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平成31年度日誌

卒業証書授与式

3月19日(木)、幼稚部5歳児の卒業証書授与式が挙行されました。

今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、様々な配慮をした上での実施となりましたが、

ご家族、職員に見守られ、校長先生より卒業証書をしっかりと受け取った幼稚部5歳児でした。

  

在校生を代表して、小学部4年生が「おくることば」を手話とともに読み上げました。それを、

まっすぐ見つめて聞いていた卒業生も、「おわかれのことば」を大きな声で読み上げ、3年間の成長を感じる

場面となりました。

  

幼稚部卒業生は小学部へと進学します。これからも明るく、元気に楽しい学校生活を迎えてほしいと思います。

地域の方々よりたくさんのお祝いの言葉をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ

 学校の臨時休業に関する福島県教育長からのメッセージです。

 

児童・生徒の皆さんへ
-学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-


 学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?


 新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。


 準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。


 児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。


 このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。


 まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。


 次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。


 そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。


 例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。


 このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。


 この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。


 中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。


 なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。


 最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。


 普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。


 ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。


 少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。


  令和2年3月12日
                            福島県教育委員会教育長 鈴木 淳一

幼稚部にお客様が来たよ

2月27日(木)、幼稚部に会津若松市在住の絵本作家「やまのゆきこさん」をご招待しました。5歳児の卒業祝いということで、ご自分の執筆した絵本「きみのそばにいるよ」を読んでくださったり、一緒にお絵かきをしてコースターを作ったりしました。のびのびと描くことを満喫し、お礼に得意なももたろうのお話を披露した5歳児の姿には『表現する楽しさ』があふれていて、山野さんとの時間がとてもよいものだったことを感じさせられました。

  
 たくさんの資格をお持ちになり、いろいろなことに挑戦している山野さんから、エールを送っていただき、5歳児は、もちろん、進級を控えた小学部の二人も教職員もいい刺激を受けました。
 山野さん、子どもたちや学校への絵本のプレゼント、本当にありがとうございました。

親子で読んで、自分で読んで・・・と、みんなで楽しみたいと思います。

第9回居住地校交流(4年)

2月19日(水)、坂下東小との交流を行いました。今回は1校時から6校時まで交流を行いました。

1時間目の国語では、グループごとに調べた内容を報告する「発表会」を行いました。坂下東小の友達が、色分けしたり円グラフを使ったりして分かりやすくまとめていて、会津校の児童にとって良い刺激となったようでした。会津校児童も途中まででしたが、分かった内容を堂々と発表してくることができました。

  

6時間目はお楽しみ会ということで、みんなでジェスチャーゲームをしました。会津校児童も生き生きと表現し、自分の表現を友達にも積極的にやってみせる等、楽しむ姿が見られました。授業以外の場面ではクラスの友達の方から声を掛けてもらったり、遊びに誘ってもらったりすることもあり、「折り紙に誘ってもらえて嬉しかったです。」と感想を述べていました。

今年度予定されていた交流は今回で最後となりました。坂下東小学校の皆様には、今年度一年間を通して大変お世話になりました。ありがとうございました。

幼稚部:おひなさまを作ったよ

幼稚部では、3月3日のひな祭りに合わせて、自分でも「おひなさま」を作りました。「空き缶で作るか、空き瓶で作るか」と材料を家族と相談して準備し、交流日にお友達と一緒に仕上げをするために計画的に取り組みました。

 自分で決めた空き瓶に、おばあちゃんにも協力していただいた素敵な布で着物を着せ帯を締めました。また、子どもの森のお友達の作り方を参考にして、烏帽子や刀、冠を作ってついに完成!!
とてもかわいいおひなさまです。