ようこそ!福島県立聴覚支援学校会津校 | |||||
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。 ◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) ※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286 |
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2018年6月の記事一覧
ピッキオによる読み聞かせ
6月28日(木)毎月楽しみにしている月一回の読み聞かせボランティアの「ピッキオさん」来校日。
今回も、幼稚部では「何が好きかな?」「一緒に体操をしよう」などとやりとりをしながら4冊の絵本を
読んでいただきました。
終了後、いつものように「これで読み聞かせを終わります」「ありがとうございました」と挨拶した二人ですが、
急に自分たちでも本を選び始め、「ぼく(も)読む」と「わたし(も)やりたい」と読み手に立候補!!
帰り支度をしていたピッキオさんでしたが、びっくりしながらも喜んで聞いてくれました。
「年少さんからの読み聞かせで、こんなに絵本が大好きになったんだね」「集中して読んでくれて嬉しいなあ」
というピッキオさんのお言葉に、絵本と読み聞かせの素晴らしい力を感じたひとときでした。
第一学期末全体懇談会・PTA奉仕作業
6月16日(火)午前中に授業参観、学期末全体懇談会、PTA奉仕活動、
親子歯みがき教室を開催しました。
1校時の授業参観で、理科を学習した6年生は参観されたお父さんの実験予想を聞く機会も設け、
普段とは違う雰囲気を味わうことができました。
全体懇談では、教頭先生が郡山本校の紹介ビデオを用いて幼稚部から高等部、寄宿舎の生活について説明を行い、
6年生保護者をはじめ、これから先の進路も見据えた情報提供ができました。保護者の皆様も大変関心をもって
説明を聞いていました。
その後、奉仕活動があり、暑い中でしたが中庭の草むしり、運動会に使ったはちまきのアイロンかけを
二手に分かれて取り組みました。お陰様で花壇や畑がきれいになり、はちまきも来年度に向けて整えることが
できました。ご協力いただきありがとうございました。
懇談会での意見交換や奉仕活動を通して、保護者の皆様の団結力のよさを見せていただいた一日となりました。
親子歯みがき教室
6月26日(火)歯科衛生士の武藤利子先生にお越しいただき、親子歯磨き教室を開催しました。
カラーテスターによる染め出しを行った後、ブラッシング指導を受けました。参加した幼児・児童3名とも
きれいに磨けているとのことでした。小学部には、磨き残しが見られやすい歯と歯の間は、歯ブラシを縦にして
磨くと良いことや、週に2、3回は保護者に仕上げ磨きをしてもらうと良いなどの話がありました。
幼稚部には、「食べたら磨く、寝る前に磨く」といった歯磨き習慣をつけることや、第1大臼歯が生えてくる
大事な時期なので頬から歯ブラシを入れて磨くことなどの話がありました。乳歯の下にはもう永久歯が生えて
待っていることが分かる歯の模型を見せていただいた時は、とても驚きでした。
保護者の方だけでなく、教員も大変勉強になりました。当日参加できなかった児童にも今日教えていただいたことを
伝えたいと思います。武藤先生、ありがとうございました。
幼稚部:かぶのサラダを作ったよ!
昨年度、劇で「大きなかぶ」をやってからずっと育てて食べたいと思っていたかぶがついに収穫できました。
「かぶを抜いてサラダを作るよ」と話すと二人とも立ち上がって「うんとこしょ、どっこいしょ」と
張り切っていましたが、今回はプランターで育てたカブなので指で摘まんで抜けるくらいのサイズです・・・・
でも、土の中から写真や絵で見ていた「かぶ」が出てくると嬉しそう!
