日誌

2015年9月の記事一覧

文法の学習も大切です。

 
 
「言語活動を充実させるための授業のあり方」をテーマに
校内研修を進めています。今回の研修では、助詞の活用に
ついて取り上げました。主語や述語を意識して話すことは、
適切な表現をするための大切な要素です。
 9月28日(月)の第4回全体自立活動では、イラストに
合った文章を考えたり、助詞に注目することで関係性を考えたり
する学習を行いました。文章を組み立てた際に声に出して
読んでみること、読み上げることで「ん?おかしいな」と助詞の
間違いに感覚的に気付いていくことは重要です。
学習場面のみならず生活全体を通して、そういった感覚を
意図的に育てる工夫をしていくことが、聾学校の特著の一つと
言えます。

いっぱい笑っていっぱい遊んで♪

 
 
今週は、みみちゃん教室体験週間を設定しています。
みみちゃん教室の様子を見学したり、参加したりすることで
早期教育相談の取り組みを知って頂くことと、養育に関する
相談支援を目的にしています。
9月30日(水)は、合同教育相談日として2組の親子が
参加しました。道具を通して「せーの、いくよ!」
「ころころ、ころがったね~」など場面にあった言葉かけを
しながら、お子さんもお母さんも笑顔いっぱいにかかわりあって
楽しく遊ぶ様子が見られました。楽しい!という気持ちがことばを
育み土台となりますね。また、ぜひ遊びにおいで下さい。

自転車の安全な乗り方

 
 
9月24日(木)、会津若松警察署より講師をお迎えし、
秋の交通安全教室を行いました。今回は自転車の安全な乗り方について
ビデオで具体的な場面を見ながら、気をつける点を学びました。
標識の意味を確認したり、自転車についている反射板の意味を
知ることで道路の左側を通る必要性を意識したりすることもできました。
わかりやすいご指導をありがとうございました。
教えていただいた内容を、文章でもしっかりとらえ、「わかること」と
「安全への意識を高めること」につなげるため、後日、学習したことを
チェックシートで確認しました。見事合格しました。

地域の小学生が来校

 
 
地域の小学4年生が、聾学校のことについて質問したいと、
放課後、保護者の方と来校してくれました。
小学校の国語科で学習した内容をきっかけに、聞こえにくい人が
どのように手話や指文字を覚えていくのかを知りたいと
思ったそうです。聞こえにくさを知るヒントになる音声を
聞いてもらったり、本校職員とのやりとりをしてもらいました。
積極的にメモを取り、よい質問をたくさんしてくれました。
とてもうれしい訪問でした。今回は、本校児童との対面がなかったので、
10月31日(土)の学習発表会「パワー祭り」にお誘いしました。
よかったら、また聾学校会津分校に遊びに来て下さいね。

読書の秋です。

 

今日は、2学期始まって最初の、移動図書館「あいづね号」の
来校日でした。児童達は、お目当ての本を探そうと急ぎ足で
向かいました。やはり、ブームはサザエさんのようです。
ご存じのとおり4コマまんがですが、起承転結があり、
その面白さを読み取って笑う姿は、学校の目標として掲げている
読書の日常化につながるものだと考えます。
先日は、3年生が国語の教科書で紹介されている絵本を
偶然、市の図書館で見つけ、学校に持ってきてくれました。
それぞれが読書に親しんでいる、会津分校の秋です。