日誌

平成30年度日誌

本分校交流会(3年生)

6月15日(金)は、聴覚支援学校本校にて3・4年本分校交流会を行いました。

今回の交流会では、各校でそれぞれに決めてきた活動「フルーツバスケット」「おにごっこ」「色おに」

「サッカー」で遊び、交流を深めました。友達と会うのは1年ぶりということで始めは緊張した表情でしたが、

遊びの時間になるとみんな夢中になり自然と笑顔も見られました。

会津校の3年生は「色おに」の担当ということで、みんなの前でルール説明を行いました。

前もって練習していた手話を思い出しながら落ち着いて臨むことができました。おわりの会でも友達と

一緒に司会をするなど、自分の係の仕事にも真剣に取り組んでいました。

同年代の友達と大人数で遊んだり、役割分担をして会を進行したりと、会津校だけではできない経験をする

良い機会となりました。

父の日のプレゼントづくり

6月17日(日)は父の日ということで、幼稚部では、大好きなパパにコースターを作ってプレゼントしました。

色水遊びで染めた和紙をちぎって、牛乳パックに貼ったコースターは、コップを置くのにピッタリ!

パパの好きな飲み物で、「かんぱ~い!!」して欲しいです。

上手にできたので、自分たちも完成を祝ってジュースで「かんぱ~い!!」パパも喜んでくれたかな?

 

 

                  

芸術鑑賞教室

6月13日(水)に小学生芸術鑑賞教室に参加し、劇団前進座による演劇公演「龍の子太郎」を鑑賞してきました。

会場の風雅堂には市内の小学生が大勢集まり、人の多さに戸惑いつつも、会場に入るとこれから始まる劇に

期待いっぱいの2名でした。

 

児童達の聞こえに配慮し、最前列に席を設けていただきました。ステージが目の前であるため、演者の声が

聞こえやすく、かつ表情や動きがよく見えてあらすじをつかみやすかったようです。

幕間に物語の内容についてやりとりすると、特に高学年は細かい部分も聞き取っていたことがわかりました。

帰校後の話し合いを通して、龍になってしまった母親と子どもが再会を果たす場面や、母親が元の姿に戻って

子どもと抱き合う場面が強く印象に残り感動したと感想を聞くことができました。上質な舞台芸術の鑑賞を通して、

児童たちは様々な思いをもったことが、後日の感想文からも伺えました。

鑑賞にあたり、配慮をしていただいた主催者の皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

幼稚部交流:会津校へようこそ!

 

 

毎週楽しみにしている幼稚部の週1回の交流活動ですが、

今回は子どもの森の年長組のお友達が会津校に来てくれました!!

校門でみんなを出迎え、「どうぞ~」と校内に案内しました。「先生(のお部屋)=職員室」

「お客さん(のお部屋)=会議室」などと校内の案内も上手で、子どもの森のお友達は興味津々で見て回りました。

お友達からは「どうして椅子にテニスボールついているの?」(防音対策)、「なんか光ってる!!」

(チャイムと同時に緑のランプが光り、視覚的に知らせる)など、聴覚支援学校ならではの、設備などに関しても

質問が出て、5歳児も「し~」(静かになんだよ)、「ピカピカ」(光るんだよ)と張り切って教えていました。

 賑やかに遊んだり、図書室で一緒に読書をしたりと、楽しいひとときを過ごしました。

第2回全体自立活動:手話による読み聞かせ

6月5日(火)5校時に第2回全体自立活動がありました。今回は手話による読み聞かせを通して、

手話表現で大切なことを学ぶことがねらいです。

手話通訳問題研究会の方や聾者が来校し、「十二支のはじまり」「ももたろう」を演じてくださいました。

当日は6年生が体調不良のため欠席でしたので、児童は3年生一人でしたが、目の前で繰り広げられる物語の世界を

じっくり楽しんでいました。

  

その後、参加者全員で感想を話す時間を設けました。

様々な動物が登場する「十二支のはじまり」では動物によって表情が異なっていたことや、体全体を使って表現する

こと、牛の表現では重量感が感じられたことなど気づきが発表されました。

「ももたろう」は手話のみで表現されましたが、空間を広く使って情景がわかりやすく、動きに気持ちを込めて

おり、聾者の表現力がとても魅力的でした。話し合いの場ではやや緊張気味の3年生でしたが、表情が大切だと、

自分の気づきを皆さんに伝えることができました。児童だけでなく参加した大人も手話表現の面白さやすばらしさに

触れることができました。

全校生4名の運動会!

