日誌

2016年1月の記事一覧

こんなとき どうする?

 
サッカーで遊んでいる時     けが人が・・。周りに人はいない。どうする?

今回の全体自立活動では、様々な場面での自分の行動を考える
学習をしました。児童達は、聞こえにくさがあることから、
場の状況を読みにくいことが課題の一つとしてあげられます。
そこで、場面を意図的に設定して役割演技し、自分のかかわり方を
振り返ったり、教師の動きを参考にしたりして、望ましい行動について
学びました。動作化の中で固まってしまう場面もありました。
児童が「どうすればよいか、考える所が難しかった。」と振り返って
意見を出していたように、判断に困る場面に遭遇した時の対応を
考えることは、とても大切です。
動作化したことをしっかり言葉でおさえることで、状況の理解につながり、
それが行動する力につながります。

アルツ磐梯スキー場にて

 
 
1月27日(水)、アルツ磐梯スキー場でスキー教室を実施しました。
今年度は分校長先生が指導者として主に5年生を担当し、
午前中は、3年生、5年生の実態に応じた練習を行いました。
1年ぶりのスキーでしたが、2名とも大変積極的なすべりを見せて
いました。時折、晴れ間もさし、景色がきれいに見え、児童達は
「わぁ、きれい!」とつぶやいていました。
5年生は、分校長先生と一緒に、幅の狭いコースをボーゲンで
リズミカルにすべるところが面白かったそうです。
3年生は、コースの最後、直滑降ですべるスピード感が
楽しかったそうです。
昼食後は、ゴンドラで上まで行き、また練習を再開しました。
2月には、3年生は居住地校交流先の松山小学校のスキー教室にも
参加します。今回のスキー教室の成果を発揮してほしいと思います。

演目「白ねずみ」

  
「ねずみは大きいか?」   「いいえ」     「お後がよろしいようで」

小学部3年生が国語科「わらい話を楽しもう」で落語を学習しました。
家庭でも音読をがんばり、イメージを膨らませるために、学校では
落語のDVDを鑑賞しました。
話し手によって顔の向きを変えて演じる工夫をし、
縁起のよいねずみの大きさを尋ねる主人役、奉公人役、
ねずみとりの中のねずみ役を演じ分けていました。
休み時間に教室で発表したのですが、
想像以上の完成度の高さに、友達や先生方から
大喝采を受けていました。

岐阜県立岐阜聾学校


 
1月14日(木)に開催された第53回東海地区聾学校研究会に
教員1名が参加してきました。
「一人一人のニーズに応じた指導と支援の在り方を考える」
~言語活動の充実を図る指導の工夫~という大会主題のもと、
授業研究会、小学部の分科会に参加し情報交換してきました。
小学部3年の国語の授業で、「ありが散り散りになる」等の表現を
児童が理解できるために、ありや石の絵カードを用いてボードに
貼り付けながら説明するといった分かりやすい工夫を随所に
見ることができました。分科会が終了すると、参加教員は地元の
新聞記者に取材されたそうです。
後日、研究会の様子が新聞掲載され、岐阜聾学校の先生より
参加教員の発言も載っていたとFAXをいただきました。
ご連絡をありがとうございました。また機会があれば伺いたいです。

ご協力に感謝します。

 
 
1月19日(火)は、授業参観、PTA奉仕活動、全体懇談会が
ありました。ご多忙の中、3年生、5年生の保護者が参加され、
校内の窓ガラス磨きをしていただきました。作業をしながら、耐震工事後の
きれいになった校舎に驚かれていた保護者のお二人でした。
第3学期全体懇談会では、今年度の学校ビジョンに対する
アンケート集約について教頭より説明がありました。日頃の取り組みを
パワーポイントで視覚的にお伝えし、充実した学校生活を送っていることに
安心されていました。読書活動や学力向上に引き続き力を入れ、
交流及び共同学習もさらに充実させていくことを、学校と家庭相互に
確認することができました。

「食べること」は大切です!

