ようこそ!福島県立聴覚支援学校会津校 | |||||
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。 ◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) ※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286 |
|||||
平成30年度日誌
第4回愛好活動
12月20日(木)に幼児・児童・教職員で学校の大掃除をしました。小学部は3年生のみの参加でしたが、
食堂を担当し、教員と協力しながら床の頑固な黒ずみを落としてくれました。幼稚部は7月の愛校活動と同じく
幼児用トイレを担当し、「べんき」「ぶらし」「おとこ(おんな)のこのといれ」など言葉を覚えながら、
便器や手洗い場を綺麗にし、その後、教室の自分の棚も拭いたり、白梅フェスティバルの発表の練習で使用した
和太鼓を片付けたりと大忙しでした。
最後に係の教員から、「家でも自分の部屋の掃除やおもちゃの片付けをしっかり
して良い年を迎えてください。」との話があり、第4回愛校活動を閉じました。
大掃除をしてくれた子どもたちのおかげで学校が綺麗になり、会津校も良い新年が迎えられそうです。
小学部クラブ活動:たこ焼き作り
12月19日(水)のクラブ活動では、たこ焼き作りをしました。たこ焼きを食べた経験はあるけど、自分で作って
食べるのは初めての3年生と6年生。たこの他に何を入れたいか給食の時間に話題にしながらこの日を楽しみにして
いました。幼稚部5歳児が居住地交流のため、4歳児のみの活動だったこともあり、小学部に混ざり一緒に
活動しました。
たこ焼き作りで一番大事なのは「素早く」やることだと伝えると、20穴の器に生地を入れる→具材を入れる
→生地を返すという一連の流れを休む手間なく行いました。串で生地を返す作業もコツを覚えると次から
次へと「くるっ」と素早く返すことができるようになり、児童2名も自信がついた表情をしていました。
4歳児も小学部の姿を見て「私もやりたい!」と積極的に手伝ってくれました。
できあがった後は、先生方を呼んできて、タコ、ソーセージ、ネギ、チョコレートの4種類の味を食べ比べしながら
みんなでおいしくいただきました。
運動タイム:2学期の表彰
今日は2学期最後の運動タイムで、がんばってきた結果発表をしました。2学期も、1学期同様に取り組みました。
金・銀・銅メダルが獲得できるご褒美シールの枚数を自分で決めて、毎週火、水、金に取り組みました。マラソン、
縄跳び、筋トレそれぞれで自分の目標が達成できればご褒美シールを貼ってきました。
その結果が今日の運動タイムで発表され、6年生は金メダル、3年生は銅メダルでした。6年生は初の金メダルで
ニコニコでした。3年生は銅メダルで、くやしい表情をしていました。3学期は必ず金メダルを取りたいと今から
闘志を燃やしているように見えました。
3学期も体力向上と共に金メダル獲得に向けてがんばってほしいですね。
年長児:居住地のこども園での体験活動
12月19日(水)5歳児は、2回目の居住地におけるこども園で体験活動を行いました。こども園の生活発表会で
やったというダンス等を一緒に踊ったり、雪道を散歩したりして交流したあと、昼食も一緒に食べました。
特に、友達のダンスは「ぼく(も)発表(した)」「やりたい」と先日の「白梅フェスティバル」に参加したことと
結びつけていろいろと話をしたり、同じような振り付けがあると張り切って体を動かしたりしました。また、友達に
「顔の傷どうしたの?」と聞かれると「転んじゃった」、「サンタさんに何お願いしたの?」と聞かれると
「サンタさん(に)車お願い(したよ)」と自分なりに答え、やりとりを楽しんでいました。
学期末のお忙しい中、体験活動にご協力いただきました喜多方市立高郷こども園のみなさま、
本当にありがとうございました。
幼稚部交流:もちつき
12月18日(火)2学期最後の交流はもちつきでした。今では、家庭でも地域でもなかなか見られない
臼と杵でのもちつきということで、二人も張り切ってねじりはちまきや三角巾をして園庭へ!
