令和2年度日誌
入賞おめでとう
福島県橋友会主催第8回「橋の絵」コンクールにおいて、1年生が銀賞を受賞しました。夏休みに描いたものをもとに、学級でさらにアイディアいっぱいに仕上げた作品です。「にじのはし」というタイトルの作品は、カラフルで大きな橋が描かれ、その下を、大好きな祖母の家の犬と本人が仲良く散歩しています。
修了式に先立ち、分校長先生から大きな賞状と記念品を授与していただきました。おめでとう!!
令和2年度 修了式
3月23日(火)令和2年度の修了式でした。新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休業があったり、「新しい生活様式」を取り入れた学校生活になったりと、いろいろと大変なこともありましたが、運動会やパワー祭りなどの大きな行事もでき、また学習も遅れることなくがんばった一人一人に、分校長先生から修了証書が授与されました。
礼儀正しく修了証書を受け取り、自信に満ちた表情で1年を締めくくることができました。思い出発表では、3学期に達成したことや、進級したらがんばりたいことをしっかり話す姿に、頼もしさを感じた式でした。
卒業証書授与式
3月17日(水)は卒業証書授与式でした。今年度は、幼稚部年長ぞう組の1名が幼稚部を卒業しました。式では元気よく返事をし、校長先生から保育証書を受け取ることができました。
在校生代表の5年児童が「おくることば」で掃除の挨拶係のがんばりをほめてくれたり、パワー祭りの劇の思い出を話してくれたりする間も、頷きながらよく聞いていた卒業生!「おわかれのことば」では一年間の思い出や小学部に行ってがんばりたいことを堂々と自分の言葉で伝えることができました。
幼稚部での成長と、これからの学校生活に期待を感じるよい式となりました。
お忙しい中、ご臨席いただいた皆様、お祝いのことばをお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後とも聴覚支援学校会津校をよろしくお願いいたします。
卒業おめでとう会
3月4日(木)、幼稚部年長児さんの卒業を祝う「卒業おめでとう会」を行いました。児童会行事ということで、5年生を中心に小学部の児童が協力し、話し合いや準備を進めてきました。
会の前半は、卒業生の思い出発表や、小学部児童からのおくる言葉がありました。おくる言葉の後には、プレゼントとしてみんなからのメッセージが書かれた色紙をもらったり、くす玉を割ったりして、お祝いしてもらった卒業生もとても嬉しそうな様子でした。
後半は、卒業生からリクエストのあった「乗り物バスケット」と、小学部のみんなで相談して決めた「ボウリング」を行いました。どちらも大変盛り上がり、みんな夢中になって楽しんでいました。会の最後には、卒業生手作りの「マスクケース」を卒業記念品として一人一人にプレゼントしてもらいました。卒業生も小学部児童も、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
幼稚部ひなまつり会
3月3日はひなまつりでした。女の子のお祭りですが、せっかくなので、ひな人形を作ってお祝いをしました。自分で作ったひな人形を飾り、「うれしいひなまつり」を歌ったり、ひなまつりを題材にした絵本を読んだりしました。 最後に、ひなあられと甘酒で会食をし、華やかなひなまつりの雰囲気を味わいました。「ひなあられは、カリカリするね。」、「甘酒は、甘くておいしいね。あったかいね。」とひなまつりならではの味に大満足でした。
入賞おめでとう!
