ!「いつもはできない所を頑張りました」

第3学期も残すところあとわずかとなりました。
今日は、児童会活動の愛校活動を行いました。
もうすぐ耐震工事が終了となり、校舎内の引っ越しを
控えています。その前に、特によく使った教室や図書室の清掃を
行いました。本棚の中を拭いた雑巾の汚れを見て、
「見てください!こんなに真っ黒。」と驚く児童達。
普段はなかなかできない教室の隅まで、きれいに掃き、磨きました。
そして、活動の最後には、整列して一人ずつ振りをしました。
このような場面における言語活動も、生きた言葉を育むことに
つながっていきます。

なわ跳び検定


  
30秒間での回数で合否を判断。    あぁ、残念。


結果発表。練習の成果は?

今年度最後の体力づくり検定は、なわ跳びです。
各学年とも、自分の目標級を目指して、体育の授業や
休み時間に練習してきました。
開閉脚しながらの二重跳びに挑戦した5年生。
練習では基準をクリアしていたのですが、検定本番では
縄が引っかかってしましました。
3年生は目指した級をクリアし、あや跳びに挑戦。
練習が十分にできなかったこともあり、クリアならず
でしたが、次の自分の目標がはっきりしました。
目標をもって取り組むことで、やる気がアップし、この1年
体力づくりに励むことができました。

一年間がんばりました!

 
剣道の切り返しが上達した3年生。   縄跳びを極めた5年生。

 
恒例のいすとりゲーム。          笑顔いっぱいの1年間でした。        

3月4日(金)進級を祝う会を実施しました。
児童会活動として、児童2名が主体性をもって準備から
進行までを行いました。その姿に、この1年間の心の成長を
感じることができ、大変嬉しく思います。
聾学校では本分校共通して、自己指導能力を高めることを
ねらいにしています。今回の活動は、まさにその力を発揮する
場となっていました。自分が困った時、うまくいかない時、
どうすればよいのか、自分で考えて行動に移していました。
拍手あり、笑いあり、ちょっぴり悔しさありのにぎやかな会と
なりました。

5年生の発表&保健講話

    ←がんばって作りました。        
健康生活チェック表で振り返る一年。   真剣にチェック中・・・・・・・・。

3月7日(月)の児童集会では、5年生が家庭科で制作した
エプロンを披露しました。
難しかった所は「ミシンで曲がらないようにまっすぐ縫うこと」だった
そうです。お気に入りのアニメキャラクターの布地で作ったエプロン。
給食準備の時に早速活用するとのことでした。
養護教諭からは、今年一年の健康生活チェック表が配られ、
自分の一年間を振り返りながらチェックし、自己採点しました。
与えられた文章を読み取り、自分の行動を思い起こして
3段階で評価する。授業以外における、このような場面でも
読み取る力が生かされます。

「わかる授業」を目指して

  
自立活動:文章を読み取ってみよう! 動物の耳のはたらきについて、クイズ!
  
国語:「モチモチの木」第2場面     「いばって さいそく」してみよう

今年度の校内研修では、テーマ『言語活動を充実させるための
授業のあり方』のもと、学期ごとに授業研究を行ってきました。
小規模校のメリットとして、日頃から教員同士が気付きを情報交換し
指導に生かしていくというサイクルが出来ていますが、授業研究を通して
さらに共通理解を深めています。
事後研修では、ねらいの達成度や中心となる授業場面での
言語活動について協議し、参加者全員が次からの授業に生かせる
事項を確認しています。

3年生の総合的な学習

 
5月 大豆の種をまきました。      9月 おっ!枝豆ができている。
 
11月に収穫した大豆を使って・・・・・  すごい。自分で納豆が作れた!

3年生は、年間を通して総合的な学習の時間で『野菜を育てよう』に
取り組んできました。大豆やパプリカ、ミニトマトの栽培を行い、
植物の成長過程を記録にとったり、お世話をしたりしてきました。
今回は、秋に収穫した大豆を使い、藁を用いた本格的「納豆づくり」に
挑戦しました。スペースの都合上、全行程を紹介できないのが残念
ですが、藁をゆでで殺菌→乾燥→大豆をコトコト蒸す→藁に詰める
→発砲スチロールの中で保温(2日半)→出来上がり!
藁を広げて中を見ると、大豆は立派な納豆に変身していました。
粘り気があり、大粒の手作り納豆の出来に、3年生は大満足。
1年を通して、普段はなかなかできないたくさんの体験ができました。
納豆のお味は・・・・・?もちろん美味でした。

絵や写真から感じ取る情景


 
 
今回は読み聞かせボランティア『ピッキオ』から3名
来校してくださいました。
3年生、5年生に分かれて読み聞かせが始まりました。
各学年とも内容は違いますが、絵や写真から感じ取って
想像する時間を楽しむことができました。
カレーライスの種からカレーがたわわに実り、
「あぁ、ぼくもカレーが食べたくなっちゃいました。」と3年生。
アフガニスタンの子ども達が校舎のない炎天下で学習する姿を
写真で見て「頭が熱くないかな・・・・?」と心配する5年生。

目で見て・耳で聞いて・心で感じる。読み聞かせの心地よい時間です。

What do you want?

 
what  is  thisi?       ・・・・・mango?   好みのフルーツパフェを作ろう!
 
