日誌

きこえにくい時、どうする?


 
「聞き取れなかった時、どうしてる?」 わかったふりは自分が困ることになるね。
 
「こんな時、なんて言おうか?」    聞き返すことで「わかる」につながるね。

1月31日(火)、小学部で第5回全体自立活動を行いました。
今回は「きこえの理解について」です。
導入では話が聞き取りにくかった場面について、経験をもとにどんな
行動を取っているか意見を出してもらいました。
自立活動で学習を進めてきている高学年は「もう1回言ってもらいます。」
「ゆっくり言ってくださいとお願いします。」等ふだん自分がしていることを
挙げていました。
「わかったふりはしていませんか?」の問いにいち早く反応していたのも
高学年でした。話している相手の立場も同時に考えることで、
「聞き返す」「確認する」ことの大切さも感じることができたようです。
その後は。各学年に分かれて、話し手の内容を聞き取るロールプレイを
行いました。1年生は、担任が提示する吹き出し付きのイラスト教材を
用いながら、高学年はクイズ形式での聞き取りをしながら意思表示をする
体験を行いました。
学習したことを意識して生活することがとても大切で、コミュニケーション力を
高めることにつながります。