日誌

平成30年度日誌

第2回合同避難訓練

10月11日(木)、会津支援学校との第2回合同避難訓練がありました。

今回は地震発生を想定して実施しました。天候の関係で、体育館への避難となりました。

避難訓練では地震音を放送で流しますが、聞き取りにくい幼児児童たちには、教員が各教室をまわり、

地震発生の状況を手話と共に確実に伝えます。

教室では先生の指示に従い、揺れから身を守るために机の下にもぐって

待機する様子が見られました。余震の恐れがあることから避難の指示がでると、幼児は担任の先生に避難帯で

おんぶされ、小学部児童はタタメットをしっかりかぶって安全に避難することができました。

 

体育館では分校長先生や会津若松市消防署の方からのお話があり、地震が起きたらすぐに頭を守ること、

姿勢を低くすることを確認したり消火器の使い方について教えて頂いたりしました。

補聴援助システムと手話から情報を得た児童達は、教室での事後指導でわかったことを担任の先生に

しっかり伝えることができていました。

 

幼稚部交流運動会

10月6日(土)、秋晴れというよりも、夏のような日差しのもと、子どもの森の運動会「飛んでプレイデー」が

行われ、幼稚部の二人も参加してきました。

この日に向けて、友達と練習をしたり、衣装を着けて踊ってみたりと張り切っていたので、当日はみんなと会えて

とても嬉しそうでした。前へならえのポーズも、この日のために練習し、開会式で準備体操や応援合戦で体や声を

ほぐしたら、いよいよ競技です。大好きなパパとの親子競技や、個人種目に取り組み、最後までがんばりました。

いつもクラスの一員として楽しく交流できるように考えてくださっている子どもの森の先生方や友達との思い出が

また増えました。 ありがとうございました。

 

 

 

秋の交通安全教室

9月20日(木)に秋の交通安全教室を実施しました。

幼稚部4・5歳児は、担任の先生と一緒に交流している白梅幼稚園まで歩道を安全に歩き、信号を見て

横断歩道を渡る学習をしました。

小学部児童は、会津若松警察署交通安全課の大山さんと藤原さんより「福島県自転車安全利用五則」の紹介と説明を

受けながら自転車に乗る際の交通ルールやマナーを学びました。その後、実地練習も行いました。

自分の自転車を使って、乗る前のブレーキ確認や歩道を乗る場合には車道側を走るなど教えていただいたことを

しっかり意識しながら活動することができていました。

  

活動の後半には、パトカー見学もさせていただきました。幼稚部だけでなく、小学部も本物を前に

目を輝かせていました。貴重な体験もさせていただき、ありがとうございました。

自分の命を守るため、しっかり交通ルールとマナーを守っていきます。

理科自由研究の成果発表

第57回会津若松市北会津地区小中学校児童・生徒理科研究物展が

9月8日(土)~10日(月)に河東学園小学校ラーニングセンターで開催されました。

今年度は3年生と6年生がそれぞれ、夏休み中に取り組んだ自由研究を出品しました。

  

3年生の「人の体のしくみを調べよう」は、1学期の国語の調べ学習がきっかけでした。

6年生の「身の回りの植物の葉にでんぷんはあるのか」も、1学期の理科の実験をきっかけに取り組んだ

ものでした。本校では、自分の考えを文章化してまとめ、読む人にわかりやすく伝えようとする力の育成を

重視しています。理科の自由研究の取り組みも、このねらいを達成する大変よい題材の一つになっています。

大きな賞状をいただき、大満足の児童たちでした。

校内研修会・第1回公開学習会

9月18日(火)東北福祉大学教授の大西孝志先生に来校いただき、午前中に校内研修、午後3時より公開学習会

「子ども達の豊かなことばの育成を目指して~切れ目のない支援の在り方について」のテーマでご講演をいただきました。幼稚部4・5歳学級の「水あそび」を中心に授業参観をしていただき、事後検討会でご助言をいただきました。幼児2名の関係性の変化やことばを引き出すための環境設定について多くの示唆を頂きました。

  

午後からの公開学習会には、保健福祉関係、学校教育関係、保育・幼稚園関係者等の参加がありました。新学習指導要領等を踏まえながら、バリエーション豊かな例示でお話をしていただきました。参加者の皆様より「経験を言葉に結びつけることの大切さ」「子どもたちの見方・考え方に寄り添うこと」について学ぶことができという感想が多く寄せられました。また、市町村で行われる新生児聴覚検査を通して早期発見・早期療育につなげたいという保健福祉関係者からの感想もあり、テーマにある「切れ目のない支援」につながるよい学習会となりました。

大西先生、1日を通して大変お世話になりました。   

               