6月2日(土)、聴覚支援学校会津校の体育館で運動会がありました。

今年度も会津大学短期大学部の学生ボランティア15名の協力をいただきながら、

地域の方々にも大勢おいでいただきました。

午前9:00。6年生、3年生、幼稚部5歳児、4歳児が、保護者や

ボランティアの皆さんと堂々の入場をしました。

  

毎年恒例の紅白玉入れや大玉転がしをはじめ、今年度は長縄跳びの回数を競う

競技も登場しました。また、幼稚部、小学部それぞれのダンスの発表もあり、

会場の皆さんからたくさんの拍手を頂きました。

幼児児童一人一人が、いきいきとこれまでの練習の成果を発揮しており、

お客様からたくさんのお褒めの言葉を頂きました。

 

最後の運動会となった6年生の最後まで力の限り体を動かして活躍していた姿が印象的でした。

その姿を一番近くで見てきた3年生も「今年は白組負けたけど、来年は勝ちたいです。」と

意気込みを話していました。

最後は全員での会津磐梯山踊りを楽しみ、地域の方々と共に一人一人に笑顔が見られた大成功の運動会でした。

保護者の皆様、地域の皆様、たくさんのご協力と声援をありがとうございました。心より感謝申し上げます。

第1回愛校活動

5月24日(木)、第1回愛校活動(花壇の手入れ)を行いました。当日は、

幼稚部、小学部それぞれ1名が欠席だったため、いつもより人数が少ない中での

活動でしたが、同日から始まった介護等体験の大学生も交えて皆で協力して実施しました。

春先に咲いたチューリップの球根を掘り起こし、腐葉土を入れてからマリーゴールド、ベゴニアの苗を植えました。

チューリップが終わってさみしかった花壇に彩りが加わり、活動後に6年生が、

「きれいに咲いてくれることが楽しみです。」と話していました。

 

 

幼稚部4歳児も球根を取ったり、腐葉土の袋を運んだり、水やりをしたりと積極的に活動に参加していました。

活動途中に小さなかたつむりを見つけて、学級で飼っている大きなかたつむりのかごに入れることにしました。

手に取ることをこわがっていたのですが、「どうしよう・・・・・」「そうだ!」と先生とやりとりをしながら、

棒きれを使って無事に入れることができていました。

これから色鮮やかになる会津校の中庭が楽しみです。

3年生 居住地校交流運動会

20日(日)は坂下東小での運動会に参加してきました。3年生ということで今年度からは午後までの参加となり、

『100m走』『フルーツショップ坂下(チャンス走)』『バブリーダンス』

『トンネルをぬけるとそこは・・(全校種目)』『ダンシングヒーロー』等、たくさんの種目に参加してきました。

  

練習回数こそ少なかったですが、練習の内容を思い出したり、友達に教えてもらったりしながら、

1つ1つの種目に一生懸命取り組んでいました。また、待ち時間には児童席で6年生先導のもと応援が行われて

おり、赤組の一員として友達と一緒に声を出して応援する姿もみられました。運動会のことを振り返った日記には

「みんなが頑張っていたのでぼくも一生懸命頑張りました。」「4年生になったら絶対に入賞を目指して頑張りたい

です。」と書かれていました。集団の一員としてみんなと力を合わせて頑張るという、とても良い経験を

することができたように思います。

6年生 居住地校交流運動会

5月20日(日)に居住地校交流を行っている松山小学校のみんなと一緒に運動会をしました。

雨のため順延となりましたが、当日は素晴らしい天気のもと、松山小学校の6年生と150m走や

さがしものは何ですか?(借りもの競走)で競い合ったり、力を合わせて騎馬を作り松山原の戦い

(騎馬戦)を行ったりしました。

  

また、係の仕事も一緒に行いました。準備係として、

休む暇もないくらい準備と片付けに走りまわり、一所懸命を自分の仕事に取り組んでいました。

松山小学校6年生の「最後の運動会」という強い気持ちを感じ取り、応援合戦や最後の紅白リレーでは、

声がかれるくらい大きな声をだして運動会の歌を歌ったり応援したりしていました。

また、4~6年生による鼓笛パレードでは、全員の息の合った行進や演奏を見て聞いて感動していました。

これまで一緒に運動会を行ってきて、いろいろな経験を積むことができました。

今回は最後の運動会となり、今までの学習と経験のまとめとして、素晴らしい姿や成長を感じる場面を

たくさん見ることができたと思います。

幼稚部:交流開始!

幼稚部もいよいよ今年度の交流及び共同学習が始まりました。

引き続き、近隣の子どもの森さんのご厚意で週1回程度一緒に遊んだり、運動会や発表会の行事に参加

させていただいたりする予定です。

 

第1回目の5月16日(水)は、年中組は広い園庭で裸足になってのびのびと遊び、年長組は畑での活動でした。

4歳児が自己紹介をすると、お友達も「おはようございます」「よろしくお願いします」と手話で応じてくれて

とても嬉しそうでした。久しぶりとは思えないほどみんなと馴染んで遊んできました。

 

5歳児には、3年目の友達が慣れた感じで声をかけてくれたり、初めての友達が「やっと同じ組だね」と

喜んでくれたりと、嬉しい再会となりました。

これからの活動がとても楽しみです。