「たなばた展表彰式」がありました(8月23日)
2024年8月23日 16時30分小学部の第2学期始業式後に、たなばた展の表彰式がありました。
硬筆の部で小学部1年生が奨励賞を受賞し、賞状と盾を校長先生より授与されました。
毛筆の部に出品した小学部3年生から6年生は、銀賞を受賞しました。
どの作品も、書写での学習の成果が見られ、作品を見た校長先生や分校長先生から
「上手に書けているね。」「練習をがんばったんだね。」と感想をいただきました。
冬の「書きぞめ展」にも、取り組む予定です。
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら
将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。
◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) 聞こえやことばに不安を感じたら、お気軽にご連絡ください。
0歳児から( 主に乳幼児、小中学生、高校生 )の相談を受け付けています(無料です)。
※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286
小学部の第2学期始業式後に、たなばた展の表彰式がありました。
硬筆の部で小学部1年生が奨励賞を受賞し、賞状と盾を校長先生より授与されました。
毛筆の部に出品した小学部3年生から6年生は、銀賞を受賞しました。
どの作品も、書写での学習の成果が見られ、作品を見た校長先生や分校長先生から
「上手に書けているね。」「練習をがんばったんだね。」と感想をいただきました。
冬の「書きぞめ展」にも、取り組む予定です。
8月23日(金)から、小学部の第2学期が始まりました。
始業式では、校長先生から、2学期に頑張ってほしいこととして、2つのお話がありました。
1つ目は「あいさつを自分から行うこと」、2つ目は「目標に向かって頑張ること」でした。
みんな、真剣な表情でうなずきながら聴いていました。
その後、一人一人、夏休みの思い出を発表しました。
夏祭りやバーベキューを楽しんだこと、出かけた先で体験したこと、ペットを飼い始めたことなど、夏休みだからこそできた経験がたくさんありました。
2学期の学習に生きることと思います。
2学期も個々の笑顔がきらりと輝く、学びの様子をお伝えしたいと思います。
主催の聴覚支援学校本校と県内の3つの分校をオンラインでつなぎ、国立特別支援教育総合研究所の山本晃先生に御講演いただきました。
会津校には、地域の中学校の先生が参加してくださいました。
「聴覚障がい児のインクルーシブ教育について~聴覚障がい教育の現状や教育的対応を踏まえ~」をテーマに、ビデオやフロアとのやり取りを通して、聴覚障がい児のインクルーシブ教育について、分かりやすくお話していただき、特別支援学校と地域の学校の現状と課題から、学校生活で留意すべきこと、本人や保護者に考えていただきたいことなどを具体的に学びました。
聞こえにくいお子さんは、一方的に支援してもらう立場ではなく、友達にも本人にも、「一緒に~する。」「聞こえにくくても○○はできる。」という理解や意識をもつことができるようにすることが大切です。より良く学習や活動ができるための合理的配慮を本人、保護者と関係者がともに考えることが必要とのことでした。
参加された先生方からは「困る状況や目指す姿、関わり方などが具体的に分かりました。」、「分かりやすい話し方に気を付けて、丁寧なやり取りをしたいです。」などの感想がありました。
子ども達は、聞こえる人の多い社会で生活していきます。
自分の聞こえにくさや状況を分かって、周囲に説明したり、どうしてほしいのか配慮を求めたりできるように、今後の指導、支援に生かしていきたいと思います。
今回は、みみちゃん教室を利用し初めて間もないお子さんとご両親が参加されました。
普段は、ママとお子さんでのみみちゃん教室ですが、パパにも加わっていただき、親子のスキンシップ遊びや音遊びを体験していただきました。
ご家庭にはない玩具で遊ぶ様子や音遊び、歌遊びでお子さんが歌や楽器の音に興味をもち、「もっと!」と求める様子を見ていただくとともに、実際に一緒に遊ぶ中で、言葉かけやかかわりを体験していただきました。
後半は、言葉を育てるために家庭で取り組めることについて、例を挙げて紹介しました。
また、保護者さんからの幼稚部に対する質問にお答えするとともに、活動例を挙げて日課表や交流学習について説明しました。
今回は、個別に体験していただきましたが、みみちゃん教室では、年齢の近いお子さんのグループ活動を設定し、保護者さん同士の関係作りの場も提供しています。
みみちゃん教室では、子育てや聞こえや言葉について、「ちょっと詳しく知りたいな」というママやパパを応援します。
相談は無料です。
0242-22-1286までご連絡ください。
今回は聴覚障がい教育に長年携わっていらした松本末男先生(公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会 専務理事)よりお話をいただきました。
午前中は、松本先生を囲んで会津校教員の日ごろの課題をじっくり聞いていただく貴重な時間をいただきました。
私たちの言葉に耳を傾けて、一人ひとりの強みに着目して助言を
いただき、大変心強かったです。
午後からの公開学習会では、本校保護者をはじめ、言語聴覚士、スクールソーシャルワーカー、保育園・小学校の先生方など多くの関係者の方々が参加されました。
