令和6年度日誌

令和6年度日誌

小1居住地校交流「会津若松市立謹教小学校運動会」へ参加しました(10月13日)

登校すると、1年1組の黒板には紅白に分かれて一人ひとりの意気込みが書かれていました。
会津校1年生も意気込みを書き込み、気合が入りました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ運動会が始まりました。
開会式では謹教小学校の校長先生より、聴覚支援学校会津校の1年生が交流で参加していることの紹介をしていただきました。
地域の皆様に居住地校交流を知っていただく貴重な機会となりました。この場をお借りして感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

全力で走り切った50m走では「2等」、チャンス走では1年2組の先生のお面をかぶり、仲良く手をつないでゴール!
どの競技も集中して力を出し切ることができました。

 

 

 

 

 

ダンシング玉入れでは、ねらいを定める真剣な表情と、かわいらしい振付で高学年から歓声が上がる場面がとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 「自分が出る競技だけでなく、チームの応援を頑張ろう。」と朝の会で先生から聞いたことをしっかり意識していた1年生たち。
得点板を見ながら、会津校の1年生も友達と大きな声で応援を頑張り、赤組が勝つとハイタッチをしていました。

 

 

 

 

 

 

閉会式の得点発表では、みんな祈るように得点板に注目していました。結果は・・・・!?
赤組の勝利でした。万歳をして喜ぶ赤組。勝利を称え拍手を送る白組。
どちらも最後までよく頑張った運動会でした。
帰り際、12月に予定している交流でまた会えることを楽しみに、友達とあいさつをした会津校の1年生でした。

 

 

 

 

 

 

友達との活動を通して「地域で共に学び、共に生きる」ことのすばらしさを実感できた1日でした。
謹教小学校の校長先生をはじめ、先生方、地域の皆様、大変お世話になりました。
たくさんの応援をいただきありがとうございました。

「第2回手話に親しむ全体自立活動~劇を楽しもう~」がありました(10月9日)

福島県聴覚障害者協会会津支部の方3名、全国手話通訳研修会福島支部会津班の方3名をお迎えして、学習をしました。

今回は、10月19日(土)に実施される会津支援学校・聴覚支援学校会津校合同文化祭「パワー祭り」のステージ発表で行う劇「おおかみと 7ひきのこやぎ」を見ていただきました。
来校された6名の方々は、笑みを浮かべながら、ときには子どもたちの演技を真剣なまなざしで見守ってくださいました。

劇の終了後に、一人ずつ感想を伝えていただきました。
よかったところとして、「いろいろなことばを手話で覚えていた。すごい!」「顔の表情と動きがよかった。」「劇を楽しそうにしていてよかった。」「とても楽しくて見入った!」などのことばかけをしてもらいました。褒められた子どもたちはとても喜んでいました。

また、練習するといいところとして、次のようなアドバイスもいただきました。
「顔をお客さんに向けて話すといい。お客さんを見ましょう!」「手話を大きく、はっきりとやってみよう。」「体育館は広いので、もう少し大きな動きでやってみよう。」「手話をゆっくり、ていねいにあらわすといい。」
お話する皆さんの顔に注目して、真剣に話を聞く子どもたちでした。

本番に向けて、いただいたアドバイスを意識しながら練習を頑張ります。
6名の皆様、会津校においでくださり、ありがとうございました。

小1居住地校交流「会津若松市立謹教小学校」へ参加しました(10月2日)

1学期は交流学級の1年1組の友達と手紙のやりとりをしながら間接交流をし、お互いに「早く会いたいなぁ。」と楽しみにしていました。
登校すると、黒板に歓迎のメッセージが書かれており、1年1組のみんなが笑顔で迎えてくれました。

1校時は、1年1組・2組合同で一緒に勉強しました。聴覚支援学校会津校のことを紹介したり、「補聴器のこと」や「聞こえにくい友達への関わり方」について、映像を見ながら集中して説明を聞いたり、グループで話し合ったりしました。

 

 

 

 

 

 

2校時と5校時の体育では、運動会に向けた練習を行いました。
会津校の運動会でも経験のある「ダンシング玉入れ」や「50m走」、「チャンス走」の種目があります。
10月13日の運動会本番に向けて、みんな、全力を出していました。

 

 

 

 

 

 

3校時の生活では、運動会の練習を振り返りながら、運動会で頑張りたいことと好きな物を自己紹介し合いました。
会津校の1年生は「50m走ではやくはしりたいです!」と意気込みを発表しました。

 

 

 

 

 

 

4校時の国語は、新しい下の教科書にある詩「ともだち」をみんなで音読し、ともだちについて考えたことを発表しあいました。
みんなの優しい気持ちが伝わる素敵な学習でした。

 

 

 

 

 

 

学習場面だけでなく休み時間や給食の時間、今回は予告なしの避難訓練も一緒に体験することができ、大変充実した交流でした。
謹教小学校の皆さん、一緒に勉強したり遊んだりできて、とても楽しい一日でした。
どうもありがとうございます。
そして、校長先生をはじめ1学年の担任の先生方を中心に大変お世話になりました。
運動会当日もどうぞよろしくお願いいたします。

幼稚部「『しらうめ幼稚園』との交流および共同学習」に参加しました(10月1日)

認定こども園子どもの森「しらうめ幼稚園」運動会が行われました。
9月17日から会場である鶴ヶ城体育館での練習に参加し、3、4歳児にとっては大勢の人の中で行われる運動会は初めてではありましたが、それぞれ楽しく交流のクラスの友達と一緒に参加することができました。
徒競走や、親子競技、しらうめ幼稚園全員で行われるフィナーレのダンスは、それぞれの役の衣装を身にまとい、とても可愛らしく踊ることができました。

