ようこそ!福島県立聴覚支援学校会津校 | |||||
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。 ◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) ※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286 |
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平成31年度日誌
1年生:第4回居住地校交流
10月9日(水)、第4回居住地校交流があり、1・2年生合同のさつまいも掘りに参加してきました。
大量の芋づるをバケツリレーのようにして前の友達から後ろの友達へ運びました。そのような経験は会津校では
できないので、とても新鮮で貴重な体験になりました。会津校の1年生も自分の体が見えなくなる程のいっぱいの
芋づるを頑張って次の友達に渡していました。それが終わったらいよいよ掘る作業です。畑の支援員さんに
「ここを掘ってね。」と言われた場所を掘ったところ、自分の顔よりも大きなさつまいもがとれました!
掘った直後の第一声が「大きいー。」でした。その後も次々とさつまいもが出てきて、全身泥だらけになるくらい
一生懸命に取り組んでいました。最後にふかした芋を食べ、お土産までいただきました。
今日の経験を振り返り、後日行われる会津校でのさつまいも掘りと調理活動へとつなげていきたいと思います。
幼稚部:交流運動会
10月5日(土)、いつも交流及び共同学習をおこなっている子どもの森の運動会「飛んでプレイデー」が
開催されました。会津校の5歳児も、担任や両親と秘密の特訓をし、予行練習で友達との動きを確認し、
当日、元気に参加しました。
個人種目では、念願だった「跳び箱を一人で跳ぶ」という目標を、ダンスでは「友達とリズムを合わせて踊る」
という約束をしっかり果たして、大満足の運動会でした。
また、今年度は開会式や閉会式で、園長先生やPTA会長さんのお話を担任が手話通訳するとしっかりと見て
おおよその内容を理解し、自分なりに「昨日は雨(だったけど)、今日はくもり(になった!)」
「ドキドキしていない。大丈夫!がんばる!」等と思いを伝える様子が見られ集団への参加態度にも成長が
感じられました。
準備や練習を始め、当日の配慮にもご理解とご協力をいただいた子どもの森の皆さまに心より感謝いたします。
とても貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
秋の交通安全教室
9月25日(水)秋の全国交通安全運動に合わせて、会津校でも交通安全教室を開催しました。残念ながら欠席の
児童がいたため、小学部1年生と幼稚部5歳児のみの参加となりましたが、会津若松警察署のお巡りさんと一緒に
校外に出て自転車の乗り方を練習しました。
補助輪付きの自転車で、まだまだ周囲の安全を確認する余裕すらない二人でしたが、ヘルメットはしっかりあご
ひもを締めること、発進の際には交差点でなくても左右の安全を確認すること、横断歩道では自転車を降りて押して
渡ることなどのルールを教えていただきました。日々の生活の中でもこれまで以上に交通安全への意識を高めて
もらえるように、お巡りさんに教えていただいたことは家庭にもお伝えしています。活動の最後には「横断歩道では
自転車を降りました!」「学校の門で自分で(考えて)止まりました!」と頼もしい感想を発表した二人は、きっと
家族ともルールを守って自転車を楽しんでくれることと思います。
今回は、JA会津よつばのご協力で、道路標識もお借りすることができました。視線の高さの道路標識なので、
この機会に職員も含め、しっかり見て覚えます!!
幼稚部「かき氷屋さん」
幼稚部で9月に継続して取り組んできたかき氷屋さんも、いよいよ閉店!最終日の9月20日(金)には
小学部のお友達や先生方が来てくれました。それまで、家族と一緒に楽しんだり、読み聞かせのボランティア
「ピッキオさん」にごちそうしたりしていましたが、回を重ねるごとにやりとりが上手になった5歳児。
「かき氷、どうですか?」「味は何ですか?」「山盛りですか?ちょっとですか?」などと、お客さんの
リクエストをいろいろと聞いて作ることができるようになりました。力一杯氷を削ったり、シロップを加減して
かけたりと大忙しでしたが、みんなに喜んでもらえてとても充実感があったようです。もちろん、自分も大好きな
かき氷を「山盛り」で作り、「イチゴ+メロン+ブルーハワイ」の「ミックス」を堪能しました!
いとこや家族ともう一度かき氷屋さんをしたいと張り切っていたので、連休明けのやりとりが楽しみです。
夏休み作品展の表彰
9月17日(火)の児童集会前に、夏休み作品展の表彰を行いました。
長い夏休みの間に、幼稚部も小学部も様々な課題に取り組みました。
1学期に学級で製作した「うちわ」をもう一度、家庭で作ってきたり、大好きな花の絵を描いてきたり、夏休み中の
体験を作文にしたりと一人一人が充実した夏休みを過ごしたことが感じ取れました。
佐々木教頭先生から、それぞれ特に頑張った項目を表彰してもらい皆、意気揚々としていました。
がんばったことを認められるのは、とても嬉しいですね!