早速、洗って、葉をちぎって、茹でて、ツナと和えてかぶのサラダを作りました。
交換しながら10回ずつ数えて和えたり、担任が忘れたふりをしたマヨネーズを「そうだ!私が、持ってくる!」と
やりとりして味を仕上げたり、みんなで楽しく調理ができました。
もちろん、味は最高!!奉仕作業で来校していた保護者や先生方にもごちそうして大満足でした。
第1回竹田校との交流(ミニ運動会)
6月20日(水)、小学部児童が会津支援学校竹田校の児童たちと交流を行いました。
年に2回の実施ですが、平成26年度より始まり5年目となります。一人一人の成長が感じられ、
児童同士の関わりにも深まりが見られるなど体験の積み重ねの大切さを感じます。
はじまりの会では、自己紹介で好きなテレビ番組を話題にしたところ、児童も先生も一緒になって
盛り上がりました。
児童4名が紅白わけをして行ったミニ運動会では、各組が勝利を目指し、思い切り体を動かしていました。
その後、給食のラーメンをみんなで食べたり、移動図書館の様子を見学したりし、残りの時間は「色おに」で
またまた大盛り上がり!
あっという間に終わりの時間となり、握手をしながら「また会う日まで!」と互いに声をかけ合っていました。
第2回は11月20日です。その日を楽しみにしています。
校外学習(6年)
6月19日(火)、6年生は、「地域について調べよう」(総合的な学習の時間)の学習の一環で、
会津若松市東山町にある会津慶山焼に行きました。
これまで会津の焼き物や漆器、絵ろうそくについて調べ学習を行いました。今回は、見て聞いて体験して
確かめ調べたことを深められるように、焼き物の手びねり体験をしました。
体験する工房では、担当の方にインスパイロ(情報保障システム)を付けていただいて説明を聞きながら、
六つの工程を行いました。
6年生にとって、担当の方の説明がとても分かりやすく次々と作業を進めることができました。
形を作っていく中で、周りの粘土が薄くなるように指の腹をつかって伸ばしていく作業が一番難しかったようです。
力加減や手・指の使い方に苦労していました。
また、担当の方と話をしながら湯飲みを作ったり、湯飲みを作るときに難しいことは何かを聞いたりしていました。
最後に、お店にある様々な形・色のコップや茶碗等を見て驚くと共に、品物の素晴らしさに感心していました。
本焼きをして完成するのは、2ヶ月後となります。どのような湯飲みができるかとても楽しみです。
本分校交流会(3年生)
6月15日(金)は、聴覚支援学校本校にて3・4年本分校交流会を行いました。
今回の交流会では、各校でそれぞれに決めてきた活動「フルーツバスケット」「おにごっこ」「色おに」
「サッカー」で遊び、交流を深めました。友達と会うのは1年ぶりということで始めは緊張した表情でしたが、
遊びの時間になるとみんな夢中になり自然と笑顔も見られました。
会津校の3年生は「色おに」の担当ということで、みんなの前でルール説明を行いました。
前もって練習していた手話を思い出しながら落ち着いて臨むことができました。おわりの会でも友達と
一緒に司会をするなど、自分の係の仕事にも真剣に取り組んでいました。
同年代の友達と大人数で遊んだり、役割分担をして会を進行したりと、会津校だけではできない経験をする
良い機会となりました。
父の日のプレゼントづくり
6月17日(日)は父の日ということで、幼稚部では、大好きなパパにコースターを作ってプレゼントしました。
色水遊びで染めた和紙をちぎって、牛乳パックに貼ったコースターは、コップを置くのにピッタリ!
パパの好きな飲み物で、「かんぱ~い!!」して欲しいです。
上手にできたので、自分たちも完成を祝ってジュースで「かんぱ~い!!」パパも喜んでくれたかな?
