日誌

平成27年度日誌

外国語活動・劇の発表・合奏♪


 
  
11月27日(金)、路線バスを利用して会津養護学校竹田分校へ出かけました。
自力通学を始めた2名の公道を歩く足取りがとても頼もしく、日々の積み重ねの
大切さを実感することができました。
竹田分校では、小学部児童と外国語で自己紹介をし合った後に、
英語で歌遊びをしたり、お互いに劇の発表や合奏を行ったりと、活動を
十分に楽しみました。そして、分校のある竹田病院8階からの眺望に驚く児童達!
「○○が見えるね」「えっ、どこ?」などのやりとりを交わして、
あっという間に時間が過ぎていきました。
普段の学習内容を取り上げての交流は、それぞれの様子を知ることができ、
大変充実したものとなりました。

先生 ありがとう。

 
 
教育実習生と過ごした2週間。児童達はとても楽しかったようです。
教育実習生は、授業参観や授業実践、緊張しながらも児童にわかりやすく
伝えようと工夫して臨んだ研究授業など、盛りだくさんの実習内容でした。
休み時間には体を思う存分動かしてかかわってくれる実習生に、児童達は
くっついて離れませんでした。
最終日、児童達が企画した「おわかれ会」で、2週間を振り返り、
児童達は感謝の気持ちを伝えていました。実習記録には、教員や
児童達から学んだたくさんの事柄が、紙面いっぱいに記されていました。
今後に生かしてもらえることを願っています。

今回は「ぶら下がり検定」です。

  

運動する楽しさを味わい、体力づくりを目的とした年5回設定している検定。
日常では意識して使うことが少ない握力や腕力を、
ぶら下がりのタイムを計ることで、意欲的に鍛えることをねらっています。
記録簿、棒をしっかりと握った両手は真っ赤っか。
自分の両手を見てがんばりを実感していました。
審判の教頭先生からは、第2回に向けてさらに記録を伸ばすようにと
激励されていました。

言語活動を充実させるためには


 
 
11月12日(木)、宮城教育大学の藤島省太先生をお迎えし、
第2回公開学習会を行いました。それに先立ち、午前中には校内研修会として
授業研究も実施し、児童の成長ぶりを通して、自立活動や算数科について、
次の授業から早速活用出来る助言を頂きました。
午後からは、「言語活動を充実させるための指導のあり方」をテーマに
講演いただき、地域の小・中学校の先生方や、特別支援学校の
先生方25名が参加し、パワーポイントによるわかりやすい資料で
「ことば」の本質を考える機会を与えて下さいました。
「お話を伺って、子どもの表情をこまかく見ていきたいと思った」
「子どもの信号を見逃さずに受け止め、実践していきたい」等の感想が
参加者より聞かれました。藤島先生、大変お世話になりました。

一緒に運動や勉強をしよう!


 
 
11月9日(月)から2週間、教育実習が始まりました。
来校者とお話しすることが大好きな児童たちは、実習生に早速
たくさんの質問をしていました。
児童集会の時間に、教頭先生から紹介されたときは、まだ
緊張気味のようでしたが、休み時間には、児童たちが
タオルドッジボールに誘って、盛り上がっていました。
2週間という短い期間ですが、児童たちにとって思い出に残る
かかわりを期待しています。

教科指導につながる言語指導とは

 
 
11月10日(火)、東北福祉大学教育学部の大西孝志先生が
来校されました。受け入れている教育実習生の視察と同時に、
校内研修でも大変お世話になりました。
研修では授業参観後に助言をいただき、その後の懇談会では、
「言語は意図的に教えていくもの」「実態に合わせて多様な情報補償が
必要であること」「経験を通してことばを育てること」が、教科学習にも
つながる言語指導であることを、具体的でわかりやすい事例を交えながら
説明いただきました。明日からの授業に活かせる、貴重な研修の場を
ありがとうございました。

栄養技師さんとの会食

 
 
11月5日(木)は、会津養護学校の栄養技師、野内容子さんを招待し、
給食感謝の会を実施しました。
調理室では毎日240食分を作っていることや、調理器具の大きさに
ついて等、児童が質問しながら野内さんとの会食を楽しみました。
食後には、野内さんと8名の調理員の方々へ、感謝の気持ちをこめた
お手紙を渡しました。
配膳の様子も見て下さった野内さんから、思いやりの心ももって
配膳しているとほめていただきました。
これからも、おいしい給食を楽しみしてます。