3月1日(月)の児童集会では、小学部の児童の表彰がありました。一つは「第32回全国聾学校合奏コンクール」です。夏休みから練習してきた「ミッキーマウスマーチ」が見事「努力賞」に入賞しました。もう一つは、「第65回福島県書き初め展」において硬筆の部で2年生が特選、毛筆の部で5年生が金賞に入賞しました。硬筆初挑戦の1年生も銀賞でした。
教頭先生から一人一人賞状を受け取り、みんな誇らしげな表情でした。今後の励みにもなったようです。
今年度最後の「ピッキオさん」読み聞かせ
2月25日(木)、今年度、最後の読み聞かせには、ピッキオさんのお二人が来校してくださいました。新型コロナウイルス感染症の予防に万全を期しながら、6月~2月まで毎月、いろいろな本を読んでいただき、読書に対する興味関心が高まるきっかけとなりました。
今回、子どもたちから「一年間ありがとうございました。」「いつも楽しい本を選んでくれてうれしかったです。」など、感想やお礼の言葉を述べてまとめとしました。1年間本当にありがとうございました。
また、次年度も継続してくださるそうです。どうぞ令和3年度もよろしくお願いします。
子育て座談会を開催しました
2月12日(金)、東北福祉大学 教授 大西孝志先生をお招きして、「子育て座談会」を開催しました。
午前の部は、早期教育相談「みみちゃん教室」利用者の保護者4組が参加し、自己紹介のあと、我が子に身につけてほしいことを出し合って共有したり、普段の子育てで心配なことを質問したりしました。また、午後の部は在校生の保護者3名が参加し、個別に、現在の学校生活についての悩みや進路について相談しました。
大西先生からは、現代社会における多様性や季節の行事を通しての体験について話題提起があり、家庭でのやりとりがいかに子どもたちの思考や価値観につながるかというお話に、保護者はみんな頷きながら聞き入っていました。保護者が望む「我が子に身につけたい力」は「友達と仲良くすること」「助けを求められること」「自分の意見を言えること」など、それぞれ表現は違いますが、やはり「コミュニケーション」に関わることが一番多かったです。言葉を育て、心を育て、やりとりをお互いに楽しめるような関係作りが大切だと改めて感じることができた時間でした。
幼稚部居住地園との交流会③『楽しかった交流活動』
2月9日(火)、会津若松市立河東第三幼稚園と今年度、最後の交流活動を行いました。お友達とかるた取りをしたり、「おにわなげ」で遊んだりしました。かるた取りは、負けてしまって悔しかったけれど、楽しいひとときでした。「おにわなげ」は、「おにはそと」の代わりに「おにわなげ」と言いながら輪を投げました。言葉遊びがおもしろくて、交代しながら何度も遊びました。
最後に、お別れのお集まりをして、最後のゲームを楽しみ、プレゼントを交換し合って、別れを惜しみました。みんなと遊んで、楽しい思い出がたくさんできました。
河東第三幼稚園のみなさん、ありがとうございました。
東京2020パラリンピック聖火リレートーチ展示
2月10日(水)、オリンピック・パラリンピック教育推進校である聴覚支援学校(郡山市)が、福島県オリンピック・パラリンピック推進室より「東京2020パラリンピック聖火リレートーチ」の貸出を受け、会津校でもトーチの展示を行いました。
貸し出していただいたトーチは、全長:710mm、本体重量:1.2kg、色:桜ピンク、主な材料:アルミニウムの特注品です。はじめて見るトーチに子どもたちは興味津々で、パネルの前でトーチを持つポーズを取ったり、トーチの壮麗さに見入ったりしていました。
ビニール手袋を着用し、取り扱いには十分注意して、実際にトーチに触れる体験も行いました。「きれい。」「桜の模様がある。」「以外と軽い。」などと感想を言いながら、みんな笑顔でトーチに触れていました。
福島県オリンピック・パラリンピック推進室の皆様、このような機会を提供していただきありがとうございました。
高郷小学校との居住地校交流⑤
2月8日(月)に、今年度最後の高郷小学校との交流が行われました。
図工「ストローでこんにちは」では、ストローの動きから、「赤ちゃん、作りたい。」と作りたいことを思い浮かべ、教師と一緒にパワー祭りのステージ発表で演じた桃から生まれた赤ちゃん風に仕上げました。その後も、次から次へとアイディアが浮かび、レモンティーを飲む様子の作品や、猫が手招いている様子の作品を完成させました。
学活「手話に親しもう」では、会津校担任が授業をさせていただきました。補聴器クイズでは、みんなが想像していたよりも補聴器は高価なものであることや水や衝撃に弱いことなどを知り、驚く様子が見られました。また、聴覚支援学校には、光るチャイムがあることや、騒音を減らすために椅子や机にテニスボールをつけていることなど学校の様子について知ってもらいました。ビンゴと歌で使う手話は事前にイラストで確認していたので、当日は自信もって表現していて、みんなでとても楽しく手話に親しむことができました。