6年生:本分校合同宿泊学習

9月12日、13日に郡山自然の家で合同の宿泊学習を行いました。4校の5,6年生が集まり1泊2日の集団生活を送ってきました。1日目は、インラインスケートや野外炊飯、キャンプファイヤーを行いました。事前学習の時から楽しみにしていたインラインスケートは、初めのうちは恐る恐るでしたが、最後にはすいすいと滑っていました。所員の方にも、とても上手になったと褒められていました。1時間程度の活動時間であっという間に上達しました。

 

終了後、お風呂上りか思うほど髪は汗でびしゃびしゃになり、体はとても疲れた様子でしたが、満足した表情で楽しかったと話していました。野外炊飯では、ごはん係、片付け、その他いろんな仕事を次々と行いました。特にお米とぎや洗いものでは、授業で学んだことや普段のお手伝いでの力を発揮し、てきぱきと行っていました。みんなで力を合わせて作ったカレーライスを美味しそうに食べていました。

 

2日目は、自然の家周辺の山を歩いてスタンプを探すスタンプラリーでした。班でどのスタンプを見つけにいくか相談しながら7個中6個を見つけられました。最後は、班全員で手をつないでゴールしました。山道を下りたり登ったりして約2時間歩き回り、本当に疲れた様子でした。ゴール後は、ほっとした表情を見せていました。

合同宿泊学習を通して、本校や福島校、平校の友だちとたくさん交流できました。その中でたくさんの友だちと活動する楽しさと厳しさを感じたようでした。会津校だけではできない経験をたくさん得ることができた2日間でした。

幼稚部:敬老の日のプレゼント

幼稚部が1学期から継続してきた「水遊び」。ペットボトルやいろいろな大きさの空き容器に水を汲んだり、

絵の具や草花で色をつけたりして思い思いに遊んでいます。水の重さを実感したり、移し替えのコツを工夫したり、

「ジュース」や「ゼリー」に見立ててごっこ遊びをしたりしてきた二人ですが、今週は、マリーゴールドで

タオルを染色をしてみました。

  

咲き終わった花でも、煮出すとしっかり染まり、ジャブジャブ洗濯ごっこをすると薄い黄色になりました。

ミシンでちょっと縫うとティッシュボックスカバーのできあがり!いつもかわいがってくれるおじいちゃん・

おばあちゃんへの敬老の日のプレゼントです。ぜひ使ってください。

 

幼稚部:年中児との交流

2学期最初の子どもの森さんとの交流及び共同学習は、年中のパンダ組さんを会津校にお迎えしました。

初めての「聴覚支援学校」に興味津々のお友達に、4歳児が「お客さん(の)部屋(会議室)」

「本(の)部屋(図書室)」と校内を案内したり、一緒に「お玉リレー」「色おに」などのゲームをしたりしました。

 途中、県下一斉に実施された「シェイクアウトふくしま」もみんなで参加し、担任のかけ声で「静かに」

「頭を守って」「じっとして」身を守ることもできました。

  

 最後はみんなでダンス♪5歳児は、以前、お友達と踊った曲なので、張り切って手足を動かしおしりを振って

楽しんでいました。次週からは、10月6日の運動会に向けての交流活動となります。

 

みみちゃん教室体験週間について

9月3日(月)からの1週間、みみちゃん教室体験週間でした。

週間以外でも随時、教育相談を受け付けていますが、広く会津地域の方々に本校の教育相談機能、

特に0歳児から対象となる早期教育相談を知って頂くために開催しています。

今回は3組の親子が体験週間中に来校してくれました。

みみちゃん教室には様々なおもちゃがあり、お子さんが興味を示したものでやりとりを進めていきます。

大型トランポリンや大型絵本なども人気があります。

   

体験週間最終日には、教育相談について職員間でミニ研修をしました。

ことばを育てる生活の工夫として図「ことばのビル」(中川信子著:健診とことばの相談より)や、

発達年齢ごとによる言葉かけや関わり方の重点について確認をしました。

 

みみちゃん教室、よろしかったら遊びにいらしてくださいね。

東京大学手話サークル「しゅわっち」との交流

9月4日(火)、東京大学手話サークル「しゅわっち」の10名の学生と東京大学先端科学技術研究センター職員で

あり、「マジックトシマ」としても活躍されているろう者の十島典弘さんが来校されました。

幼稚部と小学部の授業の様子を参観したり、昼食を一緒にとったりして交流をしました。

幼稚部は積極的に学生さんに関わっていき、小学部は少し恥ずかしがりながらも、習った英語で質問をしたりなど、

会話を楽しんでいました。

  

教頭より本校紹介をした後には、十島さんによるマジックショーを開催しました。

目の前で繰り広げられるカラフルな紐を使ったマジックに、幼児たちも児童達もくぎ付け!

驚きの表情を見せていました。

  

手話サークルの学生さん達は、これまでも夏休みを利用して様々な聴覚支援学校に見学へ出かけているそうです。

幼児児童達にとって大変良い機会となりました。十島さん、学生のみなさん、

また機会がありましたら、会津校に足を伸ばしてくださいね。