4月11日(金)に、入学した幼稚部3歳児と、それぞれ学年が1つ上がった幼児児童たちを祝う会がありました。4年生以上の児童会委員会が中心となり、話し合い活動を重ねて、会の内容を決めたり、役割分担をして当日を迎えました。
新入生に喜んでもらえるように選んだ活動は、「動物ジェスチャーゲーム」です。
幼稚部と小学部がペアになって、動物になりきって発表を楽しむ姿や、動物を当てようと集中して見ている姿がたくさん見られました。
新入生にも笑顔がたくさん見られ、始まった学校生活を楽しんでいることが伝わってきました。
さあ、これからも元気いっぱい、みんなで楽しい学校生活を過ごしていきましょう!




4月7日(月)に着任式と第1学期の始業式、そして、入学式が行われました。
3月には離任式で3名の先生方を見送りました。親しい先生方とのお別れに、寂しさを感じながらも、「どんな先生がいらっしゃるのだろう。」、「担任の先生は誰かなぁ。」と、新学期への期待を膨らませて初日を迎えました。
着任式で新しい先生をお迎えし、あいさつを交わす中で、不安が安心に代わり、幼児児童は、明日からの授業や活動を楽しみにしています。
また、入学式では、幼稚部に3歳児1名の入学生を迎えました。幼児児童代表の6年生が、「会津校では、好きなことがもっと好きになるし、新しいことをもっと知ることができるよ。」と迎える言葉をのべ、優しくお祝いの気持ちを伝えました。
小学部4名、幼稚部4名、計8名で令和7年度のスタートです!
今年度も聴覚支援学校会津校をよろしくお願いします。



3・5年生の校外学習で会津慶山焼さんにお世話になり、湯呑づくりを体験しました。
そのときに作った湯呑が長い時間をかけて出来上がり、子どもたちのもとにやってきました。
新聞紙で包まれた自分が作った「My湯呑」とのご対面は、ドキドキわくわくの表情を浮かべる子どもたち。
開けてみると「わーー!」と歓喜の声が響きました。よく見ると一つ一つ形や大きさが違うのです。
会津に残る伝統を大切にしながら、今後も自分の作った湯呑でたくさんお茶を飲んでほしいです。
改めて、会津慶山焼さん、ありがとうございました。




春らしい青空の下、幼稚部5歳児1名、小学部6学年1名の卒業式が行われました。
校長先生から幼稚部卒業生に保育証書、小学部卒業生に卒業証書が手渡されました。保育証書、卒業証書を手にした二人は、晴れやかな、どこか誇らしげな表情でした。
5年生が在校生を代表して、送る言葉を伝えました。遠足で、一緒に遊んで楽しかったこと、運動会やパワー祭りで協力したこと、宿泊学習の思い出など、卒業生との懐かしい日々を振り返り、これからの二人の活躍を願いました。
卒業生一人一人から別れの言葉があり、学校生活でできるようになったことや楽しかったこと、保護者のみなさんへの感謝の気持ちが述べられました。
PTA会長様をはじめ、後援会、同窓会、特別支援教育振興会のご来賓の皆さんや保護者の皆さんに見守られ、卒業生は新しい生活へ一歩を踏み出すことができました。
卒業生への記念品としてPTAから漢字辞典や計算機が、同窓会から証書フォルダーをいただきました。また、会場の飾りつけは後援会よりご協力いただきました。ありがとうございました。

今年度最後のピッキオさんの読み聞かせでした。
2月は、記録的な寒波による休校で、ピッキオさんとの交流も中止せざるを得ない状況でした。
幼児児童は、久しぶりの読み聞かせをとても楽しみにしていました。
小学部の1冊目は「ピヨピヨスーパーマーケット」でした。買い物学習をしたばかりの児童にとって、身近で親しみをもって聞き入っていました。
2冊目は、「おだんごぱん」でした。おじいさんとおばあさんの家を逃げ出したおだんごぱんが、うさぎやおおかみからも歌を歌って上手に逃れますが、最後にきつねに食べられてしまいます。ピッキオさんの歌が面白くて、笑顔がはじけました。
3冊目は、「おおかみのおなかのなかで」でした。おおかみに食べられたねずみが、おおかみのお腹の中であひるに出会います。怖かったはずのおおかみのお腹の中が、居心地の良い場所になり、結末にクスっと笑える1冊でした。
幼稚部さんは「ぼくおおきくなるからね!」「とんでもない」「おうさまのおべんとう」「どうやってねるのかな」「ピヨピヨスーパーマーケット」の5冊を読んでいただきました。1年間で大きく成長した4人は、「ぼくおおきくなるからね。」に自分を重ね、釘付けでした。
最後にピッキオさんから、幼児児童一人一人に、卒業おめでとう、進級おめでとうのカードをいただきました。会津校からは、1年間の読み聞かせの写真を添えた感謝のカードを贈りました。
ピッキオの皆さん、今年度もありがとうございました。4月の読み聞かせが、今から待ち遠しいです!