テーマ「きこえにくさのあるこどもたちのキャリア発達」のもと、松本先生のこれまでの実践事例を多数交えながらお話くださり、将来を見据えて何が必要かを考える機会をいただきました。
以下、参加者の感想を一部紹介します。
「事例を通してのお話があり、理解しやすかったです。」
「毎日もっとしっかり話を聞いたり、会話のキャッチボールをしようと思いました。」
「気持ちを伝えることが一番重要であること、コミュニケーションにおいて愛情が大切であると改めて感じました。」
「信頼感をベースに、将来に向けた総合力を育てることが、進路選択の可能性を広げるというエピソードが素敵でした。」
「保護者、行政関係者両方の立場としてもとてもよいお話でした。もっと多くの保護者・先生方にも聴いてもらいと思いました。」
心が育てば、言葉は育つ。
子どもたちを取り巻く環境の一つである私たちが、いかに子どもの思いを汲み取り言葉にできるか。
ゆたかな言葉の育ちを目指していきたいです。
会津若松消防本部救急救命士の方を講師としてお招きし、教職員を対象に心肺蘇生法実技研修会を実施しました。
心肺蘇生法やAEDの使用方法、誤飲時の対応等、具体的な場面を想定しながら研修をすることができました。
「強く・速く・絶え間なく」をキーワードとして、胸骨圧迫の力加減やテンポ等、詳しく教えていただきました。
職員一人一人が子どもたちの命を守るための有意義な時間となりました。
今年度は保護者のご協力のもと「お茶を楽しむ体験会」を行い、茶道の知識について学びながら、みんなでお抹茶をたてて飲みました。
茶道の先生のお抹茶をたてる様子を見て驚いた表情を浮かべたり、実際にお抹茶を飲んで「おいしい。」と周りの人に伝えたりする様子が見られました。
また、保護者同士や子ども同士で会話を楽しみ、交流を深めることができ、とても充実した体験活動となりました。
保護者の皆様には、体験活動の準備や運営にご協力いただき、本当にありがとうござました。
みみちゃん教室を利用しているお子さんと保護者の方や地域のこども園等の先生が参加されました。
幼稚部の朝の会に参加し、幼児のみなさんは、幼稚部のお兄さん、お姉さんをモデルに、名前を呼ばれて先生とタッチしたり、給食の献立を見て食べたいものを指さしたりすることができました。
リズムダンス「パイナポー体操」も興味津々で、初めは、画面をじっと見つめていましたが、次第に体が動きだし、にこにこ笑顔になりました。
幼稚部の年少さん、年中さんは、小さいお友達に優しく接し、いつもにまして張り切ってあいさつや返事をしていました。
後半は、保護者の皆さんからの幼稚部に対する質問にお答えするとともに、活動例を挙げて日課表や交流学習について説明しました。
参加された保護者の皆さんには、2年後、3年後の我が子の成長をイメージしていただく機会になったことと思います。
7月9日・10日の二日間で城西小学校の5学年と交流を行いました。
10日に体育で「水泳」の記録会を行うことを目的としていましたが、残念ながら天候に恵まれず、本番の記録会は実施することができませんでした。
しかし、9日には記録会の練習として水泳に参加することができました。
今年度、初めて水泳の学習で交流しました。
友達は、人工内耳をつけている様子を気にして、「プールに入れるの?」「人工内耳は取るの?」「人工内耳をつけないと聞こえないんじゃないの?」と疑問をもっていましたが、一緒にプールに入れることを喜んでいました。
また、人工内耳を外しても、周りの様子を見て行動したり、教師の手話や口の形から何を話しているのかを読み取ったりしている様子を見て、納得している友達も多くいました。
水泳以外では、家庭科で小物を作ったり、書写の毛筆で「ふるさと」の文字を書いたりしました。
今回の交流でも5年1・2・3組の授業に参加したことで、より友達や先生方との距離が近づき自分の思いや考えを伝えようとする様子が前回より増えているように感じられました。
郡山市の本校で本分校交流会がありました。幼稚部の交流会は、保護者の送迎で本校に集合しました。
朝、緊張した様子で教室に入りましたが、友達とあいさつを交わしたり、一緒に遊んだりする中で、少しずつ打ち解けていきました。
朝のおあつまりでは、呼名の際に大きな声で返事をしたり、元気にあいさつをしたりしていました。
その後、待ちに待ったプールでの水遊びをしました。水の中でいろいろな動物に変身して歩いたり這ったりしながら、少しずつ水に体を慣れさせていきました。
また、フラフープやプールスティックなどのおもちゃで楽しく遊び、自分が持っているフラフープの輪の中を他校の友達がくぐる様子を見て大喜びしていました。
ルールを守りながら、友達と楽しく安全に活動することができました。
昼食の時間は、友達とお弁当の中身を見せ合いながら、「おにぎり一緒だね。」「デザートは果物だよ。」など、教師を介して会話を楽しんでいました。
午後の自由遊びでは、すっかり場の雰囲気に慣れ、友達と一緒に乗り物のおもちゃを並べて遊んだり、いくつかの遊具を組み合わせてコースを作ってサーキット遊びをしたりして楽しい時間を過ごしました。
あっという間に帰りのおあつまりの時間となり、1番楽しかったことを発表し合い、みんなで写真撮影をしました。
友達と「また遊ぼうね!」と元気にハイタッチし、11月の本分校交流会での再会を約束しました。
本分校のみなさん、先生方、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。