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平成31年度日誌

幼稚部「もうすぐお正月」

2学期も残すところあと2週間あまり。幼稚部では「もうすぐお正月」という単元でおせち料理作りをしました。
 まずは、いろいろなパンフレットを見ながら食べたい具材を選び色や材料を工夫して仕上げました。いくらはプチプチの緩衝材を赤く塗って、伊達巻きは片段ボールをクルクル巻いて、黒豆は小麦粉粘土をコロコロこねて・・・本物そっくりのおせち料理ができました!!

 
 次は、秋に収穫したさつまいもで本物のきんとん作り!!大きくて硬いさつまいもでも、手元に気をつけて自分で切り、電子レンジで加熱したりつぶしたりして、みんなにごちそうしました。
 「私はいくらが食べたい!」「かまぼこの手話ってこうだよ!」等と、おせち作りを通したおしゃべりは、尽きることがありません。
 このあとは、年賀状作りも予定しています。お正月が待ち遠しい日々です。

只見線学習列車

11月28日(木)、子どもたちが楽しみにしていた「只見線学習列車」利用の校外学習が実施されました。今にも雪が降り出しそうな空模様でしたが,子どもたちは元気いっぱいに迎えのバスに乗り込み、あわまんじゅう作り体験を行う会津柳津町の岩井屋さんへ向かいました。お店の方に作り方を教えていただき、半球の器に生地とあんこを詰めて、あわまんじゅうを作りました。大きさや形は一人一人違いましたが、ふっくらと蒸し上がった熱々のあわまんじゅうの味は格別でした。

続いて柳津虚空蔵尊圓蔵寺参拝へ向かいました。小雪が舞い始め、冬の到来を感じるような寒さでしたが、子どもたちは元気に参道の階段を登り、添乗員さんへ教えてもらった参拝の約束を守って参拝することができました。圓蔵寺の境内から眺める只見川や山々の風景はとても情緒がありました。

  

参拝も終わり、バスに乗って会津川口駅へ向かい、停車していた只見線の列車に乗り込みました。発車の時刻になると金山町の関係者の皆さんがお見送りに来てくださり、子どもたちも、引率の教員もとても感激しました。

列車が出発すると、みんなが楽しみにしていた「JR只見線満喫弁当」をいただきました。会津のおいしいものや特産品がたくさん詰まったお弁当は色彩も鮮やかで、味も最高でした。1年生の児童は、一人でぺろりと全部食べてしまいました。お弁当を食べ終えると、「赤べこパンの絵付け」を行いました。赤べこの形をしたパンにチョコのペンで絵付けをして、愛らしくて、かわいい赤べこパンができました。会津柳津駅に到着すると、柳津町の関係者の皆さんがお見送りに来てくださっていて、またまた感激しました。また車内では、只見線ガイドの方が、只見線の絶景ポイントや沿線の見所、名産品などについて楽しく、分かりやすく説明してくださいました。

   

 

 

終点の会津若松駅に到着し、バスで学校へ帰校して校外学習が無事終了しました。とても充実した活動内容で、子どもたちも引率した教員も大満足の「只見線学習列車」となりました。                     今回の「只見線学習列車」の行程企画、添乗していただいた「奥会津観光」様をはじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

補聴器点検・研修

11月25日(月)にブルーム郡山店の方が来校し、子どもたちの補聴器の点検を行っていただきました。今年度は補聴器の点検だけでなく、子どもたちが毎日学校や家庭で行っている点検の様子を見てもらい、ご指導をいただきました。指導の手立てや今後の課題を具体的に教えていただけて良かったと担任から感想がありました。補聴器を長く大切に使用していくためにも、定期的にお店でクリーニングをして下さいとお話がありました。

放課後は、ソノヴァ・ジャパン株式会社の方が来校し、教職員で補聴援助システムの研修会を行いました。今、会津校で使用している補聴援助システムを有効に活用していくために、いくつか事例をあげてみんなで話し合いをしました。例えば、「校外で補聴援助システムを使用すると風の音がうるさい・・。」この事例に対して、補聴援助システムのマイクを使用する人が風に当たらないように向きを変えたり、手でマイクを覆うようにしたりすると良いなどの助言をいただきました。

 

また教職員は受信機にイヤホンをつけ、子どもたちがどのように聞こえているのか実際に体験しました。会津校が使用している補聴援助システムはマイクの向きによって音の入り方が異なること等にもご助言をいただき、子どもたちのきこえの状態についての確認を丁寧に行っていくことの重要性を再確認でき、とても有意義な研修会となりました「ブルーム郡山店」様、「ソノヴァ・ジャパン株式会社」様、本当にありがとうございました。  

 

第7回「橋の絵」コンクール受賞!

