日誌

平成28年度日誌

きこえにくい時、どうする?


 
「聞き取れなかった時、どうしてる?」 わかったふりは自分が困ることになるね。
 
「こんな時、なんて言おうか?」    聞き返すことで「わかる」につながるね。

1月31日(火)、小学部で第5回全体自立活動を行いました。
今回は「きこえの理解について」です。
導入では話が聞き取りにくかった場面について、経験をもとにどんな
行動を取っているか意見を出してもらいました。
自立活動で学習を進めてきている高学年は「もう1回言ってもらいます。」
「ゆっくり言ってくださいとお願いします。」等ふだん自分がしていることを
挙げていました。
「わかったふりはしていませんか?」の問いにいち早く反応していたのも
高学年でした。話している相手の立場も同時に考えることで、
「聞き返す」「確認する」ことの大切さも感じることができたようです。
その後は。各学年に分かれて、話し手の内容を聞き取るロールプレイを
行いました。1年生は、担任が提示する吹き出し付きのイラスト教材を
用いながら、高学年はクイズ形式での聞き取りをしながら意思表示をする
体験を行いました。
学習したことを意識して生活することがとても大切で、コミュニケーション力を
高めることにつながります。

アルツ磐梯スキー場にて

 
  「さあ、すべるぞ~!!」      「ターンの練習をしますよ。」「はい!」
 
練習を重ね、今日の目標達成です。   天気がよくて気持ちよかったです。

1月27日(金)、アルツ磐梯スキー場でスキー教室を実施しました。
今年度は郡山本校よりスキーの国体選手である兼子佳代先生を
指導者としてお招きし、スキーの練習を行いました。
当日は天候に恵まれ、猪苗代湖、磐梯山もきれいに見えました。
兼子先生の説明をよく聞きながら、連なってターンの練習を中心に
4年生、6年生とも頑張っていました。動作に合わせて言葉による
表現をしっかり確認しながら練習したことで、2名ともコツをつかむ
ことができました。6年生は、太ももに力が入りすぎて「足のつけねが
イタい!」と話していましたが、かなり集中して滑ったことがうかがえました。
兼子先生、楽しくわかりやすいご指導をありがとうございました。

~版から広がる世界~


  
 廊下の掲示から。     4年生の作品     6年生の作品

2学期の最後に図工で作成した版画作品です。
干支の酉をモチーフに、色のバランスやはっきり見える彫り方を
工夫し、試し刷りで出来上がりを確認しながら制作しました。
2名とも慎重に彫刻刀で彫り進め、集中力を維持して
下絵どおりの色鮮やかで楽しい作品となりました。
作品は「第14回全日本年賀状大賞コンクール」に応募しました。
今年も、干支の酉のように大きく羽ばたくあいづっ子です。

~はじめての 書~

 
先生の真似して 「ぐるぐる ぐるぐる」   筆の持ち方がいいですね!
 
  「しゅ~  たのしいな!」         幼稚部の書の個展です。

幼稚部3歳児がはじめての書に挑戦です。
教室で担任が準備をする様子を「なにを するのかな?」と
じって見て待っていました。そして、筆と墨を使って
「しゅー」「ぐるぐる」とことばを添えながら書き方の見本を見せると、
ごらんのとおり、おなじように正座をして制作活動に集中していました。
出来上がった作品は、まるで書道家のようにダイナミックな出来映えです。
廊下に展示すると、お隣の会津養護学校の美術の先生から
「いい作品ですね。」とほめていただきました。

雪道の安全な歩き方


 
「危険な場所は どこだろう?」      信号待ちの安全な場所は・・・・
 
 
ペンギン歩きで慎重に歩きます。     幼稚部と1年生は紙芝居で学習中

1月18日(水)、冬の交通安全教室がありました。
全校生で係の先生からの話を聞き、雪道はペンギン歩き(歩幅を小さく、
足裏全体で歩くこと)や周りに注意して歩くこと、身支度のこと等を
パワーポイントで確認をしました。
クイズ形式で問題を出されると、児童達は真剣に考えていました。
その後、小学部高学年と幼稚部・小学部低学年のグループに
分かれて活動しました。
4年生・6年生は、自分の目標を決めてから実地練習へと出かけて
いきました。自力通学をしている児童達にとっては、普段の歩き方を
再確認するよい機会となりました。
3歳児と1年生はプレイルームで交通安全の紙芝居を見て、信号の色や
ルール確認を行いました。
冬の季節も安全に気を付けて登下校してほしいと思います。