ようこそ!福島県立聴覚支援学校会津校 | |||||
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。 ◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) ※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286 |
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2020年2月の記事一覧
幼稚部にお客様が来たよ
2月27日(木)、幼稚部に会津若松市在住の絵本作家「やまのゆきこさん」をご招待しました。5歳児の卒業祝いということで、ご自分の執筆した絵本「きみのそばにいるよ」を読んでくださったり、一緒にお絵かきをしてコースターを作ったりしました。のびのびと描くことを満喫し、お礼に得意なももたろうのお話を披露した5歳児の姿には『表現する楽しさ』があふれていて、山野さんとの時間がとてもよいものだったことを感じさせられました。
たくさんの資格をお持ちになり、いろいろなことに挑戦している山野さんから、エールを送っていただき、5歳児は、もちろん、進級を控えた小学部の二人も教職員もいい刺激を受けました。
山野さん、子どもたちや学校への絵本のプレゼント、本当にありがとうございました。
親子で読んで、自分で読んで・・・と、みんなで楽しみたいと思います。
第9回居住地校交流(4年)
2月19日(水)、坂下東小との交流を行いました。今回は1校時から6校時まで交流を行いました。
1時間目の国語では、グループごとに調べた内容を報告する「発表会」を行いました。坂下東小の友達が、色分けしたり円グラフを使ったりして分かりやすくまとめていて、会津校の児童にとって良い刺激となったようでした。会津校児童も途中まででしたが、分かった内容を堂々と発表してくることができました。
6時間目はお楽しみ会ということで、みんなでジェスチャーゲームをしました。会津校児童も生き生きと表現し、自分の表現を友達にも積極的にやってみせる等、楽しむ姿が見られました。授業以外の場面ではクラスの友達の方から声を掛けてもらったり、遊びに誘ってもらったりすることもあり、「折り紙に誘ってもらえて嬉しかったです。」と感想を述べていました。
今年度予定されていた交流は今回で最後となりました。坂下東小学校の皆様には、今年度一年間を通して大変お世話になりました。ありがとうございました。
幼稚部:おひなさまを作ったよ
幼稚部では、3月3日のひな祭りに合わせて、自分でも「おひなさま」を作りました。「空き缶で作るか、空き瓶で作るか」と材料を家族と相談して準備し、交流日にお友達と一緒に仕上げをするために計画的に取り組みました。
自分で決めた空き瓶に、おばあちゃんにも協力していただいた素敵な布で着物を着せ帯を締めました。また、子どもの森のお友達の作り方を参考にして、烏帽子や刀、冠を作ってついに完成!!
とてもかわいいおひなさまです。
入賞、おめでとう!
今週の児童会では書き初め展と合奏コンクール入賞の表彰がありました。書き初め展では、4年生が奨励賞となり、賞状と盾をいただきました。会議室に4年生の書が飾ってあります。
また、第31回全国聾学校合奏コンクールでは「審査員奨励賞」をいただきました。実は、二次審査収録の時期に児童がインフルエンザにかかり、十分に練習ができない状況もありました。しかし、今年度初めて参加した1年生と、入賞を目指して励んできた4年生が最後まで頑張った結果だと思います。審査の講評にも、二人の音楽を楽しむ姿を評価していただいたコメントがありました。
「よく二人の心が合っていて感心させられました。とても楽しそうです。二人がしっかり融和し、さらに、ほのぼのとした演奏になっています。」
『音の数は少ないですが、しっかりと聴かせるものを持っていました。』
「ミュージカルでマリアが子供たちに音楽の素晴らしさを伝えるシーンそのままの楽しい演奏でした。二人の合わせ方が絶妙でした。」等々。
児童達の日々の様々な取り組みがこのように評価され、会津校みんなで喜んでいます。
ALTのアビー先生が来校!
