令和6年度日誌

2024年9月の記事一覧

小小学部3・5年「校外水泳教室」へ行ってきました(9月25日・27日)

河東にある会津若松市コミュニティープール「♪(おんぷ)~る」へ、タクシーに乗って行きました。
タクシー代は、後援会より補助していただきました。

今回参加したのは、小学部3年生と5年生で、それぞれ自分の目標をもって臨みました。
水の中に入るときには、児童は補聴器や人工内耳を外します。
音の情報が少ない中ですが、手話で説明や指示をする教員をよく見て活動内容を理解することができました。
これまで学校で練習したことを、25mプールを使ってのびのびと泳ぎ、どこまで泳いで進むことができるのかを確認しながら取り組みました。

昨年も参加した二人ですが、昨年に比べるとより深く潜ったり長い時間潜ったり、自分の力で進める距離が長くなっているのを感じました。
児童は、今回の水泳教室を通して自分自身の成長を感じて自信がついたようです。
加えて、もっと泳げるようになりたいと口をそろえて意気込みを語っていました。
また来年もがんばってほしいと思います。

「第2回公開学習会・第1回校内研修会」を開催しました(9月20日)

今回は、東北福祉大学教授の大西孝志先生よりお話をいただきました。
大西先生には、長年、会津校の幼児児童のみならず、早期教育相談についてもご助言をいただいております。

午前中は、会津校教員の授業研究を行い、国語や算数、家庭科の授業を参観いただきました。
事後検討会では、次の授業に生かすための多くの視点を得ることができました。

午後の公開学習会では、言語聴覚士や作業療法士、教育委員会の方や保健師、スクールソーシャルワーカー、こども園や保育園の先生方など多くの関係者の方々が参加されました。
聴覚障がいを扱ったドラマ等の紹介や日曜劇場に見る「特別支援教育」といった切り口から、多様性(ダイバーシティ)や包摂性(インクルージョン)を考える機会をいただきました。

以下、参加者の感想を一部紹介します。
「多様性や包摂性について理解する良い機会になりました。」
「指導上の工夫についてもわかりやすく教えていただき、今後の仕事場面に生かしていきたい。」
「新たな発見が多く、とても勉強になりました。今後の支援の参考にしたいと考えます。」
「日常での経験が言葉の理解につながるため、日常の関わりが大切なのだと知ることができました。」
「関わり方を工夫しながら保育を行いたいと感じました。学び続けていきたいです。」

聴覚障がいのある子供たちのことばを育てるため、様々な経験とそこへの意味づけを大事にした関わりを行っていきます。

「秋の交通安全教室」がありました(9月18日)

今年度2回目の交通安全教室を行いました。
出発前には、歩道の歩き方を確認しました。
昨年、学校を出発した後に雨が降ってきたことを考慮して、今年度はみんな傘を持って出かけました。
コースを回って学校前の横断歩道に差し掛かった頃に、雨が降り出し傘の出番となりました。
傘を差しての歩行練習にもなり、よい学習ができました。

 

「小学部(5・6年)本分校合同宿泊学習」がありました(9月12日・13日)

福島県郡山自然の家で、1泊2日の宿泊学習に行ってきました。
1日目は「室内サーキット」「野外炊飯」「キャンプファイヤー」に取り組みました。
室内サーキットでは、たくさんの遊具を使って体を動かすことができました。
野外炊飯では、グループのみんなと協力して、薪を使って火を起こしたり、ご飯やカレーを調理したりすることができました。
キャンプファイヤーでは、火の神様を迎え、火を見ながらダンスをして笑顔で活動することができました。

2日目は「グランドゴルフ」「アーチェリー」に取り組みました。
グランドゴルフでは、ホールポスト(ゴルフボールを入れるところ)を目指して、力を加減しながらクラブを振って活動することができました。
アーチェリーでは、的をしっかりとねらって、弓を引いて矢を放つことができました。

本分校合同宿泊学習を通して、本分校の友達と協力することの大切さや集団を意識しながら行動することの大切さを学びながら、楽しい思い出が作ることができました。
「楽しかったね。また来年会おうね。」という言葉をかけあう様子がとても印象的でした。