夏休みに取り組んだ宿題の一つとして、4年生が福島県橋友会主催 わたしのふくしま「ゆめのはし」2019

第7回「橋の絵」コンクールに出品した絵画が、特別賞をいただきました。

2年生の時にも入賞し、授賞式に参加する体験をしており、今回、2回目の受賞で大変喜んでいます。

残念ながら、11月9日(土)農業総合センターで行われた受賞式には都合でうかがえなかったのですが、

後日、橋友の会の方が学校へ賞状と記念品を届けて下さいました。

本日の児童集会で表彰され、みんなから拍手をもらった4年生。

花火を見上げる「ぼく」と、夜空に高く上がった花火が水面に映る様子を丁寧に描いた力作です。

どうぞご覧になって下さい。

  

第2回竹田校との交流会&フコク生命コンサート

第2回の会津校・竹田校交流は会津支援学校竹田校で開催しました。午前中は、久しぶりの対面でしたので自己紹介をし、その後に「イエス・ノークイズ」を楽しみました。2チームに分かれて、答えに関する質問をし、ヒントを得ながら答えを当てるゲームです。答えは、乗り物や果物、動物の中から選ばれており、何を、どのように質問すると、答えに近づけるのか、質問を考えることが難しかったようです。

ゲーム初めは互いに恥ずかしそうでしたが、次第に自分の考えを出し合い、協力しあって楽しんでいました。やりとりの中で、指文字に関心を示して使おうとしてくれる友達の姿も見られ、良いコミュニケーションが図られていました。お弁当の時間は、子どもたちや先生方とおしゃべりを楽しみながらおいしくいただきました。

  

午後は、竹田看護専門学校講堂にて、フコク生命主催のコンサート「きらめく音の音楽会」を鑑賞しました。ピアニストの田中梢さん、ソプラノ歌手の森美佳さん、フルート奏者の益田真理さん3名による素敵な演奏会でした。会津校からリクエストさせていただいた「虫の声」(文部省唱歌)やドレミの歌では、一緒に歌ったり、リズムを取ったりと参加型で楽しむこともできました。

 

つい先日、全国聾学校合奏コンクールの1次審査が通過したという知らせが届いたばかりの会津校なのですが、そのことをお伝えすると、「ぜひ一緒に演奏したかったわ!」と言って下さり、

大変嬉しかったです。この場をお借りして、コンサートを開催してくださったフコク生命様、演奏家の皆様に御礼申し上げます。

第2回の交流も楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

竹田校のみなさん、また来年も交流会でお会いしましょうね。

給食感謝の会

11月19日(火)主任栄養技師の穴澤さんをお招きして、給食感謝の会を開きました。会食の中では、『4年生が

好きな「カレー」を作るには肉を10㎏も使うこと』や、『一番作るのが大変なのはハンバーグやとんかつで、

学年に合わせた大きさに一つ一つ手作りしていること』などを教えていただきました。また、福島市から

届けてくれるパン屋さんや学校のそばで無農薬の米作りをしてくださっている農家の話も伺い、日々の給食は本当に

いろいろな方々に応援していただいていることを実感しました。いつも栄養のバランスや旬を意識したおいしい

献立を考えてくださる栄養士さんと、朝早くから一生懸命作ってくださる調理員さんには、子どもたちから感謝の

手紙を贈呈しました。

  

 ちなみに食堂には、学校給食会から借用した「給食の歴史のパネル」も展示しました。 昭和生まれの先生と平成

生まれの先生では、食器や献立が違うことが分かるものでした。 これからも、おいしい給食をいただきながら、

子どもたちといろいろなやりとりをし、心も体も育てていきたいと思います。

 