2月14日(金)5校時、ALTのアビー先生との外国語活動でした。アビー先生とは初対面でしたが、自己紹介の場面から4年生は笑顔が見られ、リラックスした雰囲気の中、授業が始まりました。
アメリカのどの州出身であるかを地図を見ながら当てる場面では、区分けされた色をヒントに出してもらい、見事当てることができました。
インディアナ州の様子を画像で見せていただきながら、会津と違って山が全くない広大な景色に驚いたり、アビー先生の家族やペットを紹介してもらったりしました。アビー先生がその都度4年生に質問をすると、既習の英語を使いながら堂々と答える姿が印象的でした。
ビンゴゲームでは、出題者(英単語を読む)と解答者(英単語を聞き取る)を交互に体験して2回ゲームをして、4年生が勝利しました。
Miss.Abigail, Thank you for the wonderful class!
大西先生を囲んでの座談会&講演会 その2
午後の部では、在校生の保護者を対象とした個別の懇談会を実施しました。保護者の方々が、日頃の子育てで気になっていることや悩んでいることなどを大西先生に相談させていただきました。大西先生と時間を忘れるほど熱心に話をすることができ、保護者の方々にとって、とても充実した時間となりました。今後も、大西先生と保護者の方々が話をする機会を設けていきたいと思います。
また、教職員を対象とした講演会では、「カリキュラム・マネジメントを通した教育活動の質の向上」というテーマでご講演をいただきました。講演会でお話していただいたことを会津校の教職員一人一人の専門性の向上につなげ、「教育課程の編成・実施・評価・改善を通した分かる授業の提供」を目指していきたいと思います。
大西先生、本当にありがとうございました。
大西先生を囲んでの座談会&講演会 その1
東北福祉大教授の大西孝志先生をお招きしての座談会と講演会を開催しました。本日の座談会(午前の部)には、会津校へ教育相談に通っている保護者3名がお集まりくださいました。保護者同士は今回が初対面であったため、まず自己紹介から始めました。温かいお茶を飲みながら、少しでもリラックスしていただけるようにと、座談会はいつものみみらんど・會津で行いました。
今回の座談会は、前半に大西先生より具体的な資料と共にお話をいただき、後半は事前に保護者よりお寄せ頂いた質問に答えていただきました。
詳細については、地域支援センター(左記欄)にまとめてありますので、ぜひご覧下さい。
お子さんの年齢は1歳児からもうすぐ5歳児と幅はありましたが、どの年齢にも共通して大切なことをお話いただき、保護者の皆さんは共通して「今日からできることがあるのでやってみます!」と前向きで意欲的な感想を話されていました。1時間という大変限られた時間でしたが、中身の濃い会となりました。大西先生、ありがとうございました。
もうすぐひまなつり
節分の豆まきも終わり、立春が過ぎたので幼稚部はひな人形を飾りました。今年度は、お母さんと妹と三人で賑やかに飾りました。箱にしまってあった「しおり」の飾り方を見ながら男雛と女雛の左右を確認したり、「牛はこっち!」「鏡はここ!」とお道具の位置を決めたりするのも楽しかったです。
3月3日は、ちょうど幼稚部のお別れ会です。ひしもち風のちらし寿司で今までお世話になった上級生や先生方をおもてなしします。卒業を前に、成長した姿をお雛様にもみてもらえる楽しい「ひなまつり」になることと思います。
雪遊び・スキー教室
2月10日(月)、雪遊び・スキー教室を実施しました。
当初は1月31日(金)に予定していましたが、暖冬の影響で、2月10日(月)に延期しての実施となりました。当日は、天候にも恵まれ、磐梯山がくっきりと見える中での活動となりました。
雪遊びグループは、そりすべり用のゲレンデで、急な斜面をそりで滑ったり、雪遊びをしたりしました。学校のそりすべりでは体験できない、速いスピードを体験し、笑顔を浮かべながら活動する姿が見られました。雪遊びでは、雪の感触を味わいながら、スコップで雪を掘ったり、雪の中に隠れている宝を一生懸命に探す姿が見られました。
スキーグループは、久しぶりのスキーだったこともあり、始めはスキーのはき方や斜面の登り方を確認しました。慣れてきたところで、足をハの字の形にして、しっかりとスピードをコントロールしながら滑る練習をしました。午後はリフトに乗って、午前に学習したことを生かしながら滑ってくる活動に取り組みました。充実した表情を浮かべながら活動する姿が見られました。