少し風が冷たかったのですが、寒さにも負けず「ぺったん、ぺったん」と歌を歌ったり、杵を手にしてもちをついて
みたりしました。初めはポロポロした蒸かした餅米だったのに、みんなでがんばってついたら少しずつまとまって
よく伸びる餅になるところも見ることができました。
鏡餅の由来などについても説明がありました。冬休みに、ぜひご家庭でも話題にしてほしいなあという体験活動に
なりました。
第5回全体自立活動
12月19日(水)小学部の第5回全体自立活動がありました。
「自分の聞こえについて知ろう」をめあてに、オージオグラムの読み方、使われている単位、自身の聞こえの状態に
ついて学習しました。
6年生はこれまでの学習の積み上げがあるため、質問に対して自信をもって答える様子が印象的でした。
3年生は初めて知る内容も多かったのですが、わかる、わからない意思表示をはっきり出してやりとりできました。
自分の聞こえの特性をオージオグラムや音の大きさを示す視覚教材を活用して確認した児童たち。
騒音計を用いて、身の回りの音の大きさも測定してみました。「ピアノの音が80dBって本当かな?」
「児童集会の時の自分の声の大きさは?」「出入り口の戸の開け閉めはどのくらいかな?」
関心をもって音量を測定していました。
自分の聞こえについて学習する自立活動はとても大切な時間です。
ALTのアリサ先生とLet's study!
12月18日(火)の4校時、ALTのアリサ先生が来校して外国語活動を実施しました。
初対面となる3年生、6年生でしたが、みんなで自己紹介をしあって和やかな雰囲気で授業が進みました。
アリサ先生には、たくさんの写真とともに出身地であるアメリカのケンタッキー州を紹介していただきました。
「ケンタッキーフライドチキン♪」を思い出した6年生。数々のきれいな風景に見入った3年生。ケンタッキー州は
競馬やバーボンの工場が多いことを知りました。
アリサ先生が飼っている猫の名前を尋ねたり、「Who am I?」とジェスチャーゲームを楽しんだりとあっという間の
45分間でした。
最後には「Merry Christmas and Happy new year!」と挨拶を交わして記念撮影をしました。
6年生:最後の居住地校交流
12月12日、喜多方市立松山小学校の6年生と最後の居住地校交流がありました。
今回は1日交流で、国語・算数・外国語・理科・社会を学習したり、朝の運動や給食などを一緒に
行ったりしました。
授業の中でたくさんの友だちと勉強していろいろな意見を聞くことができたことや、昼休みに広い体育館で
たくさんの友だちと遊びとても楽しかったことが実感できた交流でした。
また、自分の席がわからないときに、友だちがすぐに来て教えてくれて、友だちの優しさにふれたうれしい出来事が
ありました。
帰りの会が終わった後に、今までお世話になった担任先生と握手をして、みんなが作ったアーチの中を通って、
あいさつをして別れました。
会津校だけでは得られないたくさんのことを経験し学ぶことができた居住地校交流でした。
サックスのミニコンサート♪
2学期最後の音楽の時間は、会津校教諭によるサックスのミニコンサートを行いました。音楽の時間に様々な曲を
鑑賞してきている小学部の児童たちは、以前から楽しみにしていました。初めて目の前で見るサックスと
その音色に、釘付け!
「ジングルベル」「ロンドン デリー」「名探偵コナンのテーマ」の3曲を披露してもらいました。
幼稚部も合流して、曲を楽しみ、サックスに触れて振動を感じる体験もしました。途中、トランペットも登場し
曲名を当てる活動も盛り上がりました。
後半は小学部のみでしたが、マウスピースのくわえ方を体験させてもらいました。
2名ともなかなかこつがつかめず、初めは戸惑う表情が見られましたが、口角に力の入れてふくことを意識するよう
指導されると、「ブォーーー」と音が出るように!
「リコーダーと同じ指使いだよ。」と教えてもらい、楽器をつけて音階にも挑戦!
「リコーダーとはちがって、音が出すのが大変だった。でも、もっと吹いてみたい。」
「名探偵コナンの曲がかっこよかった。」など、児童たちから感想が聞かれました。
2学期は、合奏コンクールへの参加、プロの演奏家との合奏、そしてミニコンサートと演奏や鑑賞を十分に体験し
楽しめた児童たちでした。
幼稚部交流:白梅フェスティバル
12月14日(金)子どもの森の発表会「白梅フェスティバル」が開催され、幼稚部の二人も参加して楽しい交流をすることができました。
4歳児は合奏と創作劇、5歳児は和太鼓とオペレッタに向けて、会津校でも楽器遊びや劇遊びを重ね、友達と舞台に立ちました。毎日、みんなと一緒に練習できるわけではないのですが、園内発表会やリハーサルでは「こうやるんだよ」「次はこれだよ」などと教えてくれて二人も一生懸命それを聞いて合わせようとしていました。
当日は、会津若松市の文化センターが立ち見も出るくらいの満席!たくさんのお客さんの前で、友達と発表したことはとてもよい経験になりました。
今学期最後の交流は、18日(火)のもちつきです。
学校からのお知らせ
〒965-0006
福島県会津若松市一箕町
大字鶴賀字下柳原102
TEL/FAX 0242-22-1286
fukushima-sd-aizu@fcs.ed.jp