みなさん、楽しんでいただけましたか。

 
 
10月31日(土)会津養護学校との合同文化祭「パワー祭り」が
開催されました。
ステージ発表の劇「ありときりぎりす」では、学習したことわざを盛り込み、
登場人物の気持ちを考えながらの表現に、来場された皆様にたくさんの
拍手をいただきました。イベント広場では、ボランティアの会津大学短期
大学部学生の協力を得ながら、約100名のお客様に水ヨーヨー釣りを
楽しんでいただきました。児童2名が多くの方々とコミュニケーションを
楽しむことができた文化祭でした。
来校された皆様、ありがとうございました。

記録を更新!

   
  
 
 
 
   最後まであきらめないぞ!           30秒で12回、目指す!
    

年間を通して、体力づくりに励む会津分校。
今日は腹筋検定の第2回記録会でした。連日、学習発表会に向けての
様々な準備などで、腹筋をする機会自体がなかなかとれない中での
記録会でした。結果は・・・・・・・・!!
児童2名とも記録更新です。3年生は1つ級を上げて6級、
5年生は級を2つあげて、最上級の1級でした。
「練習不足で記録更新は難しいかな?」と思っていた先生方も大絶賛。
自力通学を開始し、歩く距離が増えたことによる体力増進も大きな
要因になっていると思います。あいづっ子、頑張っています。

読み聞かせ後の合同自立活動

 
 
読み聞かせ後は、合同自立活動で読んで頂いた絵本を
話題に、話し合う活動をしています。
今回、児童達が選んだ絵本は、関西弁が語り口調の
「どこいったん?」でした。くまが帽子をなくし、あちこち動物に聞き回り、
ごまかすうさぎとごまかされるくま、そして最後にうさぎは・・・。
結末は読者にゆだねられている構成になっています。
5年生は“関西弁」に関心をもち、3年生はごまかすうさぎの様子が
印象に残ったようです。感じたことを自分の言葉でみんなに
伝えたい!と笑顔で発表していました。主語と述語を意識して
話すと話が伝わりやすいことも、体感しています。

関西弁で読み聞かせ!

 
 
木曜日の業間、読み聞かせボランティア“ピッキオ」の3名の方が
来校し、3年生と5年生に分かれて、それぞれの学年にお勧めの
絵本を読み聞かせていただきました。
関西弁の語り口調が員祖由的だった絵本や、「まないた」が主人公の、
現実にはありえないけれど空想するのが楽しい絵本、
第2次世界大戦が背景の絵本など今回もバラエティに富んだ
内容で、充実した20分間でした。

お隣の会津大学より

 
 
10月15・16日に、介護等体験の受入がありました。
授業や清掃、給食、休み時間を児童と共に活動してもらいました。
 「自分たちが教える気持ちで接していたはずなのに、学ばされて
 ばかりの2日間でした。」
 「聞き取れなかった時に、『もう一度言ってもらえますか?』と
 言えるコミュニケーション力に驚きました。」
これらの体験生の感想から、児童の成長と日々の指導の成果を
感じることができた2日間でした。
10月31日(土)の学習発表会にも、ぜひいらして下さい。

今年も共演!

 
 
10月16日(金)5校時、フコク生命による音楽コンサートが体育館で開催され、
プロの音楽家3名が来校して下さいました。
ピアニストの田中梢先生、フルート奏者の益田真理先生、ソプラノ歌手の
土田聡子先生のステキな演奏に聴き入りました。
教育相談のお子さん達も参加し、グランドピアノに触れ合って、音の響きを
感じる場面もありました。
また、音楽コンクールに向けて練習している『ドレミの歌』を一緒に合奏し、
お褒めの言葉を頂きました。
当日は、後援会理事の皆様もおいで下さり、楽しいひとときを過ごしました。
来校して下さった皆様、ありがとうございました。

本日もにぎやかでした♪

 
 
本日も2組の親子が参加してくれました。
インスタントカメラで顔写真を撮る場面では、カメラに興味津々。
「順番ね」「まっててね!」「おいで~」など、お母さん方と場面に応じた
言葉かけと身振り表現を丁寧に行いながら、笑い声いっぱいでの
撮影となりました。お子さん同士がかかわる場面では、
継続して教育相談に通われているお母さんが、初参加のお子さんにも
言葉をかけながら目で見てわかるようなかかわりに努めていました。
~何気ない場面をしっかりとらえて、お子さんへ伝える~  
このことが、聞こえにくいお子さんへの特別な配慮と言えます。
帰り際、「我が子の成長が感じられて、うれしいです。」とお母さん。
日々の丁寧なかかわりがお子さんに確実に届いていますね。