音楽では、友達と2人組になり、バンブーダンスを取り入れて「ウンパッパ」のリズムを体を動かしながら感じ取っていました。また、2年生による「聖者の行進」や「さんぽ」の演奏も聴きました。
授業だけでなく昼休みも友達と一緒に積み木とビー玉をエアホッケーに見立てて夢中になって遊び、あっという間に下校の時間になってしまいました。「来年度もよろしくお願いします。」「また会おうね。」と校長先生や学級の友達に挨拶をして帰りました。
校長先生をはじめ、高郷小学校の先生方には大変ご配慮いただき、楽しく充実した交流を行うことができました。本当にありがとうございました。
城西小学校との居住地校交流
2月3日(水)、小学部1年生が会津若松市立城西小学校と第5回目の居住地校交流を実施しました。
教科学習の交流の中で、先生と一緒に自分の考えを友達に伝えたり、友だちの活動している様子を見て自分も挑戦しようとしたり、居住地校交流の良さや面白さを児童が実感できる場面が数多くありました。
業間には、城西小学校の5年生による、豆まき集会に参加し、たくさんの豆をもらうことができ、友だち同士で豆を見せ合う姿がとても印象的でした。
昼休みは、学級の友だちに誘われ、体育館でなわとびをして遊びました。指文字や手話を覚えて話しかけてくれる友だちや、どっちが多く跳べるか対決を挑んでくれる友だちなど、児童同士で笑顔を浮かべながら、やりとりを楽しむ姿が見られました。
今年度、城西小学校の校長先生をはじめ、交流学級の担任の先生や多くの先生方へご配慮いただき、楽しくとても充実した交流を行うことができました。本当にありがとうございました。
豆まき会
2月2日(火)、豆まき会を行いました。今回は児童会活動ということで、5年生が中心となって会の流れを考え、担当の先生と相談しながら準備を進めてきました。
教頭先生からは「どうして年の数だけ豆を食べるのか」について、また5年生からは「なぜ、豆まきをするようになったのか」についての紙芝居の発表があり、子どもたちは真剣に話を聞いていました。
その後、それぞれの「心の中にいる鬼」を発表しました。今年の年男である5年生から福豆をもらい、「心の中にいる鬼」に向かってみんなで元気よく「鬼は外、福は内!」と豆をまくことができました。途中から登場した赤鬼を退治しようとみんなで豆をまき、大盛り上がりの豆まき会となりました。
雪遊び・スキー教室
1月29日(金)、子どもたちが楽しみにしていたアルツ磐梯スキー場での、「雪遊び・スキー教室」を行いました。
会津の冬らしい雪の降る寒い日となりましたが、子どもたちは元気いっぱい、そり滑りやスキーを行うことができました。昨年度とは打って変わり、スキー場のゲレンデには雪がたくさんあり、雪質も最高でした。
準備体操の後、スノーエスカレーターに乗ってゆるやかな斜度の斜面を滑る練習を行いました。そして、リフトに乗り、スキー場のメインゲレンデの広い斜面をみんなで滑りました。斜度が急になりましたが、しっかりとハの字を作り、スピードをコントロールしながら滑ってくることができました。全員、本当に上達しました。また、そり滑りをした児童は、一人で上手にそりを操作し、新雪を舞い上げながら斜面も滑り降りてきました。
寒さを心配しましたが、たくさん動いたため身体が熱くなったほどでした。お腹も空いて食べたお昼のカレーは最高においしかったです。
今回の雪遊び・スキー教室は、アルツ磐梯スキー場様に新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、様々なご配慮をいただき、安心・安全に実施することができました。本当にありがとうございました。
子どもたち全員が、大満足の楽しく充実した雪遊び・スキー教室となりました。
ピッキオさんの読み聞かせ
1月28日(木)、今日は子どもたちが楽しみにしている読み聞かせボランティア「ピッキオ」さんの絵本の読み聞かせの日でした。
今回も、子どもたちの興味関心を引き出す絵本、季節や行事に関係する絵本、大切なことを教えてくれる(考えさせてくれる)絵本等、子どもたちに合わせた絵本を持参いただきました。
文や絵に合わせて、読み方に強弱やリズム、アクセントなどをつけながら、大きな声ではっきりと読んでいただき、子どもたちは絵本に引き込まれていきました。
今回も絵本の楽しさやおもしろさを十分に味わうとともに、考えたり、想像したり、感動したりすることができました。
ピッキオの皆さん、ありがとうございました。そして、来月もまたよろしくお願いいたします。
書き初め展開催中
現在、会津校の廊下で「書き初め展」を開催しています。初めて筆を持って書いた字、たくさん書いてどれにしようか迷って選んだ作品、書写で学んだことを生かして字形を意識し集中して書いた言葉・・・どれも力作です。