出来上がり! Let's  eat!       活発に意見が出た事後研究会         

校内研修テーマ「児童の考える力を育てる学習」
~言語活動の取り組み~のもと、授業研究を実施しました。
今回は、夏の校内研修に引き続き、養護教育センターより
柳沼主任指導主事を招き、助言をいただきました。
小規模校であるため、外部より講師を招いて行う研修の大切さを
職員一同実感しています。
授業提供者のみならず、研修参加者全員にとって、
「わかる授業」に必要な要素を整理できる貴重な機会となりました。
『子どもの思考を共有することにより、記憶に残る場面となる。』
『子どもの前傾の姿勢は、授業への関心の表れである。』 
たくさんの示唆をいただき、ありがとうございました。

書き初め・合奏・陸上の表彰

 
 
今週の児童集会では、たくさんの表彰がありました。
書き初め展や全国聾学校合奏コンクールでの入賞、
東北地区聾学校小学校通信陸上の記録証が届きました。
これまでの様々な取り組みが評価され、教頭先生から交互に
手渡されると、嬉しそうにしていました。
その後、今回は5年生の発表がありました。
国語の学習で作った俳句を披露しました。
   『青空の  空気をすえば  春香る』
会津分校の中庭は、いつもの冬と違い、人工芝の緑が
きれいに見えています。そんな会津の今を感じて読んだ俳句です。

第27回全国聾学校合奏コンクール

 
 
今年度で2回目の参加となった全国聾学校合奏コンクール。
たった2名ですが、木琴や鉄琴、オルガンにリコーダー、ドラム、
ツリーチャイムの6つの楽器で『ドレミのうた』の合奏に取り組みました。
1次審査を通過し、2次審査の結果は・・・・・!
今年度は『審査員奨励賞』をいただきました。
「リズム感のあるきれいな演奏」「音楽を楽しんでいる様子が伺えた」
という講評をいただき、音楽に親しんでいる日頃の様子を評価してもらえた
ことを嬉しく思います。児童達は「来年もがんばりたい!」と意欲満々。
さて、どんな曲に挑戦するのかな?

会津分校の教育とは

 
2月23日(火)新入生保護者説明会を開催しました。
来年度、幼稚部・小学部に入学予定の保護者の方を対象に、
会津分校の教育についてや諸手続についてお伝えしました。
分校長のあいさつ後、教頭より大型テレビで児童の学校生活を
紹介しながら、教育目標や力を入れている交流及び共同学習等に
ついて説明しました。
新入生が4月から安心して学校生活をスタートできるよう
準備を整えて、在校生と職員一同、心よりお待ちしています。

除染って、どんなこと?

 
吹き出し付きで わかりやすい紙芝居 北先生のお話に笑い声がたくさん!
 
「放射線があるから針が動く!」     またぜひ会津分校へ来て下さい。

2月18日(木)鳥取大学生命機能研究支援センターの
北実(きた まこと)先生と、福島市の除染情報プラザより佐藤さん、
渡部さん、山口さんに来校いただき、放射線出前授業を開催しました。
事前打ち合わせから、綿密な情報収集をしていただき、児童が
よりわかりやすく学べるようにと、紙芝居とパワーポイントによる
丁寧で楽しい説明をしていただきました。
北先生が、細長い風船の表面に集めた空気中の放射線を
測定器で測るとメーターの針が振れ、児童達も「おおっ!」と驚く声。
児童への投げかけを随所に入れながら、大切なキーワードを
吹き出しにして繰り返し見せて頂いたことで、放射線や除染のことに
ついて学ぶことができました。北先生、除染情報プラザの皆様、
大変お世話になりました。

楽しかったスキー教室

 
 
2月4日(木)、居住地校の喜多方市松山小学校のスキー教室に
参加しました。喜多方市三ノ倉スキー場までバスで移動し、
グループに分かれて活動しました。
天気がとても良く、青空と白い雪がきれいなスキー日和でした。
プルークボーゲンで、グループの友達と同じペースで滑ったり、
リフトに乗るとき、友達に「ぼくと乗ろう!」と声をかけてもらったりと
楽しい時間を過ごしました。と同時に、松山小学校の3年生が
テキパキと移動したり活動したりする中で、自分の行動ペースを
早めるなど良い経験をすることができました。ありがとうございました。
「スピードが出て滑るところが楽しかった。」と3年生。
松山小学校の皆さん、また一緒に活動しましょう。

冬道の歩き方について

 
 
 キーワードは声に出して確認!  場面① 前が見えにくい時 どうする?
 
場面② 通りたい時、どうする?  場面③ 滑りやすい状態の時、どうする?

2月5日(金)、冬の交通安全教室を行いました。今回は冬道の安全な
歩き方を学習しました。スライドを見ながら、身支度を整える必要性や
積雪のため歩道が狭くなった時の対応について、キーワードに注目
しながら考えることができました。
後半には、「こんなとき、どうする?」という場面設定で、自分の行動を
考え、実際に動作化してみました。
場面① 傘をさして歩く時【吹雪いて前が見えにくい状態の時】
場面② 歩道が狭いのに、前に人がいて通れない時
場面③ 凍結していて、前方で人が転んだのを目撃した時
先生方の名演技(?!)も、とるべき行動を考える良い材料と
なりました。
実際の場面で、今日の学習が生かされることを期待します。

心の鬼を追い払おう!

 
 
2月3日(水)児童会活動で豆まき会を行いました。
5年児童が体調不良で欠席だったため、3年生が、
紙芝居の読み聞かせや心の鬼の発表、分校長室や事務室、
聾学校の各教室の豆まきなど、一人で何役も務めました。
3年生は、「ゲームをやりすぎない鬼」や「宿題なまけ鬼」を
追い出したい!と発表していました。
また、総合的な時間の学習で収穫した青大豆の豆がらを
用いて鰯の頭を刺し、ひいらぎの葉を戸口に飾り、
節分の由来についても話し合いをしました。