令和6年度日誌

「車いす体験(小4総合)」をしました(9月21日)

スロープの上り下りをしたり、トイレの便座に移乗したり、4年生が選択した生活の中の動作をしました。
車いすの友達を見ていてイメージはできていた様子でしたが、いざ乗ってみると目線が下がることでスロープの坂は「スピードが出てしまうし、一人で下りるのは少し怖いと思いました。」と言っていました。
また、トイレも普段使っている個室は入り口が狭く、入れなかったり、物が置いてあることで通れなかったりすることに気づくことができました。
さらに、車いすへの正しい乗り方を覚えると、他学年の友達に丁寧に教える様子が見られました。

教師が「2階に上がるためにどうすればいいかな?」と問いかけると、「エレベーターを使う!」といってエレベーターの場所を確認し写真を撮ったり、階段の昇降機を見て「これに座って2階にいけるのかな?」と興味をもって見たりするなど、校内のバリアフリーについても考えることができました。
今後は、福祉をテーマに「障がい理解」をねらいとして、居住地校での交流で同学年の友達と「ボッチャ」などのパラスポーツ体験や、聴覚障がいの聞こえや手話、指文字の学習を計画しています。