令和6年度日誌

2024年7月の記事一覧

「みみちゃん教室体験会&座談会」を開催しました(7月30日・31日)

今回は、みみちゃん教室を利用し初めて間もないお子さんとご両親が参加されました。
普段は、ママとお子さんでのみみちゃん教室ですが、パパにも加わっていただき、親子のスキンシップ遊びや音遊びを体験していただきました。


ご家庭にはない玩具で遊ぶ様子や音遊び、歌遊びでお子さんが歌や楽器の音に興味をもち、「もっと!」と求める様子を見ていただくとともに、実際に一緒に遊ぶ中で、言葉かけやかかわりを体験していただきました。


後半は、言葉を育てるために家庭で取り組めることについて、例を挙げて紹介しました。
また、保護者さんからの幼稚部に対する質問にお答えするとともに、活動例を挙げて日課表や交流学習について説明しました。


今回は、個別に体験していただきましたが、みみちゃん教室では、年齢の近いお子さんのグループ活動を設定し、保護者さん同士の関係作りの場も提供しています。


みみちゃん教室では、子育てや聞こえや言葉について、「ちょっと詳しく知りたいな」というママやパパを応援します。
相談は無料です。
0242-22-1286までご連絡ください。

「第1回公開学習会」を開催しました(7月26日)

今回は聴覚障がい教育に長年携わっていらした松本末男先生(公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会 専務理事)よりお話をいただきました。

午前中は、松本先生を囲んで会津校教員の日ごろの課題をじっくり聞いていただく貴重な時間をいただきました。
私たちの言葉に耳を傾けて、一人ひとりの強みに着目して助言を
いただき、大変心強かったです。

午後からの公開学習会では、本校保護者をはじめ、言語聴覚士、スクールソーシャルワーカー、保育園・小学校の先生方など多くの関係者の方々が参加されました。
テーマ「きこえにくさのあるこどもたちのキャリア発達」のもと、松本先生のこれまでの実践事例を多数交えながらお話くださり、将来を見据えて何が必要かを考える機会をいただきました。

以下、参加者の感想を一部紹介します。
「事例を通してのお話があり、理解しやすかったです。」
「毎日もっとしっかり話を聞いたり、会話のキャッチボールをしようと思いました。」
「気持ちを伝えることが一番重要であること、コミュニケーションにおいて愛情が大切であると改めて感じました。」
「信頼感をベースに、将来に向けた総合力を育てることが、進路選択の可能性を広げるというエピソードが素敵でした。」
「保護者、行政関係者両方の立場としてもとてもよいお話でした。もっと多くの保護者・先生方にも聴いてもらいと思いました。」

心が育てば、言葉は育つ。
子どもたちを取り巻く環境の一つである私たちが、いかに子どもの思いを汲み取り言葉にできるか。
ゆたかな言葉の育ちを目指していきたいです。

「心肺蘇生法実技研修会」を行いました(7月22日)

会津若松消防本部救急救命士の方を講師としてお招きし、教職員を対象に心肺蘇生法実技研修会を実施しました。
心肺蘇生法やAEDの使用方法、誤飲時の対応等、具体的な場面を想定しながら研修をすることができました。
「強く・速く・絶え間なく」をキーワードとして、胸骨圧迫の力加減やテンポ等、詳しく教えていただきました。
職員一人一人が子どもたちの命を守るための有意義な時間となりました。

「PTA親子体験活動」がありました(7月14日)

今年度は保護者のご協力のもと「お茶を楽しむ体験会」を行い、茶道の知識について学びながら、みんなでお抹茶をたてて飲みました。
茶道の先生のお抹茶をたてる様子を見て驚いた表情を浮かべたり、実際にお抹茶を飲んで「おいしい。」と周りの人に伝えたりする様子が見られました。
また、保護者同士や子ども同士で会話を楽しみ、交流を深めることができ、とても充実した体験活動となりました。
保護者の皆様には、体験活動の準備や運営にご協力いただき、本当にありがとうござました。

「幼稚部体験会」がありました(7月11日・12日)

 

みみちゃん教室を利用しているお子さんと保護者の方や地域のこども園等の先生が参加されました。

幼稚部の朝の会に参加し、幼児のみなさんは、幼稚部のお兄さん、お姉さんをモデルに、名前を呼ばれて先生とタッチしたり、給食の献立を見て食べたいものを指さしたりすることができました。
リズムダンス「パイナポー体操」も興味津々で、初めは、画面をじっと見つめていましたが、次第に体が動きだし、にこにこ笑顔になりました。
幼稚部の年少さん、年中さんは、小さいお友達に優しく接し、いつもにまして張り切ってあいさつや返事をしていました。

後半は、保護者の皆さんからの幼稚部に対する質問にお答えするとともに、活動例を挙げて日課表や交流学習について説明しました。
参加された保護者の皆さんには、2年後、3年後の我が子の成長をイメージしていただく機会になったことと思います。