幼稚部:ポップコーン屋さん

幼稚部では夏の「かき氷屋さん」に続き「ポップコーン屋さん」を開きました。畑で育てたポップコーンを

乾燥させて1本1本ポロポロと粒をほぐし、電子レンジやホットプレートで温めてみたり・・・

身近な生活用具の名前と使い方を覚えながら、ポンポンとはじけるおいしいおやつを楽しみました。

  

 11月20日(水)には、校内の上級生や先生方にもお知らせをして、「カレー味」「塩味」「キャラメル味」の

ポップコーンを販売することにしました。大きい紙コップは50円、小さい紙コップは10円で、上級生や先生方は

自分でコインを作って参加してくれました。味だけを確認すればよかった「かき氷屋さん」とは違って、「味・

大きさ・値段」の3つをお客さんとやりとりしなければならなかったので、大忙しでしたが、手話や指文字を使い、

声も出して頑張りました。

 みんなに「おいしい!」と言ってもらって大満足の5歳児!その日の絵日記は、もちろん屋台に立つお店屋さんの

自分でした。

 

第5回居住地校交流(1年生)

11月19日(火)、高郷小学校との第5回居住地校交流があり、生活科の「おもちゃづくり」と収穫感謝祭に参加してきました。

 「おもちゃづくり」では、けん玉と魚釣りを作って遊びました。担任の先生がけん玉の作り方を見せると興味を示し、「けん玉、作りたい。」と言いながら手を挙げて意思表示する本校の1年生。玉に見立てた松ぼっくりを紙コップの中に入れるのは難しかったですが、友達の様子を観察しながら諦めずに何度も挑戦していました。魚釣りでは、自分たちで魚を作り、最後の1匹を釣ろうとみんなで競い合った結果、釣り竿が絡まってしまう場面もあり、集団活動ならではのよい経験になりました。

  

収穫感謝祭では、農業科で育てた野菜や米、味噌を使って、ふかし芋、いも汁、白米、ブロッコリー、田楽がテーブルに並び、本校の1年生も「うまいねー。」と言いながらおかわりもたくさんして美味しそうにいただきました。先生方に「お腹いっぱいになった?」「何が美味しかった?」の質問に、「(お腹いっぱいに)なった。」「さつまいも、美味しかった。」と答えていました。前回の交流でさつまいも収穫に参加し、本日の1校時目に1・2年生でさつまいもを切って準備をしたこともあり、よりさつまいもが美味しく感じたのだと思います。

  

帰りの見送りでは、高郷小1年生が声をそろえて「また、会おうね。ありがとう。」と手話付きで挨拶してくれたのがとても嬉しかったようです。高郷小学校のみなさん、本日はありがとうございました。

第6回居住地校交流(4年生)

11月15日(金)、坂下東小との交流を行いました。1~4時間目は教科学習での交流をし、5時間目には

学校全体での「クリーン活動」に参加しました。4年生は普段の教室清掃に加え、普段はできないような箇所まで

みんなで協力して清掃しました。会津校児童も、学級備品のペン・テープ類をみんなと一緒に整頓したり、

余った時間で図工室の木くずを掃いたりと、熱心に取り組んでいました。

  

 また、昼休みには友達に誘われ、サッカーをして遊びました。会津校の業間活動でサッカーを経験していたことも

あってか、積極的にボールをもらいに行く姿が見られました。普段は少人数でサッカーをしていたため、今回は

大人数でサッカーをするという良い経験ができたと思います。

今回も坂下東小の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

第3回愛校活動

11月12日(火)、第3回愛校活動があり、チューリップの球根とパンジーの苗を植えました。前日まで天気が

どうなるか心配でしたが、当日は見事に快晴。タオルを首に巻いたり、軍手をしたりして張り切って花壇の手入れが

始まりました。一番広い花壇を担当した幼稚部と小学部4年生の班は、シャベルで掘る人と球根を植える人に

分かれて作業を進めていました。「全体のバランスを考えながらみんなで協力して行うことができました。」と

4年生から感想がありました。

  

食堂前の花壇は小学部1年生が担当し、目印を手がかりに自分の力で穴を11カ所掘りました。教師が「球根を2個

ちょうだい。」と言うと、数えながら2個渡そうとする場面も見られました。

みんなで一生懸命植えたので、春になったら綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。

雪が降るまでの間は、パンジーの花を鑑賞したいと思います。