令和6年度日誌

「第1回公開学習会」を開催しました(7月26日)

今回は聴覚障がい教育に長年携わっていらした松本末男先生(公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会 専務理事)よりお話をいただきました。

午前中は、松本先生を囲んで会津校教員の日ごろの課題をじっくり聞いていただく貴重な時間をいただきました。
私たちの言葉に耳を傾けて、一人ひとりの強みに着目して助言を
いただき、大変心強かったです。

午後からの公開学習会では、本校保護者をはじめ、言語聴覚士、スクールソーシャルワーカー、保育園・小学校の先生方など多くの関係者の方々が参加されました。
テーマ「きこえにくさのあるこどもたちのキャリア発達」のもと、松本先生のこれまでの実践事例を多数交えながらお話くださり、将来を見据えて何が必要かを考える機会をいただきました。

以下、参加者の感想を一部紹介します。
「事例を通してのお話があり、理解しやすかったです。」
「毎日もっとしっかり話を聞いたり、会話のキャッチボールをしようと思いました。」
「気持ちを伝えることが一番重要であること、コミュニケーションにおいて愛情が大切であると改めて感じました。」
「信頼感をベースに、将来に向けた総合力を育てることが、進路選択の可能性を広げるというエピソードが素敵でした。」
「保護者、行政関係者両方の立場としてもとてもよいお話でした。もっと多くの保護者・先生方にも聴いてもらいと思いました。」

心が育てば、言葉は育つ。
子どもたちを取り巻く環境の一つである私たちが、いかに子どもの思いを汲み取り言葉にできるか。
ゆたかな言葉の育ちを目指していきたいです。