 
 
全体懇談会と象実には食育教室、親子給食会も開催しました。
会津大学短期大学部食物栄養学科の鈴木秀子先生をお迎えし、
親子で「食べること」の大切さをについて学びました。
紙芝居や食べ物の働きを示す円グラフを用いて、視覚的に大変
分かりやすく、食事をする環境やバランス良く食べること、
食べものは4つのエネルギーになること等を説明して下さいました。
秀子先生が優しく投げかける質問に、児童は考えながら答え、
保護者からも家庭で出すおやつの内容について質問が出ていました。
先生にはFM補聴システムのマイクと音声認識システム「こえみる」の
マイク両方を装用していただきました。声をより確実に耳へ伝える支援と、
音声を可視化する支援をしながら、情報がより伝わりやすい環境づくりに
配慮して食育教室を進めました。
保護者の事後アンケートには、「家庭ではうまく説明できない内容を
子どもに分かりやすく説明してもらい、とても勉強になりました。」と
回答がありました。
秀子先生、大変お世話になりました。

僕たちが考えたリクエスト献立です!

 
食育教室の後には親子給食会がありました。
講師の鈴木秀子先生、保護者と一緒に、自分たちが考えた
リクエスト献立の給食をいただきました。
メニューは、【ご飯・卵スープ・鶏の唐揚げ・白菜のクリームシチュー煮・
みかん・牛乳】でした。
バランスのよい献立になっているか、前時の食育教室で
秀子先生に見ていただくと、赤・緑・黄色の食品群にバランスよく
食材が入っており、合格をいただきました!!
食事中は、「意識してよく噛むと、食材の味がわかりますよ。」と
アドバイスを頂きました。また、保護者には、「味噌汁の具など
あえて大きく切ることで、よく噛むことを促せます。」とすぐに
実践できる声かけもして下さっていました。
お母さんと一緒で、笑顔いっぱいの美味しい親子給食会となりました。

年賀はがきで ごあいさつ!


   
2学期の終わりに、総合的な学習の時間で、居住地校交流先の
松山小学校3年生あてに年賀状を書き、投函しました。
すると、本日、松山小学校3年生の皆さんから、たくさんの年賀状が
届きました。
年賀状には、いろいろなキャラクターが描かれていたり、前回の交流で
行った豆腐づくりや一緒に遊んだ『王様ジャンケン』が楽しかったこと等が
書かれたりしていました。3年生は、1枚1枚うれしそうに読んでいました。
松山小学校3年生のみなさん、楽しい年賀状をありがとうございました。
次の交流も楽しみにしています。

有意義な3学期に!

 

2名の児童が元気に登校し、新年のあいさつを先生方と
交わして3学期をスタートしました。
第3学期始業式では、芳賀分校長先生より
「あっという間に過ぎてしまう3学期ですが、目標を
もって取り組んでいきましょう。」とお話をいただきました。
「冬休みの思い出」発表では、映画館で映画を見たことや
クリスマスの出来事について、楽しさを思い出し笑顔で
発表していました。
始業式の後には、分校長先生からも発表がありました。
その内容とは・・・。(次をご覧下さい)

象に乗ってみたいな!

 
 
分校長先生は、この冬休みに『スリランカ』に行かれました。
会津養護学校の先生が現在、青年海外協力隊員として
活動しているためです。
パワーポイントで、日本からの行き方やスリランカの様子、
障がい児支援センターのこと等について、写真をたくさん
見せていただきました。
象の背中に乗ることができる、と知ると、児童は「どうやって
象の背中に乗ったのですか?」と質問していました。
スリランカの紙幣や硬貨を見せてもらい、20ルピー札を手に
すると、じっくり観察していました。また、スリランカのあいさつ
『アーユボーワン』を教わり、皆であいさつし合ったりしました。
年始めに、異国の文化に触れる貴重な体験となりました。