ようこそ!福島県立聴覚支援学校会津校 | |||||
◇ 会津地域で唯一の聴覚に障がいがある子どもたちの専門教育を行う学校です。聴覚障がいに配慮しながら将来の大学進学や就労等の進路実現を目指し、 一人一人にていねいな学習指導を行っています。 ◇ 教育相談随時受付中 (学校見学だけでもどうぞ。) ※ お問い合わせ 福島県立聴覚支援学校会津校 地域支援センター 「みみらんど・會津」TEL・FAX 0242-22-1286 |
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2019年11月の記事一覧
只見線学習列車
11月28日(木)、子どもたちが楽しみにしていた「只見線学習列車」利用の校外学習が実施されました。今にも雪が降り出しそうな空模様でしたが,子どもたちは元気いっぱいに迎えのバスに乗り込み、あわまんじゅう作り体験を行う会津柳津町の岩井屋さんへ向かいました。お店の方に作り方を教えていただき、半球の器に生地とあんこを詰めて、あわまんじゅうを作りました。大きさや形は一人一人違いましたが、ふっくらと蒸し上がった熱々のあわまんじゅうの味は格別でした。
続いて柳津虚空蔵尊圓蔵寺参拝へ向かいました。小雪が舞い始め、冬の到来を感じるような寒さでしたが、子どもたちは元気に参道の階段を登り、添乗員さんへ教えてもらった参拝の約束を守って参拝することができました。圓蔵寺の境内から眺める只見川や山々の風景はとても情緒がありました。
参拝も終わり、バスに乗って会津川口駅へ向かい、停車していた只見線の列車に乗り込みました。発車の時刻になると金山町の関係者の皆さんがお見送りに来てくださり、子どもたちも、引率の教員もとても感激しました。
列車が出発すると、みんなが楽しみにしていた「JR只見線満喫弁当」をいただきました。会津のおいしいものや特産品がたくさん詰まったお弁当は色彩も鮮やかで、味も最高でした。1年生の児童は、一人でぺろりと全部食べてしまいました。お弁当を食べ終えると、「赤べこパンの絵付け」を行いました。赤べこの形をしたパンにチョコのペンで絵付けをして、愛らしくて、かわいい赤べこパンができました。会津柳津駅に到着すると、柳津町の関係者の皆さんがお見送りに来てくださっていて、またまた感激しました。また車内では、只見線ガイドの方が、只見線の絶景ポイントや沿線の見所、名産品などについて楽しく、分かりやすく説明してくださいました。
終点の会津若松駅に到着し、バスで学校へ帰校して校外学習が無事終了しました。とても充実した活動内容で、子どもたちも引率した教員も大満足の「只見線学習列車」となりました。 今回の「只見線学習列車」の行程企画、添乗していただいた「奥会津観光」様をはじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
補聴器点検・研修
11月25日(月)にブルーム郡山店の方が来校し、子どもたちの補聴器の点検を行っていただきました。今年度は補聴器の点検だけでなく、子どもたちが毎日学校や家庭で行っている点検の様子を見てもらい、ご指導をいただきました。指導の手立てや今後の課題を具体的に教えていただけて良かったと担任から感想がありました。補聴器を長く大切に使用していくためにも、定期的にお店でクリーニングをして下さいとお話がありました。
放課後は、ソノヴァ・ジャパン株式会社の方が来校し、教職員で補聴援助システムの研修会を行いました。今、会津校で使用している補聴援助システムを有効に活用していくために、いくつか事例をあげてみんなで話し合いをしました。例えば、「校外で補聴援助システムを使用すると風の音がうるさい・・。」この事例に対して、補聴援助システムのマイクを使用する人が風に当たらないように向きを変えたり、手でマイクを覆うようにしたりすると良いなどの助言をいただきました。
また教職員は受信機にイヤホンをつけ、子どもたちがどのように聞こえているのか実際に体験しました。会津校が使用している補聴援助システムはマイクの向きによって音の入り方が異なること等にもご助言をいただき、子どもたちのきこえの状態についての確認を丁寧に行っていくことの重要性を再確認でき、とても有意義な研修会となりました「ブルーム郡山店」様、「ソノヴァ・ジャパン株式会社」様、本当にありがとうございました。
第7回「橋の絵」コンクール受賞!