芸術鑑賞教室
6月13日(水)に小学生芸術鑑賞教室に参加し、劇団前進座による演劇公演「龍の子太郎」を鑑賞してきました。
会場の風雅堂には市内の小学生が大勢集まり、人の多さに戸惑いつつも、会場に入るとこれから始まる劇に
期待いっぱいの2名でした。
児童達の聞こえに配慮し、最前列に席を設けていただきました。ステージが目の前であるため、演者の声が
聞こえやすく、かつ表情や動きがよく見えてあらすじをつかみやすかったようです。
幕間に物語の内容についてやりとりすると、特に高学年は細かい部分も聞き取っていたことがわかりました。
帰校後の話し合いを通して、龍になってしまった母親と子どもが再会を果たす場面や、母親が元の姿に戻って
子どもと抱き合う場面が強く印象に残り感動したと感想を聞くことができました。上質な舞台芸術の鑑賞を通して、
児童たちは様々な思いをもったことが、後日の感想文からも伺えました。
鑑賞にあたり、配慮をしていただいた主催者の皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。
幼稚部交流:会津校へようこそ!
毎週楽しみにしている幼稚部の週1回の交流活動ですが、
今回は子どもの森の年長組のお友達が会津校に来てくれました!!
校門でみんなを出迎え、「どうぞ~」と校内に案内しました。「先生(のお部屋)=職員室」
「お客さん(のお部屋)=会議室」などと校内の案内も上手で、子どもの森のお友達は興味津々で見て回りました。
お友達からは「どうして椅子にテニスボールついているの?」(防音対策)、「なんか光ってる!!」
(チャイムと同時に緑のランプが光り、視覚的に知らせる)など、聴覚支援学校ならではの、設備などに関しても
質問が出て、5歳児も「し~」(静かになんだよ)、「ピカピカ」(光るんだよ)と張り切って教えていました。
賑やかに遊んだり、図書室で一緒に読書をしたりと、楽しいひとときを過ごしました。
第2回全体自立活動:手話による読み聞かせ
6月5日(火)5校時に第2回全体自立活動がありました。今回は手話による読み聞かせを通して、
手話表現で大切なことを学ぶことがねらいです。
手話通訳問題研究会の方や聾者が来校し、「十二支のはじまり」「ももたろう」を演じてくださいました。
当日は6年生が体調不良のため欠席でしたので、児童は3年生一人でしたが、目の前で繰り広げられる物語の世界を
じっくり楽しんでいました。
その後、参加者全員で感想を話す時間を設けました。
様々な動物が登場する「十二支のはじまり」では動物によって表情が異なっていたことや、体全体を使って表現する
こと、牛の表現では重量感が感じられたことなど気づきが発表されました。
「ももたろう」は手話のみで表現されましたが、空間を広く使って情景がわかりやすく、動きに気持ちを込めて
おり、聾者の表現力がとても魅力的でした。話し合いの場ではやや緊張気味の3年生でしたが、表情が大切だと、
自分の気づきを皆さんに伝えることができました。児童だけでなく参加した大人も手話表現の面白さやすばらしさに
触れることができました。
全校生4名の運動会!
6月2日(土)、聴覚支援学校会津校の体育館で運動会がありました。
今年度も会津大学短期大学部の学生ボランティア15名の協力をいただきながら、
地域の方々にも大勢おいでいただきました。
午前9:00。6年生、3年生、幼稚部5歳児、4歳児が、保護者や
ボランティアの皆さんと堂々の入場をしました。
毎年恒例の紅白玉入れや大玉転がしをはじめ、今年度は長縄跳びの回数を競う
競技も登場しました。また、幼稚部、小学部それぞれのダンスの発表もあり、
会場の皆さんからたくさんの拍手を頂きました。
幼児児童一人一人が、いきいきとこれまでの練習の成果を発揮しており、
お客様からたくさんのお褒めの言葉を頂きました。
最後の運動会となった6年生の最後まで力の限り体を動かして活躍していた姿が印象的でした。
その姿を一番近くで見てきた3年生も「今年は白組負けたけど、来年は勝ちたいです。」と
意気込みを話していました。
最後は全員での会津磐梯山踊りを楽しみ、地域の方々と共に一人一人に笑顔が見られた大成功の運動会でした。
保護者の皆様、地域の皆様、たくさんのご協力と声援をありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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