さあ、2学期もこの調子で、知りたいこと、やりたいこと、たくさん経験していきましょう。
第1回校内研修会
9月11日(水)東北福祉大学教授の大西孝志先生に来校いただき、校内研修を実施しました。
幼稚部5歳学級の「お店やさんになろう~かき氷屋さん~」、小学部1年の国語「おはなしをしよう」、
小学部4年算数「およその数の表し方を考えよう」の授業を参観していただきました。
大西先生には、4年前から来校いただいており、3名の幼児児童の変容をずっと見守っていただいています。
そのため、一人一人の成長を私たちにフィードバックしてくださり、大変嬉しく思います。
午後からは、それぞれの授業についてのご指導をいただきました。聴覚障がい教育において、「語彙を増やす」
ことに注目されがちですが、「言葉の意味がわかる」こと、「言葉の使い分けができる」ことが大切であると
具体例を通して助言いただきました。
来年度より新学習指導要領の全面実施となりますが、主体的・対話的で深い学びの実現のために、私たちは言葉の
「カリキュラム・マネジメント」もしっかり行う必要があります。日々のやりとりにおいて、言葉を丁寧に扱い、
横断的に言葉を使う機会をもち、「言葉の意味がわかる」「使い分けができる」力を高めていけるよう努めたいと
改めて考えることができました。大西先生、大変お世話になりました。
理科研究物展示会
9月7日(土)~9日(月)までの3日間、河東学園小学校にて「会津若松市・北会津地区小中学校
児童・生徒理科研究物展」が行われました。
会津校からは、4年生が夏休み中に取り組んだ研究物を出品しました。
「われにくいしゃぼん玉の実験」とテーマで、自分が普段お風呂場で作る時のシャボン玉と、手作りの割れにくい
シャボン液で作ったシャボン玉とでは、どの位の差があるのかを調べてまとめていました。
身の回りで見つけた疑問について、考えを深める良い機会となりました。
夏休み作品展開催
ただいま、夏休み作品展を開催中です。
幼児児童が取り組んだ絵日記や感想文、絵画、ドリル等をプレイルーム前に展示しています。
一人一人のがんばりが伝わってくる作品ばかりです。
隣の会津支援学校の先生方も足を止めて、見てくださっています。
中には、絵日記の文を見て、助詞に〇がついていることに気付き、
「ことばの指導の参考になります。」と声を掛けてくれる先生も。
作品展は9月11日まで行っています。来校される機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。
PTA奉仕作業、お世話になりました。
9月3日(火)は、授業参観、全体懇談会、PTA奉仕作業がありました。
1校時の授業参観後の全体懇談会では、夏休みの生活について保護者の方より生活面、学習面での様子を伺うことが
できました。
家族と有意義に過ごした夏休みであったことが、子ども達が持参した夏休みの作品等から感じ取れたことを
お伝えしました。
特に、経験の言語化の視点から、毎日の絵日記や家族との外出した時の作文、読書感想文など、行動や気持ちを
言葉に表すことができており、それらを話題にして先生方とやりとりを楽しむ姿も見られています。
奉仕作業は、普段なかなかできない、校舎壁面の清掃(蜘蛛の巣取り)や窓磨きを行いました。 少ない人数での
作業ですので、一人あたりの作業量が大変多かったのですが、隅々まできれいになりました。
ご多忙の中、ご協力いただき、保護者の皆様ありがとうございました。
シェイクアウトふくしま
8月30日(金)午前11時、防災について考えたり話し合ったり、実践したりするきっかけとして、県下一斉に
実施された「シェイクアウトふくしま」に会津校も参加しました。「シェイクアウトふくしま」とは、
2008年10月にアメリカのカリフォルニア州で始まった地震防災訓練で、【まず低く、頭を守り、動かない】と
いう安全確保行動をとって身を守るだけです。
昨年に引き続き2回目の参加となった児童は、担当者の「地震です!かくれて!」の指示で机の下にもぐるなど、
落ち着いて行動することができていました。
このあと、「そなえるふくしまノート」を各自家庭に持ち帰り、緊急の連絡方法や家の近くの避難場所を家族で
確認します。万が一の事態に備えて、子どもたちだけでなく、教職員や保護者もいろいろと確認したり、
見直したりする機会にしたいと思います。
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