小小学部3・5年「校外水泳教室」へ行ってきました(9月25日・27日)

河東にある会津若松市コミュニティープール「♪(おんぷ)~る」へ、タクシーに乗って行きました。
タクシー代は、後援会より補助していただきました。

今回参加したのは、小学部3年生と5年生で、それぞれ自分の目標をもって臨みました。
水の中に入るときには、児童は補聴器や人工内耳を外します。
音の情報が少ない中ですが、手話で説明や指示をする教員をよく見て活動内容を理解することができました。
これまで学校で練習したことを、25mプールを使ってのびのびと泳ぎ、どこまで泳いで進むことができるのかを確認しながら取り組みました。

昨年も参加した二人ですが、昨年に比べるとより深く潜ったり長い時間潜ったり、自分の力で進める距離が長くなっているのを感じました。
児童は、今回の水泳教室を通して自分自身の成長を感じて自信がついたようです。
加えて、もっと泳げるようになりたいと口をそろえて意気込みを語っていました。
また来年もがんばってほしいと思います。

「第2回公開学習会・第1回校内研修会」を開催しました(9月20日)

今回は、東北福祉大学教授の大西孝志先生よりお話をいただきました。
大西先生には、長年、会津校の幼児児童のみならず、早期教育相談についてもご助言をいただいております。

午前中は、会津校教員の授業研究を行い、国語や算数、家庭科の授業を参観いただきました。
事後検討会では、次の授業に生かすための多くの視点を得ることができました。

午後の公開学習会では、言語聴覚士や作業療法士、教育委員会の方や保健師、スクールソーシャルワーカー、こども園や保育園の先生方など多くの関係者の方々が参加されました。
聴覚障がいを扱ったドラマ等の紹介や日曜劇場に見る「特別支援教育」といった切り口から、多様性(ダイバーシティ)や包摂性(インクルージョン)を考える機会をいただきました。

以下、参加者の感想を一部紹介します。
「多様性や包摂性について理解する良い機会になりました。」
「指導上の工夫についてもわかりやすく教えていただき、今後の仕事場面に生かしていきたい。」
「新たな発見が多く、とても勉強になりました。今後の支援の参考にしたいと考えます。」
「日常での経験が言葉の理解につながるため、日常の関わりが大切なのだと知ることができました。」
「関わり方を工夫しながら保育を行いたいと感じました。学び続けていきたいです。」

聴覚障がいのある子供たちのことばを育てるため、様々な経験とそこへの意味づけを大事にした関わりを行っていきます。

「秋の交通安全教室」がありました(9月18日)

今年度2回目の交通安全教室を行いました。
出発前には、歩道の歩き方を確認しました。
昨年、学校を出発した後に雨が降ってきたことを考慮して、今年度はみんな傘を持って出かけました。
コースを回って学校前の横断歩道に差し掛かった頃に、雨が降り出し傘の出番となりました。
傘を差しての歩行練習にもなり、よい学習ができました。

 

「小学部(5・6年)本分校合同宿泊学習」がありました(9月12日・13日)

福島県郡山自然の家で、1泊2日の宿泊学習に行ってきました。
1日目は「室内サーキット」「野外炊飯」「キャンプファイヤー」に取り組みました。
室内サーキットでは、たくさんの遊具を使って体を動かすことができました。
野外炊飯では、グループのみんなと協力して、薪を使って火を起こしたり、ご飯やカレーを調理したりすることができました。
キャンプファイヤーでは、火の神様を迎え、火を見ながらダンスをして笑顔で活動することができました。

2日目は「グランドゴルフ」「アーチェリー」に取り組みました。
グランドゴルフでは、ホールポスト(ゴルフボールを入れるところ)を目指して、力を加減しながらクラブを振って活動することができました。
アーチェリーでは、的をしっかりとねらって、弓を引いて矢を放つことができました。

本分校合同宿泊学習を通して、本分校の友達と協力することの大切さや集団を意識しながら行動することの大切さを学びながら、楽しい思い出が作ることができました。
「楽しかったね。また来年会おうね。」という言葉をかけあう様子がとても印象的でした。

「幼稚部第2学期始業式」が行われました(8月30日)

始業式では、分校長先生から、2学期に頑張ってほしいこととして、「あいさつを自分からしよう」、「がんばることを決めて生活しよう」 の2つのお話がありました。

その後、一人一人、夏休みの絵日記を小学部の児童の前で発表しました。
それぞれ、虫取りのお話、防災訓練で消防車に乗ったお話、科学館へ行ったお話を、担任の先生と元気に発表できました。
小学部のみんなが大きな拍手をしてくれて、幼稚部さんはとても嬉しそうでした。

2学期も幼稚部の幼児と小学部の児童が、学び合う様子をお伝えしたいと思います。

「たなばた展表彰式」がありました(8月23日)

小学部の第2学期始業式後に、たなばた展の表彰式がありました。
硬筆の部で小学部1年生が奨励賞を受賞し、賞状と盾を校長先生より授与されました。
毛筆の部に出品した小学部3年生から6年生は、銀賞を受賞しました。

どの作品も、書写での学習の成果が見られ、作品を見た校長先生や分校長先生から
「上手に書けているね。」「練習をがんばったんだね。」と感想をいただきました。
冬の「書きぞめ展」にも、取り組む予定です。