3月11日、東日本大震災で被害を受け、犠牲になった方々への鎮魂の気持ちを込めて、給食後に、各学級で黙とうをしました。
小学部の児童も幼稚部の幼児も、東日本大震災後に生まれた子どもたちです。
幼稚部さんはイメージもつかないと思いますが、児童集会で教頭先生から大きな地震があったこと、大津波でまちが流されてしまったことなどのお話を聴いて、福島県で大変なことが起きたことは感じていました。
小学部の社会科では自然災害の学習で、地震や津波などの被害や対策について学びました。
特別な教科 道徳でも、震災や復興への取り組みについて学びました。
震災を体験はしていませんが、震災や原発事故後の福島を担っていくための知識を身に付け、思いをつないでいく力が芽生えています。



小学部児童は、リオン・ドール駅前店に集合し、調理学習で使う材料の買い物をしました。
事前学習で自分が何を買うのかを確認していたため、店内に入ると早速探し始めていました。
たらこやツナ缶、ラップフィルムを買うとき、どちらがお得かを考える様子も見られ、家庭科で学習した賢い消費者さながらでした。
その後、路線バスを使って、會津稽古堂へ向かい、幼稚部と合流しました。
今回は、會津稽古堂のクッキングスタジオを借りて、自分たちでおにぎりとみそ汁づくりに挑戦しました。
一人一人がお米を研ぐことから始めました。
幼稚部の幼児は、たまねぎの皮をむいたり、ツナマヨを和えたりしました。
小学部は、具材を包丁で切ったり、みそ汁の水やみその分量を量ったりしました。
そのあとは、好きな具を選んで一人一人がおにぎりをにぎりました。
自分たちで作ったおにぎりは、とてもおいしかったそうです。「しあわせ~」という声も聞かれました。
最後の振り返りで、一人一人が自分が食べたおにぎりの具を発表し、「おにぎり人気ランキング!」が決まりました。
今回は「たらこ」が一位でした。からあげやサケフレークも人気が高かったです。
幼稚部も小学部も、積極的に活動することができた、楽しくておいしい校外学習でした。





3月3日は、桃の節句、ひな祭りでした。
校内では、2月に幼児児童みんなで、協力してひな人形を飾りました。
優しくそっと運び、行事絵本を見ながら試行錯誤して、人形やお道具を並べていました。
「ぼんぼり」「びょうぶ」「三人官女」「五人囃子」など、「ひなまつり」の歌に出てくるものに気づいた幼児もいました。
人形を飾った日には、欠席のお友達もいたので、全員がそろった日に記念写真を撮りました。
お内裏様とお雛様と同じようにすました表情が素敵です。
3月3日の給食は、ひな祭り献立でした。
ちらし寿司にすまし汁で、女の子の成長を祝いました。
女の子にも、男の子にも、嬉しいひな祭りになりました。





平校の幼稚部年長児との「架け橋期 オンライン交流」を行いました。
年長児が、小学部の生活についていろいろな質問をし、会津校の1年生がそれに答えるやりとりを楽しみました。
昨年度の幼稚部交流以来の久しぶりのやりとりだったこともあり、とても賑わいました。
平校の年長児から出た質問は・・・
「一番好きな勉強は、何ですか。」「国語、算数、図工のほかに、どんな勉強がありますか。」
「ランドセルの中には、何を入れていますか。」「登校までは、家で何をしていますか。」などなど。
会津校の1年生は、自分の生活を振り返りながら、優しく丁寧に伝えており、「お兄さんになったなぁ。」と、この1年の成長ぶりを感じることができました。
平校の友達は、1年生とのやりとりで、4月から始まる小学校生活にわくわくどきどきしてくれたかな。
楽しいオンライン交流を、ありがとうございました。



