日誌

平成27年度日誌

会津養護学校との合同訓練

 
 
今日は、火事を想定した避難訓練がありました。
聴覚障がいのあるお子さんは聞こえにくさを伴うことで、状況把握がにしくく、
非常時には大きな不安を感じることが多いと言われます。
そのため、的確な情報を、わかりやすく伝える配慮が重要です。
また、『自分で情報を得ようとする態度』を高めていくことも大切です。
聾学校では、日頃からFM補聴システムや手話表現、書き言葉を用いて、
非常時においても使える伝達手段を意識しています。

たくさん聞いて、見て、声だして

 
 
地域支援センター『みみらんど會津』の様子からです。
みみちゃん教室では、お子さんが遊びを通して、身の回りの音に
気付くことなどを大切にしています。
また、お子さんからの様々な表現(身振り・表情・声など)を
ていねいに取り上げながら、保護者の方と行動の捉え方について
話し合う場面も設けています。生活の中での身近な人の
働きかけが、この時期のお子さんにはとても重要だからです。
「今日もいっぱい遊んだね。また来週まってます!」

ことばを育てる土台は楽しいやりとりから

 
 
地域支援センター『みみらんど會津』で行っている早期教育相談の様子です。
みみちゃん教室にある滑り台で活発に体を動かして遊ぶ中で、
名前を呼ばれたり、いないいないばあ~を期待して教師の姿を探したりと、
やりとりをいっぱい楽しみました。大人と一緒に楽しく遊んだり、やりとりしたり
できることは、ことばの基礎となる『人との関係』をつくる上で大切なことです。
たくさん見られた指さしも同様です。要求や興味を指さしで表現する立派な
コミュニケーションなのです。
このような場面を大切に捉えて、適切なことばをかけていくことが、
ことばを育むことにつながります。

父母と教師の会総会・後援会総会も開催

 
 
4月24日(金)は午前中は授業参観、午後に第1学期の全隊懇談会をはじめ、
父母と教師の会総会、後援会総会を開催しました。
ご多忙の中、保護者や後援会役員の皆様、地域の方にご出席しただき、
感謝申し上げます。
小規模高ならではの情報交換しやすい雰囲気の中、大切な審議も滞りなく
行えました。それぞれの会に参加された皆様から、貴重なお話を伺うことも
できました。今年度の学校活動反映させていきます。

卒業生にも見せたいな

 
磐梯山の雪も日に日にうすくなり、
会津分校の中庭では、チューリップが咲き誇っています。
そんな花壇の様子を見た児童達が、
一緒に球根を植えた卒業生にも見せてあげたいと
つぶやいていました。そこで、卒業生に花壇の写真と
手紙を送ることにしました。
「お元気ですか。」
「一緒に植えたチューリップ、こんなにきれいですよ。」