11月15日、16日の2日間、介護等体験生が来校しました。
小学部の3年、6年学級に所属しながら幼稚部の活動も参観してもらいました。

国語や算数の他に、自立活動の授業参観をしたり、音楽の時間では、ダンスが得意な体験生からヒップホップを
教えてもらったり、合奏コンクール一次審査のDVDを見て評価してもらったりしました。

また、休み時間は汗をにじませるほど動いて一緒に楽しく遊びました。
絵が得意な3年生が大好きなキャラクターの絵を体験生に渡したところ、美術が専門であったという体験生から、
とてもすてきなイラストをいただきました。
ダンスやイラストといった得意なものをもった体験生と、とても楽しく充実した2日間を過ごすことができました。
ぜひまた、会津校に遊びにいらしてくださいね。
11月14日(水)、坂下東小学校の3年生との第5回目の交流及び共同学習を実施しました。
前回の9月の交流から約2か月ぶりの交流となりましたが、坂下東小の子どもたちもとても楽しみにしてくれていた
ようで、にこやかに出迎えてくれました。
今回の交流では1校時の時間をいただき、会津校教員が難聴理解授業を行いました。子どもたちと、補聴器を
装用した場合の聞こえ方について学んだり、実際に聞き取りづらい状況で言葉を聞き取る体験をしたりしました。
会津校の3年生も、実際に聞き取りにくさを感じる場面についてみんなの前でしっかりと伝えてくることが
できました。どのようにすると伝わりやすいのか、坂下東小の子どもたちも真剣に考えてくれ、授業直後から
身振りも併せて伝えようとしてくれる子の姿も見られました。

それ以外にも、国語、算数、道徳の授業に参加してきました。各教科で、みんなの多様な考え方や意見に
触れることができ、学びをより深めることができました。
また、今回は昼休みの時間まで坂下東小で交流することができたため、業間休みにみんなと体を動かしたり、
給食を一緒に食べたり、昼休みにはドッジボールに誘ってもらって体育館で一緒に遊んだりと、授業以外でも
楽しく交流することができたようでした。
11月13日(火)、第3回愛校活動があり、全員でチューリップの球根とパンジーの苗を植えました。
今年は、大きな花壇を3年生と6年生にお願いし、6年生が中心になって苗をどの位置に植えるか3年生と
相談しながら進めていました。植える位置が決まった後、4歳児がお手伝いに来てくれて、
「掘っていい」「もっと深く掘って」などやりとりをしながら球根を植えていました。
5歳児は「黄色の花に水をあげて」と教員から依頼を受けると、じょうろに水を汲んできて言われた色の花に
水をあげていました。

終わりの会の時に、児童の2人から「協力して球根や苗を植えることができた」「春に花が咲くのが楽しみ」と
いった感想がありました。春が待ち遠しい一方で、6年生が卒業してしまうことにも話題に触れながら
第3回愛校活動を閉じ、葉が真っ赤に色づいたカエデの前で写真撮影をしました。
第4回愛校活動は大掃除を行います。みんなで協力して学校を綺麗にしたいと思います。

11月9日(金)、幼稚部の本分校交流会がありました。幼稚部の本分校交流は年2回の実施で、夏の水遊びに続いて、賑やかに集団遊びを経験してくることができました。
今回は初めて2名が別々のグループで始まりの会や終わりの会を行い、いつもとは違う友達や先生方の中で、話を聞いたり、やりたいことや楽しかったことを発表したりしました。また、「貨物列車」(つながり遊び)や「風船運びリレー」などにも積極的に参加することができました。

これまでよりも友達への意識が高まり、話しかけられたことに応じて好きなキャラクターを見せ合ったり、自分から遊びの輪の中に入り遊具を共有したりする姿が印象的でした。

楽しかったことを、写真や絵日記を通して早速お家の人ともやりとりしたそうです。今月下旬の児童集会でも、この本分校交流について一人一人思い出を発表する予定です。
交流運動会で「ももたろう」にちなんで衣装を着けて踊ったり、パワー祭りで「3匹のこぶた」に
なりきったりした幼稚部の二人は、今でも「へんしんごっこ」で盛り上がっています。
10月31日にはハロウィンにちなんで、今度は自分たちで衣装を作ってみました。

4歳児は赤いビニールを切って「口裂けマスク」を手作りし、5歳児はマントに大好きなアンパンマンのマークを
貼っていざ職員室へ!「おかしをちょうだい」と先生方にせがみますが、簡単にはもらえません。

チョコレートの包装紙の色やグミの味を聞かれると、一所懸命考えて「赤ちょうだい」「桃、食べたい」と
答えていました。工夫して作ったりやりとりを楽しんだり、ごっこ遊びを楽しんだりと元気いっぱいの幼稚部です。

11月1日(木)宮城教育大学教授の藤島省太先生に来校いただき、第2回の校内研修会を実施しました。
午前中に研究授業の参観をはじめ、幼児児童の様子をご覧になって頂きました。6年生の幼稚部時代から
ご存じである藤島先生は、一人一人の成長を伝えて下さり、私たち職員一同、とても嬉しく思いました。
郡山にある本校中学部職員2名の参加もあり、会津校の様子を知って頂く大変良い機会となりました。

午後の校内研修では、国語科の授業について参加者間で様々な意見交換をしました。また、藤島先生より
いただいた助言は、すぐに実践で活用できる内容であり、授業者だけでなく参加者全員にとって得るものが
多い研修会となりました。
その後には、校内研修テーマ「幼児児童一人一人の言葉の習得と学びを深めるための指導のあり方について」に
関して、藤島先生よりご講演をいただきました。

私たちが普段何気なく使っている「ことば」について、改めてそのはたらきを考える機会が得られたと同時に、
コミュニケーションをする上で大切にしなければならない要素も再確認することができました。
明日からの幼児児童とのやりとりに生かしていきたいと思います。
藤島先生、多くの教えをありがとうございました。
10月20日(土)、会津支援学校との合同学習発表会がありました。
会津校の幼児児童は、ステージ発表で劇「3びきの こぶた」を披露しました。
小学部6年生がお兄さんぶたでみんなをまとめ、3年生はオオカミ役、
幼稚部は弟、妹ぶたのトン吉、トン子役をいきいきと演じることができました。

劇発表後には、ボランティアとして来校してくれた会津短期大学部幼児教育学の学生さん達や後援会の皆様、
旧職員、保護者の方と記念撮影をしました。
そして、サプライズとして、小学部児童がクラブ活動で腕を磨いたマジックショーも開催しました。
2名の児童は緊張しながらも、これまでの練習の成果を発揮して、大喝采を受けていました。
イベント広場の「ヨーヨー釣り」は、今年度も大好評!お客さん達とのやりとりを楽しみながら運営することが
できました。

後援会の方々をはじめ、地域の方々、卒業生や交流園の先生方など関係する方々にたくさん応援して
いただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

幼稚部では春に続いて、秋にもかぶの収穫をしました。今回は、これまでになく大豊作!!
おいしそうで真っ白の大きなかぶを引き抜くことができた5歳児は早速「教頭先生~かぶ(を)とったよ。」と
中庭から職員室に声をかけて自慢していました。

パパの、ママの、おばあちゃんの・・・と自宅に持ち帰る分を袋に詰めても、まだまだあるので、
会津校の先生方や小学部のお兄さんにもおすそわけすることにしました。4歳児は「かぶ(を)3こ、えらんで。」
と説明し、農家の看板娘のようにてきぱきと袋に詰めました。
もちろん、恒例の試食会「かぶのサラダ」は二人ともおかわりするくらいでした!