文法の学習も大切です。

 
 
「言語活動を充実させるための授業のあり方」をテーマに
校内研修を進めています。今回の研修では、助詞の活用に
ついて取り上げました。主語や述語を意識して話すことは、
適切な表現をするための大切な要素です。
 9月28日(月)の第4回全体自立活動では、イラストに
合った文章を考えたり、助詞に注目することで関係性を考えたり
する学習を行いました。文章を組み立てた際に声に出して
読んでみること、読み上げることで「ん?おかしいな」と助詞の
間違いに感覚的に気付いていくことは重要です。
学習場面のみならず生活全体を通して、そういった感覚を
意図的に育てる工夫をしていくことが、聾学校の特著の一つと
言えます。

いっぱい笑っていっぱい遊んで♪

 
 
今週は、みみちゃん教室体験週間を設定しています。
みみちゃん教室の様子を見学したり、参加したりすることで
早期教育相談の取り組みを知って頂くことと、養育に関する
相談支援を目的にしています。
9月30日(水)は、合同教育相談日として2組の親子が
参加しました。道具を通して「せーの、いくよ!」
「ころころ、ころがったね~」など場面にあった言葉かけを
しながら、お子さんもお母さんも笑顔いっぱいにかかわりあって
楽しく遊ぶ様子が見られました。楽しい!という気持ちがことばを
育み土台となりますね。また、ぜひ遊びにおいで下さい。

自転車の安全な乗り方

 
 
9月24日(木)、会津若松警察署より講師をお迎えし、
秋の交通安全教室を行いました。今回は自転車の安全な乗り方について
ビデオで具体的な場面を見ながら、気をつける点を学びました。
標識の意味を確認したり、自転車についている反射板の意味を
知ることで道路の左側を通る必要性を意識したりすることもできました。
わかりやすいご指導をありがとうございました。
教えていただいた内容を、文章でもしっかりとらえ、「わかること」と
「安全への意識を高めること」につなげるため、後日、学習したことを
チェックシートで確認しました。見事合格しました。

地域の小学生が来校

 
 
地域の小学4年生が、聾学校のことについて質問したいと、
放課後、保護者の方と来校してくれました。
小学校の国語科で学習した内容をきっかけに、聞こえにくい人が
どのように手話や指文字を覚えていくのかを知りたいと
思ったそうです。聞こえにくさを知るヒントになる音声を
聞いてもらったり、本校職員とのやりとりをしてもらいました。
積極的にメモを取り、よい質問をたくさんしてくれました。
とてもうれしい訪問でした。今回は、本校児童との対面がなかったので、
10月31日(土)の学習発表会「パワー祭り」にお誘いしました。
よかったら、また聾学校会津分校に遊びに来て下さいね。

読書の秋です。

 

今日は、2学期始まって最初の、移動図書館「あいづね号」の
来校日でした。児童達は、お目当ての本を探そうと急ぎ足で
向かいました。やはり、ブームはサザエさんのようです。
ご存じのとおり4コマまんがですが、起承転結があり、
その面白さを読み取って笑う姿は、学校の目標として掲げている
読書の日常化につながるものだと考えます。
先日は、3年生が国語の教科書で紹介されている絵本を
偶然、市の図書館で見つけ、学校に持ってきてくれました。
それぞれが読書に親しんでいる、会津分校の秋です。

補聴器のメンテナンスと最新情報


 
 
今年度も、補聴システムのメンテナンスや最新情報の研修会を
行いました。ブルーム郡山店の村上さん、若松さん、
フォナックジャパンの鈴木さん、川津さんにお越し頂きました。
ブルームさんには、児童達の補聴器点検をして頂き、児童は機器を
用いた補聴器乾燥の様子に関心をもって見入っていました。
フォナックジャパンの川津さんからは、FM補聴システムにおける
チャンネル干渉解決の機器説明を具体的に体験させて頂き、
公的支援の内容についても情報提供頂きました。今回の研修で
学んだことを日々の指導、相談業務に活かしていきます。