夏休みに取り組んだ宿題の一つとして、4年生が福島県橋友会主催 わたしのふくしま「ゆめのはし」2019
第7回「橋の絵」コンクールに出品した絵画が、特別賞をいただきました。
2年生の時にも入賞し、授賞式に参加する体験をしており、今回、2回目の受賞で大変喜んでいます。
残念ながら、11月9日(土)農業総合センターで行われた受賞式には都合でうかがえなかったのですが、
後日、橋友の会の方が学校へ賞状と記念品を届けて下さいました。
本日の児童集会で表彰され、みんなから拍手をもらった4年生。
花火を見上げる「ぼく」と、夜空に高く上がった花火が水面に映る様子を丁寧に描いた力作です。
どうぞご覧になって下さい。
第2回竹田校との交流会&フコク生命コンサート
第2回の会津校・竹田校交流は会津支援学校竹田校で開催しました。午前中は、久しぶりの対面でしたので自己紹介をし、その後に「イエス・ノークイズ」を楽しみました。2チームに分かれて、答えに関する質問をし、ヒントを得ながら答えを当てるゲームです。答えは、乗り物や果物、動物の中から選ばれており、何を、どのように質問すると、答えに近づけるのか、質問を考えることが難しかったようです。
ゲーム初めは互いに恥ずかしそうでしたが、次第に自分の考えを出し合い、協力しあって楽しんでいました。やりとりの中で、指文字に関心を示して使おうとしてくれる友達の姿も見られ、良いコミュニケーションが図られていました。お弁当の時間は、子どもたちや先生方とおしゃべりを楽しみながらおいしくいただきました。
午後は、竹田看護専門学校講堂にて、フコク生命主催のコンサート「きらめく音の音楽会」を鑑賞しました。ピアニストの田中梢さん、ソプラノ歌手の森美佳さん、フルート奏者の益田真理さん3名による素敵な演奏会でした。会津校からリクエストさせていただいた「虫の声」(文部省唱歌)やドレミの歌では、一緒に歌ったり、リズムを取ったりと参加型で楽しむこともできました。
つい先日、全国聾学校合奏コンクールの1次審査が通過したという知らせが届いたばかりの会津校なのですが、そのことをお伝えすると、「ぜひ一緒に演奏したかったわ!」と言って下さり、
大変嬉しかったです。この場をお借りして、コンサートを開催してくださったフコク生命様、演奏家の皆様に御礼申し上げます。
第2回の交流も楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
竹田校のみなさん、また来年も交流会でお会いしましょうね。
給食感謝の会
11月19日(火)主任栄養技師の穴澤さんをお招きして、給食感謝の会を開きました。会食の中では、『4年生が
好きな「カレー」を作るには肉を10㎏も使うこと』や、『一番作るのが大変なのはハンバーグやとんかつで、
学年に合わせた大きさに一つ一つ手作りしていること』などを教えていただきました。また、福島市から
届けてくれるパン屋さんや学校のそばで無農薬の米作りをしてくださっている農家の話も伺い、日々の給食は本当に
いろいろな方々に応援していただいていることを実感しました。いつも栄養のバランスや旬を意識したおいしい
献立を考えてくださる栄養士さんと、朝早くから一生懸命作ってくださる調理員さんには、子どもたちから感謝の
手紙を贈呈しました。
ちなみに食堂には、学校給食会から借用した「給食の歴史のパネル」も展示しました。 昭和生まれの先生と平成
生まれの先生では、食器や献立が違うことが分かるものでした。 これからも、おいしい給食をいただきながら、
子どもたちといろいろなやりとりをし、心も体も育てていきたいと思います。
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