ようこそ!福島県立聴覚支援学校会津校 | |||||
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。 ◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) ※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286 |
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平成31年度日誌
幼稚部:だんごさしをしたよ!
小正月を前に、幼稚部でも「だんごさし」をしました。前日から、宿題として「こばん」の金紙を丸く切り抜いたり、「鯛」や「小槌」のぬりえをしたりして楽しみにしていた5歳児は、張り切って赤・白・黄・緑の4色のだんごを作り準備完了!!
みずきの「芽」を一つ一つ取ってから親子で協力して、だんごやお飾りをつけてカラフルに仕上げました。
廊下に飾っていろいろな先生方や上級生に見てもらうと大興奮で、「わたしは、だんご(を)茹でるのは熱くて危なかった!」「高い(ので)いす(を)もってきて(飾った)。」などと、次々お話していました。
季節の伝統行事を通して、またいっぱいやりとりができた楽しい一日でした。
第3学期始業式
令和2年を迎え、今年は雪のない3学期のスタートとなりました。登校してくると、幼児児童たちは「あけまして おめでとう ございます。」と新年のあいさつをていねいにすることができました。
始業式では、分校長先生が「猫が干支に含まれていないのはどうしてでしょうか?」と干支の由来のお話をしてくださいました。これまでも、ピッキオの読み聞かせや手話サークルの方による手話劇を通して干支の由来のお話に触れていますが、繰り返し話を聞くことで具体的なイメージをもち、日常で使う頻度が少ない「ことば」を身に付けていきます。
冬休みの思い出発表では、3名の幼児児童が伝えたい内容を、自分のことばで楽しそうに発表していました。雪が少なくてスキーに行けず残念だったという感想も聞かれましたので、1月下旬に予定しているスキー教室までには、冬景色になるよう願いたいです。
冬のお楽しみ会
12月23日(月)、お楽しみ会を行いました。4年生が中心となり、約1ヵ月前からお楽しみ会の企画・準備を進めてきました。参加する下級生も楽しめる活動ということで、幼稚部5歳児が本分校交流会で遊んだことのある「おおかみさん、今何時?」と、ルールの分かりやすい「フルーツバスケット」の2つのゲームを行い、どちらのゲームも大盛り上がりでした。
また、お楽しみ会の終盤にはサンタクロースがサプライズで登場し、子どもたち一人一人にプレゼントをもってきてくれました。子ども達はプレゼントをもらい、とても嬉しそうな様子でした。最後はサンタクロースからもらったポップコーンメーカーで、ポップコーンを作って食べました。内容も盛りだくさんで、楽しいひとときとなりました。
お弁当を手作り
2学期最終日、給食がない日だったので、5歳児は自分でお弁当を作りました。
畑で育てたさつまいもで「さつまいもご飯」、「さつまいもきんとん」、そして、栄養のバランスと彩りを考えて
自分で決めた「にんじんツナサラダ」の3品です。
さつまいもの皮むきは担任が手伝いましたが、米を研ぐのも、野菜を切るのも、味つけも自分でやってみました。
自分で作ったお弁当は最高!!もちろん完食です。
事務室の方や職員室の先生方にもごちそうしました。みんなに「おいしい!」「切り方が上手だね!」と褒められて
とても嬉しそうでした。普段から家庭でお手伝いをしているのがよく分かる手つきでした。レパートリーも増えて、
おばあちゃんやおかあさんとのお料理がこれからますます楽しみですね。
第2学期終業式
2学期終業式がありました。
分校長先生より、いろいろな行事や居住地校交流等で頑張ったことを褒めていただきました。そして、冬休み中も、
あいさつをしっかり行い、規則正しい生活をすることを約束しました。
2学期の思い出発表では、4年生が鶴ヶ城見学へ行き多くの発見をしてきたこと、1年生が居住校交流での収穫祭に
参加したこと、幼稚部5歳は学習発表会(パワー祭り)に交流会の友達が来てくれたことを、
しっかり伝えていました。
体調に気をつけて、冬休みを家族と一緒に楽しく過ごしてほしいと思います。そして、3学期の始業式で、
ぜひ冬休みに体験したことを聞かせてほしいです。
第4回愛校活動
12月20日(金)、愛校活動を行いました。今回は、年末ということで校舎内の清掃をしました。
子どもたち3名は、前半は廊下のモップ掛け、後半は雑巾がけをしました。前半は、3人で横一列に並んで、
お互いのペースに合わせて歩くことを意識しながらモップ掛けに取り組んでいました。後半は、特に汚れている所を
中心に、幼稚部5歳児と1年生がきれいに雑巾がけをしました。4年生は図書室の本棚や床を清掃してくれました。
みんなで協力・分担して清掃し、普段はなかなかできない校舎内の隅々まで、きれいにすることができました。
4年生からは、「新年も良い気持ちで迎えられそうです。」との感想も聞かれました。
ピッキオによる読み聞かせ
今年最後のピッキオさんの読み聞かせ。
1年生の教室では、季節にちなんで「てぶくろ」などを読んでいただきました。