子どもの森『道しるべ展』
2月8日(土)、いつも交流している認定こども園「子どもの森」で一年に一度の作品展「道しるべ展」が開催されました。会津校の5歳児も、この日に向けて一緒に作品作りをしたり、展示を手伝ったりして、当日を楽しみにしていました。
年長さんになった今年は「自分で両親を案内する」「友達の作品もしっかり見る」ことを目標にしていましたが、受付を済ませると早速父親の手を引き、木工作品→フェルト工作→絵画→粘土細工と各コーナーを回りました。また、それぞれの作品の所では「車」「恐竜」と自分が仕上げたものをご両親に説明をしたり、気に入った友達の作品を「電車」「アンパンマン」と紹介したりすることができて、鑑賞の力もついてきたことを感じました。
毎年、年齢別・季節毎に丁寧に飾られた作品、そして子どもたちの育ちを追うことができる展示に保護者も教員も感動する道しるべ展です。12日(水)の交流の日にはお友達と「片付け」をする予定です。制作から展示・鑑賞そして片付けまで・・・一連の流れの中で貴重な経験をたくさんすることができました。
体育専門アドバイザー来校
2月5日(水)、会津教育事務所の「小学校体育専門アドバイザー 武藏信介先生と内島聖先生に来校いただき、小学部体育科の授業へのご指導ご助言をいただきました。武藏先生は2学期に引き続き、2回目の来校となりました。
準備体操後、本時の主活動の一つ目「トランポリン運動」を行いました。子どもたちはトランポリン運動を行った経験がほとんどなく、不安な表情も見られましたが、武藏先生から実際に跳び方の見本を見せてもらい、「足下ではなく前を見ること」「膝を曲げて着地し跳ぶことを止めること」「体の軸をまっすぐにして跳ぶこと」「腕を回して跳ぶこと」などを教えていただきました。最初は、揺れるトランポリンの上で跳ぶのもやっとでしたが、武藏先生から子どもたち一人一人に応じた的確で分かりやすいアドバイスをいただいたことにより、バランスよく跳んだり、意図して跳ぶことを止めたりできるようになりました。また腕のつき方には十分に注意することを繰り返し指導していただきながら、膝落ち(両膝で跳ぶ)や腰落ち(おしりで跳ぶ)などにもチャレンジしました。4年生の児童は腰落ちから両足で立つことができるようになり、満面の笑みを浮かべていました。
主活動の2つ目は、「ジャベボール投げ(ジャベリックボールを使っての投げる運動)」です。ジャベボール投げも始めての体験でしたが、内島先生から、投げ方の見本を見せてもらいながら、身体の各部位の動かし方のポイントや子どもたちの投げ方を丁寧に確認しながら段階的な指導を行ってもらったことで、回数を重ねるごとに投げるフォームもきれいになり、投げる距離も伸びてきました。「ボールを高い位置で構えること」「腕を大きく振って投げること」「体全体を使って投げるイメージを持つこと」「ボールを手から離した後も大きな動作をすること」「イチロー選手が外野からバックホームへボールを投げるようにするといい!」など、楽しく分かりやすい指導をしていただきました。
武藏先生、ウッチー(内島)先生、今回も子どもたちが運動することを楽しく思え、達成感・満足感を得られる体育の授業の進め方や指導のポイントなど、数多くのことを教えていただき、本当にありがとうございました。
来年度も是非よろしくお願いいたします。
児童会:豆まき会
2月3日(月)は節分。会津校でも、みんな揃ってまめまきをしました。
児童会の行事ということで、4年生が1週間以上前からどんな活動をするかを考え、先生方とも役割分担をして準備を進めてきました。もちろん、下級生も各自、お面を作ったり、豆を入れる箱や升を作ったりして気合い十分!!
当日は、4年生が練習の成果を発揮して幼稚部や低学年にも分かりやすくパネルシアター「まめまきの由来」を披露し、子どもたちも教員も自分の心の中にいる「退治したい鬼」を発表しました。また、3年ぶりに真っ赤な鬼が金棒を持って登場し、会を盛り上げてくれたので、みんなで威勢良く豆まきをすることができました。
今日から立春。暦の上では、もう春です。子どもたちの元気な「鬼は外、福は内」のかけ声で、オニはこっそり逃げていったはずです!残り少ない今年度・・・寒さに負けず頑張りましょう。
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