令和6年度日誌

「おでかけまほろん」がありました(11月30日)

白河市の「まほろん」から2名の学芸員の方に講師として来ていただきました。
前半は、昔の人々の生活の様子を写真で遡り、土器や石器、銅鏡などのレプリカを手にとって観察しました。
竪穴住居や高床式倉庫の写真を見て、建物や道具の違いに興味津々でした。
また、古墳が当時の大王のお墓だという説明を聞き、その巨大さに身を乗り出し、目を丸くして見入っていました。
レプリカに触れることで、大きさや重さを実感し、当時の生活の大変さを感じることもできました。

後半は、勾玉づくりに挑戦しました。
滑石という石を削って、形を整えていきます。
削りすぎると形が崩れてしまうため、みんな、どんな形になっているのか確かめながら、慎重に削りました。
ひもを通して、古代のアクセサリーができあがると、満面の笑みがこぼれました。
「ピンクにしたい。」「赤にしたい。」と家庭に持ち帰って色づけすることを楽しみにしていました。

下校時に、着替えが終わるとすぐに首にかけ、大切に、大切に持ち帰る児童もいて、素敵な宝物になりました。
歴史の学習の初めの一歩が、素敵な時間になりました。