登場する動物を一緒に数えたりして、やりとりをしながら楽しみました。
生き物が主人公の物語を読んでいただたいた4年生。「タコやん」というタコがサッカーやゲームを上手にこなす物語をとても気に入っていました。
幼稚部は、最初に5歳児が「ねずみくんのクリスマス」を披露し、ピッキオさんに聞いていただきました。同じセリフを繰り返して展開するお話を、手話も添えて「小さい、小さい」「どうだい、大きいだろう」と堂々と表現し、みんなでクリスマスにちなんだ絵本を楽しみました。
また、幼稚部が収穫したさつまいものご飯を一緒に食べて、さつまいも掘りや調理の様子についてやりとりすることもできました。いつも読み聞かせをしてくださるピッキオさんとおしゃべりもできて大満足でした。
ピッキオさん、今年も1年大変お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします。
2学期の児童集会
今回は2学期の児童集会の様子をご紹介します。『今月のレクリエーション』では「うちわでコロコロゲーム」「ハンカチ落とし」「ひっくり返しゲーム」を行いました。「転がす」「逃げる・追いかける」「ひっくり返す」など、ゲームが成立するための言葉の確認も大切にしていざ勝負!!ルールをよく聞いて作戦を考えたり、勝敗に一喜一憂したりと学年差がある3人ですが、毎回とても盛り上がり楽しんでいます。
9月「うちわでコロコロゲーム」トイレットペーパーの芯をまっすぐに扇いで転がすのは大人でも難しく、みんななかなかゴールできずに悪戦苦闘でした。うちわとトイレットペーパーの芯の距離や角度、そして扇ぐ強さが勝敗の分かれ道のようです。
10・11月「ハンカチ落とし」おなじみのゲームですが、未経験の児童もいたので改めてルールを確認して遊びました。鬼になった人の表情や動作にも注目して、いかに早く落とされたハンカチに気づくか・・・罰ゲームはものまねでした!
12月「ひっくり返しゲーム」表裏が赤と緑に塗られた丸いボードを制限時間内になるべくたくさん自分のチームの色にひっくり返します。頑張ってひっくり返しても、後を追うように敵が寄ってきて、またひっくり返されると負けてしまいます。ボードは大小あって大きさにより点数が違うので、そこも作戦の一つです。
また、保健講話では、「よい姿勢」について、背骨のイラストTシャツを着た養護教諭がいろいろな姿勢をとりながら具体的に話をしてくださいました。
週1回、みんなでいろいろな学びができる児童集会です。
幼稚部交流:白梅フェスティバル
12月13日(金)交流及び共同学習の一環で子どもの森の発表会「白梅フェスティバル」に参加しました。今回は初めて、この発表会に向けて月曜日から一週間、毎日子どもの森に通い、一緒に練習したり、友達の演技を見たりしながら当日への準備を進めてきました。
5歳児は友達とタイミングを合わせて「和太鼓」を叩いたり、ストーリーを覚えて「オペレッタ」で小人役を演じたりと、短い練習期間にもかかわらず楽しく取り組むことができました。当日は、たくさんのお客さんや本格的な照明に少し緊張して、立ち位置が分からなくなった場面もありましたが、友達が「こっちだよ」「次だからね」と教えてくれて、担任がそばに駆け寄ることなくみんなの力で演じきることができ、3年間の交流の成果を感じることができました。
いつもは「きりん組」で主に交流しているのですが、このような大きな行事のときにはいろいろなクラスのお友達と配役が同じになったり、控え室で遊んだりしてなかよくなれるのがとても嬉しいです。特に年少・年中のときに一緒だったお友達や保護者の方々はよく声をかけてくれます。卒園まで、残すところあと3ヶ月となりましたが、まだまだたくさん思い出を作りたいと思います。
小学校体育専門アドバイザー来校
12月6日(金)、会津教育事務所の「小学校体育専門アドバイザー 武藏 信介(むさし しんすけ)先生」に来校いただき、小学部体育科の授業へご指導ご助言をいただきました。
毎時間行っている「※体つくりの運動」では、動きのポイントや動きのバリエーション、体を大きく動かすことの大切さなどについてご指導いただきました。体を大きく動かすことを意識することで、体の動きが格段に良くなることを実感できました。
跳び箱運動では、開脚跳びの踏み切り方、跳び箱への手のつき方、着地の動きを「ドン、パン、シュッ」と言葉で表現しながら教えていただいたことにより、一連の動きをこれまでよりとてもスムーズに行えるようになり、きれいな開脚跳びができるようになりました。
台上前転では、児童の不安感を取り除き、安全面にも十分に配慮できる「場の設定」についてご指導いただき、台上前転の動きのポイントを武藏先生が実際に見本を示しながら、とても分かりやすく教えていただきました。動きのポイントを確認しながら、数回練習を行うと前時までは恐怖心もあり、なかなかうまく行えなかった台上前転が見違えるように上達しました。授業を参観していた他の教員も、児童の上達ぶりに驚いていました。
武藏先生、体育の授業を行う上で大切なことを数多く教えていただき、本当にありがとうございました。
※ 福島県教育委員会が作成した「運動身体づくりプログラム」をもとに、本校の児童に合わせた運動内容
で構成した運動。
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