子どもたちも、いろいろな先生に自分の作品のがんばったところを発表したり、友達の作品のいいところを見つけたりと、やりとりをしながら鑑賞しています。
書き初め展は2月12日(金)まで開催予定です。
体育の学習(雪遊び・スキー)
昨年は、暖冬のためほとんど雪が降らず、学校でスキーや雪遊びはできませんでした。しかし、今冬は雪もたくさん降り、学校周辺も一面の銀世界となり、体育では雪遊び・スキーを行うことができており子どもたちは大喜びです。
今日の体育は、学校の築山でスキーを行いました。先週、中庭で学習したことを生かして、築山の斜面を「ハの字(プルークボーゲン)で滑ること」へ取り組みました。
スキー板をハの字にすること、膝と足首を曲げてハの字をつくること、目線を足下ではなく進む方向へ向けること、などを丁寧に確認しながら練習しました。何度か斜面を滑るうちに、プルークボーゲンのコツをつかみ、スピードを上手にコントロールしながら築山の斜面を滑ることができるようになりました。一緒に練習したA先生が一番苦戦していました(笑)
来週に予定されているさ雪遊び・スキー教室を心待ちにしています。
第5学年 坂下東小学校との居住地校交流④
1月18日(月)、坂下東小学校5年生との居住地校交流を行いました。
2時間目の体育では、縄跳びとマット運動に取り組みました。マット運動では、各個人で技を練習する時間があり、会津校の5年生は友達の練習する様子をよく見たり、実際に後転や跳び前転を繰り返し練習したりと、熱心に取り組む姿が見られました。
3時間目の音楽では、冬に関する曲や、器楽「剣の舞」の演奏を鑑賞しました。「剣の舞」では、それぞれの旋律でどの楽器が使われているかよく気を付けて聴いていました。また、言葉を使ったリズム遊びでは、リズムに合わせて手拍子をするのがなかなか難しかったようですが、夢中になって取り組んでいました。
昼休みには友達に誘ってもらい、ウノやトランプをして楽しみました。また、休み時間には友達から好きなアニメの絵をもらったり、自分の描いた絵も見せたりと、好きなアニメの話題でやりとりをする様子も見られました。
次回は2月に交流を実施する予定です。坂下東小学校の皆様、大変お世話になりました。また次回もよろしくお願いいたします。
高郷小学校との居住地校交流④
1月13日(水)に、高郷小学校との交流で、図工の授業やだんごさしの行事に参加してきました。
図工「つないでつるして」は、「友達と協力して作る」というめあてでした。男子グループで、細長く切った画用紙をつないで長くしていきました。反対側からつないでいる友達の姿が見えなくなり、先を追っていくと、教室を飛び出てオープンスペースまで続いていました。あまりにもの長さに思わず会津校児童は「長―い!」と叫んでいました。友達と協力して行ったからこそできた作品であり、一緒に作る面白さを感じることができました。
だんごさしは、1・2年生合同で行いました。今年度は2年生という立場でもあり、率先してだんごをこねたり、片付けをしたりする姿が見られました。作っている途中から何度も「だんご、食べたいね。」と言っていたので、給食でだんごが添えられると、真っ先にだんごを食べていました。
昼休みには、どっさりと積もった雪の上に寝転がったり、雪を丸めたりして雪遊びを楽しむことができました。
高郷小学校のみなさん、今回も大変お世話になりました。
食育講座
1月12日(火)に会津大学短期大学部食物栄養学科の教授である鈴木秀子先生による食育講座が行われました。今年度のテーマは「バランス良く食べよう」です。
前半は保護者向けに幼児期・学童期の食事の大切さについてお話いただきました。家庭での毎日の食育が、子どものからだだけでなくこころの成長にも大切であることが分かりました。みんなで楽しく食べること、朝ご飯はしっかり食べること、感謝して食べることなどを家庭と学校で連携しながら取り組んでいきたいと思います。
保護者向けの講演を待っている間、子どもたちは赤、黄、緑の食べ物がそろうとビンゴになる「食べ物ビンゴ」を行いました。ゲームを通して赤、黄、緑の仲間をそろえて食べると元気に過ごすことができるという話を聞いた後、保護者の皆様と一緒に合流し、食べ物カードを使って栄養バランスのとれた夕ご飯の献立を親子で考えました。鈴木秀子先生のアドバイスを受けて、ピーマンが苦手な児童は、代わりに自分が食べられるほうれん草を使った和え物を選んでいました。
保護者の皆様からは、「自分で食べたいものを決めて作ったり、作り方を見せたりしていきたいです。」と前向きな感想がありました。一緒に作る、一緒に同じものを食べる経験を家庭で取り組んで欲しいと思います。
鈴木秀子先生、本当にありがとうございました。