日誌

2017年1月の記事一覧

きこえにくい時、どうする?


 
「聞き取れなかった時、どうしてる?」 わかったふりは自分が困ることになるね。
 
「こんな時、なんて言おうか?」    聞き返すことで「わかる」につながるね。

1月31日(火)、小学部で第5回全体自立活動を行いました。
今回は「きこえの理解について」です。
導入では話が聞き取りにくかった場面について、経験をもとにどんな
行動を取っているか意見を出してもらいました。
自立活動で学習を進めてきている高学年は「もう1回言ってもらいます。」
「ゆっくり言ってくださいとお願いします。」等ふだん自分がしていることを
挙げていました。
「わかったふりはしていませんか?」の問いにいち早く反応していたのも
高学年でした。話している相手の立場も同時に考えることで、
「聞き返す」「確認する」ことの大切さも感じることができたようです。
その後は。各学年に分かれて、話し手の内容を聞き取るロールプレイを
行いました。1年生は、担任が提示する吹き出し付きのイラスト教材を
用いながら、高学年はクイズ形式での聞き取りをしながら意思表示をする
体験を行いました。
学習したことを意識して生活することがとても大切で、コミュニケーション力を
高めることにつながります。

アルツ磐梯スキー場にて

 
  「さあ、すべるぞ~!!」      「ターンの練習をしますよ。」「はい!」
 
練習を重ね、今日の目標達成です。   天気がよくて気持ちよかったです。

1月27日(金)、アルツ磐梯スキー場でスキー教室を実施しました。
今年度は郡山本校よりスキーの国体選手である兼子佳代先生を
指導者としてお招きし、スキーの練習を行いました。
当日は天候に恵まれ、猪苗代湖、磐梯山もきれいに見えました。
兼子先生の説明をよく聞きながら、連なってターンの練習を中心に
4年生、6年生とも頑張っていました。動作に合わせて言葉による
表現をしっかり確認しながら練習したことで、2名ともコツをつかむ
ことができました。6年生は、太ももに力が入りすぎて「足のつけねが
イタい!」と話していましたが、かなり集中して滑ったことがうかがえました。
兼子先生、楽しくわかりやすいご指導をありがとうございました。

~版から広がる世界~


  
 廊下の掲示から。     4年生の作品     6年生の作品

2学期の最後に図工で作成した版画作品です。
干支の酉をモチーフに、色のバランスやはっきり見える彫り方を
工夫し、試し刷りで出来上がりを確認しながら制作しました。
2名とも慎重に彫刻刀で彫り進め、集中力を維持して
下絵どおりの色鮮やかで楽しい作品となりました。
作品は「第14回全日本年賀状大賞コンクール」に応募しました。
今年も、干支の酉のように大きく羽ばたくあいづっ子です。

~はじめての 書~

 
先生の真似して 「ぐるぐる ぐるぐる」   筆の持ち方がいいですね!
 
  「しゅ~  たのしいな!」         幼稚部の書の個展です。

幼稚部3歳児がはじめての書に挑戦です。
教室で担任が準備をする様子を「なにを するのかな?」と
じって見て待っていました。そして、筆と墨を使って
「しゅー」「ぐるぐる」とことばを添えながら書き方の見本を見せると、
ごらんのとおり、おなじように正座をして制作活動に集中していました。
出来上がった作品は、まるで書道家のようにダイナミックな出来映えです。
廊下に展示すると、お隣の会津養護学校の美術の先生から
「いい作品ですね。」とほめていただきました。

雪道の安全な歩き方


 
「危険な場所は どこだろう?」      信号待ちの安全な場所は・・・・
 
 
ペンギン歩きで慎重に歩きます。     幼稚部と1年生は紙芝居で学習中

1月18日(水)、冬の交通安全教室がありました。
全校生で係の先生からの話を聞き、雪道はペンギン歩き(歩幅を小さく、
足裏全体で歩くこと)や周りに注意して歩くこと、身支度のこと等を
パワーポイントで確認をしました。
クイズ形式で問題を出されると、児童達は真剣に考えていました。
その後、小学部高学年と幼稚部・小学部低学年のグループに
分かれて活動しました。
4年生・6年生は、自分の目標を決めてから実地練習へと出かけて
いきました。自力通学をしている児童達にとっては、普段の歩き方を
再確認するよい機会となりました。
3歳児と1年生はプレイルームで交通安全の紙芝居を見て、信号の色や
ルール確認を行いました。
冬の季節も安全に気を付けて登下校してほしいと思います。

「食事・睡眠・運動」が大切!


 
「こえみる」で先生のお話を視覚化。  やりとりをしながら授業が進みます。
 
3歳児「ぼくも やりたーい!」         楽しい体験授業でした。 

全体懇談会と同日に食育講座を実施しました。
今年度も会津大学短期大学部食物栄養学科の鈴木秀子先生を
お招きし、「食べること」の大切さについて親子で学びました。
講師監修の野菜に関する大型絵本を教材にし、幼児児童が参加型の
講話を通して、健康のバロメーターとなる「排便」の大切さと其の基本と
なる「食事」「睡眠」「運動」について分かりやすく説明していただきました。
幼稚部3歳児も提示される教材に興味を示し、よく注目していました。
今回は生野菜を食べる活動を取り入れていただき、噛み続けると
甘く感じる体験もしました。3歳児は「ちょうだい!」とおかわりを
たくさんしていました。
小学部児童は、県教育委員会作成の「自分手帳」を活用して、自分の
成長曲線を書き込み、自己管理について学びました。
保護者や教員も中長期的な視点で食育について考えることができ、
今後の食育推進にあたって大変参考になりました。
秀子先生、楽しくわかりやすい授業をありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

上手に食べているね!

 
 上手にフォークを使ってます!      「もぐもぐもぐ」 よく噛んでるね!

1月11日(水)、会津大学短期大学部の鈴木秀子先生と、在宅管理栄養士の
渡部和子先生が来校され、幼稚部3歳児の食育指導をしていただきました。
幼稚部保護者やお二人の先生方にはお弁当を持参していただき、
一緒に食事をしながら給食の様子を参観していただきました。
鈴木先生が持参したお弁当のおかずを用いて咀嚼の様子もみて
いただきました。いつもとちがって、たくさんの方に囲まれての食事でしたが、
スプーンやフォークを使ってもりもり食べ、唇の閉じ方や口中での食べ物の
動かし方が上手とほめられました。食具について助言を頂いたり、
おやつの摂り方では、幼児期の糖分の過剰摂取はインスリンを分泌する
膵臓に負荷を与え、後々の病気につながる危険が大きい等の情報提供もあり、
大変勉強になりました。
お二人の先生方、大変お世話になりました。

酉年で はばたこう!

 
校歌斉唱の様子「♪翔るつばさの~♪」  「今年は何年で、平成何年ですか?」
 
「夢に向かってはばたいください。」     冬休みの思い出は・・・

3学期始まりの本日、「おはよう!」と幼稚部3歳児。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と
小学部2名の児童が、それぞれ元気いっぱいに登校してきました。
その表情からは充実した冬休みだったことがうかがえます。
始業式では、全員で校歌斉唱のあと分校長先生のお話を聞き、
冬休みの思い出発表をしました。
会津分校では情報保障として、FM補聴システムや手話通訳に加えて
「こえみる」(※話者の言葉をリアルタイムで文字化し表示するシステム)を
併用しています。分校長先生のお話も文字化して大型画面に提示することで、
子ども達は目と耳から情報を得ることができます。
必要な情報を自分で選択し確認することは、コミュニケーションを高める上で
大切なスキルの一つです。